はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

小笠山・六枚屏風

2015-06-14 11:22:34 | 低山歩き
歩行記録                                                          H27-6-13(土)
歩行時間:4時間10分   休憩時間:1時間25分   延時間:5時間35分
出発時刻:8時20分     到着時刻:13時55分
歩  数: 20、829歩(推定距離15.6km)    GPS距離14.2km
行程表
 掛川駅 1:00> 登山道入口 0:25> 六枚屏風 0:15> 小笠山 0:10> 小笠神社 0:30> 分岐 0:15> 林道合流
 1:10> 掛川駅 0:25> 掛川駅

                         小笠山・六枚屏風観歩記
 6月の知人との低山歩きで小笠丘陵の六枚屏風に行って来た。タイミングよく梅雨の合間で晴れたのは良かったが、
風がなく若し暑い日で、距離や標高は低くかったが高齢者には結構辛い歩きにになってしまった。

 月1回のこの低山歩きを始めて2年近くなるが、仲間を少しでも喜ばそう、感動させよう、興味を持たそう、と毎回別の
場所を歩いて来た。だが千葉山の杉の巨木を見ても、静岡空港で離着陸する飛行機を真下から見ても、海に浸食され
崩れ落ちそうな鉄道遺跡を見ても、はたまた眺めの良いと自負している場所に行っても中々感動してくれない。
歳と共に感動する気持ちや好奇心が無くなったのだ、と仲間を貶していたのだが、それが今回は違った。やっと興味を
露わに示してくれたのだ。

  
                                     六枚屏風

 その場所は小笠丘陵の六枚屏風です。
縦走路から一段下がった沢に下る道では 「こんな道を歩かせるのかやぁ」 と冗談半分に非難しながらも、入口に立つと
俄然興味深々となり 「中に入れるのか」「危なくないか」「上から何か落ちてこないか」 とか質問をしてきた。

 毎回事前に手渡すコース案内に 『今回のコースの目玉は、何と言っても「六枚屏風」です。幅60cm、高さ10m以上の
谷間が奥に続く六枚屏風は、長い年月を掛けて、沢が岩を削り作り上げた作品で、一見の価値があります。
以前は一部の人しか入る事の出来なかった所ですが、今は標識やロープも設置され、誰でも見学できるようになっています。
標高264mの小笠山ですが、地形が複雑に入り組み、切り立った崖や絶壁が各所にありますが、登山道は整備されていて
安全に歩くことができます。』 と書いておいた。

 六枚屏風の奥に入った皆の感想は 「高さは10mではなく15mはある」 「奥行きは30m位ある」 でしたが、「六枚屏風の
六枚の意味は分からなかった」
そうです。
感動しにくい年寄り連中が喜んでくれたのだから間違いはありません。初めて見た人は必ずや驚いてくれると思います。
是非一度行ってみてください。掛川駅からのコースは前回説明しましたので、こちらを参考にしてください。

          

 昼飯を食べていた小笠神社で気が付いた物があった。
つい最近まで世間を騒がしていた寺や神社に油を撒く事件。その痕跡らしきものが床や天井に点々と付いていた。
まさかと思うが多分間違いないだろう。前回3月17日に来た時は気づかなかったが、有ったのだろうか?

          
             アケビ                           ?

 まだ青く固いアケビが二つブル下がっていた。食べごろに来てもあるかな?

 遠くから見ると茶色の大理石のように見えるが何だろう? 近づいて見ると石ではなく茶色のビニールシートに包まれた
木の根っこのようだった。一体何のため? シートに貼ってあった紙には
「燻蒸処理済 平成27年度大知波外造林請負事業(衛生伐) 農薬の種類:NSC 燻蒸処理日6月1日」とあるが意味は
分からなかった。こんなのが3ヶ所に有ったが一体何でしょね。

 

 ゴールの掛川駅で掛川城のユリを見に行こうと誘ったが、賛同は得られず一人で行ってきました。
ユリは最盛期のようだったが、何か例年より花の数が少ない様に感じたが定かではない。

          

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