goo blog サービス終了のお知らせ 

お愉しみはココからだ!!

映画・音楽・アート・おいしい料理・そして...  
好きなことを好きなだけ楽しみたい欲張り人間の雑記帖

卵焼き餃子

2007年02月25日 | My Diary
9歳の長女と晩御飯を作る。昨日の晩御飯も手作り餃子だったので二日連続の餃子作りとなったが、今日の餃子はは小ぶりの薄皮卵焼きを皮に使った変わりモノ。薄皮の卵焼きを作る道具は玉杓子。

溶いた卵を玉杓子に流し込み、コンロの火にかざしながら薄皮の卵焼きを作る。半熟の状態で具を入れて、半分を折り返して餃子の形に整える。数ができたら、すべてを大ぶりの鍋にいれて、水と日本酒を加えて蒸し焼きにして完成。ご飯の上に載せ、醤油・黒酢・ごま油の合わせダレを掛けまわして出来上がり。具は、鶏肉とえび、みじん切りしたねぎと椎茸だけだったが、なかなか味がよろしかったです。特に、蒸し焼きにしたことで薄皮卵焼きがふっくらフワフワになって、中のえびのプリプリぶりとの対比がすばらしい食感となっておりました。

玉杓子で一つ一つづつ作る分、時間が余計にかかって大変ではあるが、子供と一緒に愉しみながら作るには大きな失敗もなく、とってもお手頃な料理でありました。

卵の炒め料理

2007年02月17日 | My Diary
料理研究家の山本麗子のビデオテープを昨夜見る機会があり、そこで紹介されていたレシピがあまりに美味しそうだったので、今夜の夕食は自前の手料理となった。

【茹で豚】
生姜焼きに丁度良さそうなちょっと厚めの豚肉とエノキダケを熱湯で茹でて、醤油大匙3、日本酒大匙3に砂糖少々(本当は紹興酒のはず)、梅肉とガラスープ少々で作ったタレに絡めて、乱切りしたキャベツの上によそう。豚肉はゆでる前に片栗粉をまぶしておくということ、タレにはみじん切りニンニクを入れるというのがレシピだったのだが、片栗粉が手元になかったので割愛したのと小学生の子供にも食せるようにニンニクを梅肉に切り替えました。

【卵と木耳とトマトの炒め物】
水に十分に戻した木耳とトマトを炒め、予め炒めておいた3個分の卵と一緒に炒める。味付けは醤油大匙1、日本酒大匙1に砂糖少々(本当は紹興酒)、オイスターソース大匙1。十分に熱した大目の油で炒めると卵がふんわりと出来上がる。これは新しい発見だった。

熱を加えたトマトから甘みが出て木耳の食感ととってもマッチしていて、メインであったはずの茹で豚よりも上等な料理になっていた。

志楽の湯

2007年02月12日 | My Diary
南武線の矢向という駅に『縄文天然温泉』と銘うった温泉があるので家族で行ってきました。矢向という駅は川崎駅から何と2駅という場所にあり、私とって「川崎」とは小学校時代に習った京浜工業地帯の代名詞でもある地名であるので、そんなところに健康に宜しい温泉があるなんて意外でした。

泉質はナトリウム塩化物強塩温泉で、超・高張性 というのが売りであるらしい。パンフレットによると

温泉は溶け込んでいる成分の総量(濃さ)によって人体への浸透圧が違ってきます。(中略)志楽の湯は27750mg/kgの超・高張性です。濃度が高ければ高いほど、成分が体内に入り込みやすくなり、体内のミネラルなどの成分が濃縮されます。そして水分(汗など)が体内から出て行き、便や尿で排出されなかった老廃物や有害成分などの毒素も排出される、デトックス効果も期待できます。

湯船に浸かって顔をお湯でぬぐうと、塩っぱいのが判る。舐める気がなくても、唇についた湯でそうと判るほど。しばらく湯に入っていると皮膚がピリピリとしてくる。これも塩のせいだろう。私の顔は、おでこと鼻が脂性で口周りは乾燥肌なのですが、一日経っても顔の皮膚がしっとりしており、おでこと鼻に脂が浮いてこない。それほど超・高張性の湯は効果がありました。

内風呂と露天風呂の他に、味噌樽を風呂桶にした味噌樽風呂、ドライサウナと水風呂があって、休憩所も広々としている。何よりも良いのは、休憩所で休んだ後でも風呂に入っていけること。休憩所は2箇所で奥エリアは混み具合によって開放されるらしい。手前にある通常の休憩所は食べ物や飲み物が取れて子連れの湯上り客が休んでいるのでそれなりの騒々しさはあるが、広くて静か。カーペットの上で数人が寝転んで休んでいた。寝ていた人もいるかもしれないほど静かな休憩所でした。マッサージもあり、女性向けだけのサービスとしてリンパセラぴーなるものもあります。

