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暮らしを美しくするコツ 暮らしの手帖

2019年09月16日 | 人生の知恵
「掃除は科学」とこの本は言い切る。掃除の前には、汚れの性質を考え、酸性かアルカリ性かを見極める。適した洗剤がそれによって異なるから。例えば、トイレや水まわりの白っぽい汚れはカルキなどのアルカリ性だからクエン酸で、台所の油汚れなどは酸性だから重層や石鹸で落とすのが基本なのだそうだ。

トイレのにおいの大元は男の小便なので、クエン酸を便器の回りにスプレーすると飛び散った匂いの元を中和してくれる。また、クエン酸を染み込ませたトイレットペーパーを湿布のように便器の内側に1時間程度貼り付けた後にトイレブラシでこすれば、黄色や黒い汚れはきれいに落ちる。

逆に、重層が役立つのが浴室。壁や床は、重層を降りかけたスポンジで洗う。カビは弱酸性の環境を好むから、弱アルカリ性の重層を苦手とする。市販のカビとり剤なしでも簡単にカビ対策ができる。鏡のくもりやくすみは石鹸かすやカルキがこびりついたものだから、これはクエン酸で対処。

台所のシンクも、クエン酸水200mlに塩大匙半分を溶かした溶液を全体にスプレーしておくと雑菌が繁殖しにくくなる上にニオイも減る。

なによりも、掃除や収納は、部屋をきれいにするだけでなく、心もち一つで心を清めて自分の輝かせてくれる魔法になる。掃除とは、毎日欠かさず、自分をぴかぴかにきれいに磨く手入れだと。掃除をしようと決めたら、始める前にその日の計画をたて、長くても2時間として、どこをどの程度やるかを決めるのが長続きするコツなのだそうだ。

役立つコツと心構えの両方が学べる本でした。
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