かつては信仰の山、今はハイキングの山として親しまれている御岳山。
その 「奥の院」 は御岳平からみると三角にとがった山、
ハイキングというより、登山の領域になりましょうか。
奥多摩線、御岳駅からバス10分、ケーブルに乗って6分で御岳平(830m)につきます。
御岳神社は下からお参りをして、長尾平、天狗の腰掛松からいよいよきつい道に入ります。
木の根道がつづきました。
「5月10日頃、シロヤシオが咲きますよ。昨年は全く花がなかったから、今年は期待できます」
・・・とビジターセンターの人が自信をもって言うから、山友達を誘って5人で来たのに、
目を皿のようにして探して、やっと2つ3つ。 花は今年もお休み? 結構気まぐれですね。
急登で奥の院頂上についた。社があって、あまり展望はない。急下降して、鍋割り山(1084m)
芥場峠をすぎて、高岩山の展望台で昼食にしました。
都心に一番近い 「深山」 です。
「花の百名山」 の田中澄江さんは、
「武州御岳は、木曽御岳より、秩父御岳より花が多いとわたしは思う」 とおっしゃいますし、
「高尾山よりずっと花の多い山だ」 とも仰いますが、、、 比較は難しいんじゃないですか??
「東京の奥入瀬」 と言われるロックガーデン
シロヤシオの感激は味わえませんでしたので、「新緑を愛でる」山歩きにシフトしました。
苔むした岩と渓流が美しい、水辺の可憐な花がかわいい、緑滴る「我が奥入瀬」 です。
山道を5時間歩きました。 みなさん、足慣らしになりましたか??