はぐれ遍路のひとりごと

観ながら歩く年寄りのグダグダ紀行

大崩:旧石部隧道坑門跡

2014-09-22 11:20:17 | 低山歩き
                                         歩行月日 H26年9月20日(土)
 近所の人と用宗駅から大崩海岸にある旧石部隧道坑門跡を見学して、カンポ尾根の石部峠からカンポ下経由で
焼津駅まで歩いてきました。
どんよりとした曇り空で富士山は薄っすら否ボンヤリ見えるか見えないの程度の日でした。

 今年の春来た時は何の表示も無かった旧石部隧道鉄道遺跡の旧150線の入口にこんな看板が立っていた。
         
  地元の石部地区の鉄道愛好会が立ててくれた看板で「旧石部隧道坑門跡」となっている。
今までここの呼名はHPにより色々あり、私も勝手に大崩鉄道遺跡と云っていた。だがこれからはこの看板の
旧石部隧道坑門跡を使う事にしよう。でも書く時はいいが、喋るときはチョット長過ぎて言いにくそうだ。
看板には英語表記もあり、こちらは「Historical Site OLD SEKIBE Raiway TONNEL」と書いてある。
直訳すれば「旧石部・鉄道トンネル史蹟」となりそうだが、こちらの方が言いやすいし聞きやすい気がする。

 坑門跡の入口になるガードレールの間に、何故かロープを張ってあった。きっと入口の目印だろうと勝手に解釈して
道替わりの水路を下る。春にはこの水路にはロープがあったが今は無い。古かったので撤去したのだろう。

         

 海岸に降りる梯子は健在だったが、春には笹や雑草が生茂っていて通れなかった所が、すっきり除草され歩ける
ようになっていた。これで容易に坑門まで行く事ができる。

         

 トンネルの中も以前は足の踏み場もないほど散らかっていた残骸も、トンネルの脇に整理されていた。
これらも鉄道愛好会の人達がやってくれたのだろう。
マー、後は春見た時と同じ景色だったので詳しい事は こちら をご覧ください。

 旧150号線から石部峠の山道は夏の間は余り人が歩かなったのか、春より大分荒れていた。
それでもこの道は森の中の暗っぽい道なので雑草が少ないので助かる。その代り蜘蛛の巣は勿論、蚊の襲撃を
受けなければならないが。

 
                 クズ(葛)                          クサギ(臭木)

 石部峠に着いてしまえばカンポ下までは先週と特に変わった事はない。
しいて言えばクズやクサギの花が盛りを迎えていた事ぐらいか。
そうそうクサギの名前の元になった臭いを嗅いでみようと、葉を揉んで嗅いでみたが、植物辞典で言うほど嫌な
臭いではなかった。尤も決して良い香りではないが。

 今回は距離は短く速度も遅かったので何の支障もなく焼津駅に到着。
まだ前回の学習知能が残っていたので乾杯はしませんでした。