アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

壊れていく民主党

2010年07月16日 19時53分27秒 | Weblog
 昨年の衆議院選挙で民主党が勝ったのは、自民党へのNOが流れただけで、積極的に支援したからではない。今回の参議院選挙で自民党が勝ったのは、民主党じゃダメだという票が流れただけのこと。だって、自民党は何もしていない。谷垣さんは、自転車で転んだ以外、何をした。だから、自民党は解散総選挙を声高に繰り返すのはやめた方がいい。みんなの党に民主と自民へのNOが流れていくだけだろう。何故なら、みんなの党は明確さと強さがあるように感じるから。渡辺代表の髪をちょっと立てているところも、他の政治家にはない、面白みがある。
 それにしても、民主党ってのは、所詮は寄せ集めなんだなと思う。バラバラ。そのバラバラが選挙の後、不協和音の中でさらに増している。
 党内で十分な議論をしないで、消費税を持ち出したのは管さんが悪い。演説の中で低所得者には還付するという、その年収の額が変わっていたのもまずい。火事になって、バケツで水かけてるようで、ああアホ、と、思ったものだ。そして、選挙で負けると、消費税が影をひそめる。一体お前には信念があるのか。
 そして小沢グループの代表選に向けての動き。民主党が今回ソッポを向かれたのは、管さんの消費税よりは、小沢、鳩山体制へのNOだったと思う。加えて、選挙中の小沢発言に見えた無責任さ。
 IMFが消費税15パーセントを突きつけた。それは日本の政治、政治家達への通信簿で、落第とされたのに等しい。もはや陣取りゲームに興じる時ではない。性根を据えてかkるべきだ。
 たちあがれ日本を立ち上げた時に、老人を擁護する発言があった。誰も老人を批判してはいない。それまで政治にタッチしてなかった人達ならいざしらず、今をつくりあげた老政治家に何が望まれるだろうか。時代はあなた達に何も求めない。

 民主党は解体されてよい。自民党も解体されてよい。そこで、みんなの党を含めた形で、新党をつくる。小沢グループなし。自民の年寄りなし。明確な指針と行動、それで信頼される政治家集団をつくって欲しい。

 もう政治家のゲームにはウンザリなのだ。