次は、昼前から行って風呂を愉しんだ後に好きな本を読みながら休憩し、また風呂に入る、ということを繰り返して一日リラックスして過すことにしようと決めました。岩盤浴も良かったけれども、コストパフォーマンスと気分を考えると、とってもお値打ちなスポットでした。

蓬平温泉

2007年02月02日 | My Diary
業界の会合があったので新潟県長岡の蓬平温泉に行ってきました。震災で有名になった山古志村の近隣の温泉地です。会合は和泉屋という旅館で開催されたのですが、勉強会と懇親会の間の自由時間を利用して温泉を愉しませてもらいました

いくつか湯殿がある中で旅館の人が薦めてくれたのが奥にある露天風呂。前日に降って積もった雪を見ながら、露天風呂でのびのびと体を伸ばす。十分に温まったら、積もった雪を手に取って体に押し付けて雪の冷たさを愉しむ。そして再度風呂に体を浸す。逆上せる寸前までこれを何度か繰り返す。久しぶりの冬の温泉を、短時間ではありましたが堪能できました。

こんな感じの露天風呂でした

他の人たちは泊まりだったのですが、私と会社の人間は日帰り。やはり、もっと温泉をゆっくりと愉しめるように泊まるべきだった。

Berry cafe

2006年11月26日 | My Diary


所用で南青山を歩いていたら、とっても派手で美味しそうなケーキをディスプレイしている店が目に入りました。ふらふらを引き寄せられるように店に入り、出てくる時にはしっかりと4種類のケーキを買っていました。しかも1ピースが700円から850円する高いケーキを。

2階にはお買い上げしたケーキを食べられるエリアもあります。イチゴやブルーベリー、ピーチなどをてんこ盛りした見た目もリッチかつ愉しめるケーキで甘さも上品です。台のタルト生地もサクサクしつつもしっかり噛み応えがあって、4つで3300円でも惜しくはないケーキでした。

東洋陶磁美術館

2006年11月25日 | My Diary
旧安宅財閥が蒐集した東洋陶磁器の名品が寄贈されて、一般人にも見られるようになっている大阪市立の美術館です。500円という手頃な入場料にも係らず、入場者数は多くなくゆったりと見学することができました。

統一新羅王朝から高麗、李氏朝鮮時代の陶磁器を中心に、漢時代から明時代の中国、そして日本の陶磁器が展示され、中には国宝もチラホラ。ちょっと前になりますが、本当の金持ちはスケールの大きさと上流階級の趣味の良さを併せ持っていたのですね。それに比べてホリエモンに代表される昨今のネットバブルリッチたちは...などと思ったりしたものです。

私としては、高麗時代の青磁が好きだったな。派手さはないが、簡素な中に上品さがあって、見ていて見飽きない。2対の小さな青磁彫刻は可愛らしく、日常品にも遊び感覚や上質を求める真の上流人の贅沢さがこんな名品を生むんですね。

童女形水滴童子形水滴という作品らしいです。快楽や贅沢が富を生み出す、というヴェルナー・ゾンバルトの「恋愛と贅沢と資本主義」が思い出されました。

青磁瓶という何とない非常にシンプルな青磁の瓶の肌の美しかったこと。真の金持ちはこんなものを夜な夜な眺めたり磨いたりして、時間を過ごしていたんでしょうか。

一番気に入った作品は「油滴天目茶碗」という茶碗。何と国宝です。茶碗の内外に金・銀に輝く斑文がびっしりと現れていてとっても瀟洒かつ豪華ですが、決して派手で悪趣味ではない。ボランティアの説明員によると、中国ではこの手の偶然のなせる業は尊ばれないのだとのこと。人間が計算して生み出した結果の美が珍重され、偶然という事故から生まれて再発不可能な美は美と看做されなかったが、日本は逆に偶然という自然が生み出す美を珍重したのだそうです。斑文もさることながら茶碗全体の濃緑色に見える黒っぽい色が深みがあって格別に綺麗だった。

皆が中流の社会も悪くはないが、後世に美を残すという点では桁外れの超金持ちが必要なのですね。ここで又、「第三の男」でオーソン・ウェルズが吐いた名台詞が思い出されましたね。

大阪市立東洋陶磁美術館 > http://www.moco.or.jp

岩盤浴

2006年11月11日 | My Diary
デトックス効果オープニング記念割引 につられて岩盤浴を体験してきました。加齢臭が気になるこの頃、体内毒素の排出に関心があって、週末には自分で作ったニンジンジュースとヨーグルトを朝食とし、10月は一ヶ月間大好きなコーヒーを止め、野菜は多めに摂って、その上ビタミン・ミネラルのサプリメントも手放さない、そんな生活を数ヶ月間やっています。

そんな時に通勤電車内広告で自宅から3駅離れたところにある岩盤浴施設があることを知り、出張帰りの疲労回復のためにも好かろう、と昨日の帰り道に決心しました。

作務衣に着替えて薄暗い浴室に入ると、温度の低いサウナに檜の香りを付けたようなモヤッとした空気。4つある岩盤ベッドのひとつに大きめのバスタオルを敷き、枕部分にフェイスタオルを敷いて5分うつ伏せ、10分仰向きに寝転び、汗が出てくるのを待ちました。この5分うつ伏せ、10分仰向きを5分の休憩を挟んで2・3セットするのだそうだ。

サウナのような大量の汗がすぐに出てくることを想像していたのですが、最初の15分では体が温まってじっとりと汗ばんでくる程度。5分の休憩中に水分を補給してから、もう一度5分のうつ伏せと10分の仰向き。今度はジワッと汗が出てくる。サウナと違って耐えられない熱さではないから、そのままもっと寝転んでいられたが、入浴前の使用説明を思い出して、15分に一回は5分の水分補給休憩。3セット目にはだいぶ汗が出るようになってきた。

ゆっくりと汗をかくことで血漿中の必要養分を残すために、汗の質がサラサラしているのが特徴と解説にはあったが、そのとおりでべたべたした汗ではない。入浴後には、分泌した皮脂とサラサラ汗が混じり合って天然のクリームとなるからシャワーを薦めないという張り紙がシャワー室の前にあったので、シャワーを使うことなしにタオルで汗を拭きつつ着替え。体の芯から温まったようで、着替えてから休憩室で休んでいる間も額から汗が出てくる。決して不快な汗ではなく、確かに宣伝どおり。

マイナスイオン効果もあるとのことで、願わくば80分より長く入浴できるようにして欲しかったな。そしてサウナのようにマッサージのサービスも付いた休憩施設をもっと充実させて入浴後もゆったりと過ごせるようにして欲しいな。大半の岩盤浴施設は女性専用となっており、男性が使える施設はサウナより遥かに少ないが、私が出る頃には残りの3つの岩盤ベッドは埋まっており、それなりに男性利用者も出てきているようだ。

追加:岩盤浴に関してネット検索すると有益な情報が見つかった。
岩盤浴情報

百十の王

2006年11月10日 | My Diary
今日は10年ぶりのゴルフ。ひょっとすると12年ぶりかもしれないが、それほど長くプレイから遠ざかっていたということです。

場所は日本海ゴルフ倶楽部。鳥取県にあって日本海新聞社がオーナーだというコース。鳥取駅前から車で30分くらいでしょうか。山をどんどん登っていった場所にあります。冬場は雪が2mも積もるとのことで営業期間は限られているらしい。メンバーも多くは取らない方針らしく、プレーは私たちのコンペ一行様だけでした。

コースは全体的に狭めでしょうか。左右の白杭がやけに目に付いた他、池があちこにに配置されています。ほとんどのショートホールといくつかのロングホールでもグリーン前に小さいながらも池がありました。

が、このコースを特に難しくしているのは高麗グリーン。曲がりそうで曲がらない、真直ぐ行きそうで行かない、ブレーキが極端にかかる。プレー仲間全員が難儀してました。

私の感覚から言うと、左右に大きく曲げずに攻めればグリーン以外はそんな難しいコースではないと思う。フェアウェイ半ばのバンカーもそんなに多くはなく、狙った通りに攻めていけば、そんなに難しいコースではないと見ました。とは言うものの、どこへ飛んでいくか全く予測不明のヘボゴルファーの私は、池ポチャ1回、OB3回、スコアは3桁と惨澹たる状況。10年ぶりの初プレイにしてはまあまあかな、と自分で自分を慰めています。

RiSuPia(リスーピア)

2006年11月04日 | My Diary
長女とお台場にあるRiSuPiaに行ってきました。理科と算数に興味を持ってもらえるように、

  「理数の魅力、体感ミュージアム」

というのがコンセプトの子供と遊べる無料施設です。



東京ビックサイトの近くにあって、とても大きな建物ですが、そもそもこれは松下電器のショールームの一部なのです。プラズマTV、DVDレコーダーやナビ、その他家電製品が近未来の生活を描きつつ上手に見世物として置いてあります。

建物の真中くらいに「RiSuPia」エリアがあり、今日のイベントはミニハングライダー作りでした。発泡スチロールの翼にアンパンマンのミニチュアを糸で取り付けて出来上がり。鳥取の工業高校の先生が講師としていたのですが、教え方は上手くなかったな。アンパンマンのミニチュアに色を塗ることから始めるのですが、こんなことはハングライダー作りとは関係ないです。なぜ飛ぶのか?の解説があったのですが、子供たちには分からなかっただろうな。大人が聞いても下手くそな説明でしたから。

ハングライダー作りはとっても簡単で、ものの5分もあれが完成して、皆がその辺で飛ばし始めました。そんなに遠くまでは飛びませんが、ゆったりのんびりと飛ぶ姿は優雅です。

施設の3Fは「ディスカバリーフロア」という名前で、ここだけは有料。縦長のZaurusのような端末を首から下げて、色の3原則、確率、音を作る周波数、レンズの働きといった理科や数学の基礎知識を学べるようになっています。が、小4の子供にはちょっと難しいな。素数って聞いても理解できないし、確率もちんぷんかんぷん。色の3原色も理解ができたかどうか。それぞれのコーナーが終わるごとに、首から提げた端末をかざすと端末内のエージェントが進化するという設定自体が一番面白かったようだ。当然親子連れが多かったが、女子高校生のグループもいて、彼女たちには簡単すぎただろうな。中学生くらいが丁度良さそうなレベルだ。

長女はそれなりに愉しんでいたが、一番愉しかったのは入り口近辺にあるNintendoコーナーだったとのこと。ここではDSやゲームボーイが自由に使えて、家にはないソフトで遊び放題。決して勉強になるエリアとは限りません。

全体的な印象としては、意欲は買うけれども力不足と言ったところ。先輩格の施設としては、みなとみらいにある三菱科学館の方が遊びながら学習できる施設として上等だと思います。こちらは1時間半から2時間程度の時間を掛けての工作をしながら初歩的は科学の勉強ができるようになっています。5分対2時間では、中身が違うね。なぜ物体が飛ぶのかをもっと分かりやすく解説しながらハングライダー工作ができたら、基本コンセプトにあったイベントになっただろうにと思います。

まるで人生が髪をすりへらしてきたかのようだ

2006年11月03日 | My Diary
『アバウト・ア・ボーイ』(ニック・ホーンビィ)の主人公ウィルは、亡父の印税で働くことなくヌクヌクと暮らす36歳お気楽独身男で、後腐れない関係を求めてシングルマザーに狙いをさだめるという不埒な奴。シングルマザーの集会でイカした女性と知り合いピクニックに行くことになったが、それは勿論コブ付ピクニック。彼女の子供に加えて12歳になる友人の子供、マーカスまで一緒のピクニックは散々な初デート。マーカスを送って家まで行くと、母親は自殺未遂を図っていた。そんな出会いから、マーカスはウィルの家に毎日出入りするようになる。風変わりな母親に育てられたマーカスは、学校では虐められっ子だが、珍しい程純粋な心を持った子供。最初なウザク感じていたが、次第にマーカスがウィルの生活の一部になってくる...

読みながら、ウィルがマーカスの母親と恋に落ちて3人で暮らすようになる物語だろうと予想してしまっていたのだが、なかなかその兆候がない。終りまで30ページ程という段になっても、恋が進展する兆候が何も起こらない。予想は見事に裏切られ、これはあることを切っ掛けにマーカスが大人に成長していく姿を描いた物語りだった。さっぱりとしていて後味すっきり、それでいてホノボノとした余韻が残る終りでした。

12歳に振り回されるウィルが、マーカスと一緒にいる時の自分の姿を鏡で見て、髪が少ないことを発見して愕然となった時の台詞が上のものです。

洒落た台詞でないが、ウィルとマーカスが交互に語り部をしながら物語が進展する中愉しい台詞がいくつかあった。思わずニコリとしてしまう子供らしい奇抜な形容の仕方です。

神様が突然、数千億年前に世界を創造したころの自分にもどりたくなり、いきなり天国から降りてきて「ここにエンパイアステートビルを作っちゃダメだ」とか「アフリカの人におカネが廻らないようなシステムを作っちゃダメだ」とか「核兵器を作らせちゃダメだ」なんて言い始めるようなものだ。そんな神様には「もう遅すぎません?」と答えてやるしかない。そういう問題が起きようとしていたとき、あなたはどこにいたのですか?

ニッキーもマークも、ピラニアとコアラのように、リー・ハートリーとその仲間とは遠い関係でいられたはずだ。なのに彼のせいで、コアラは海に落ちてブラジルまで流され、ピラニアに興味を持たれてしまった。


一方お気楽オヤジ(本人はイケテルと思っている)のウィルもちょっとは気の利いた台詞を吐きます。
若い世代が犯罪や売春に走るのは、ただ単にそういった一連のことが今のオプションメニューに載っていて、エキサイティングで色鮮やかでいかにも楽しそうな輝きを放っているからだ。

映画はオリジナルとは異なり、ウィルがマーカス親子とマーカスのガールフレンド、そしてウィルが好きになった女性とその子供と一緒に、ウィルの家で仲良くクリスマスパーティをひらくところで終わります。こちらは遊び人ウィルがやっと落ち着ける恋相手を見つけて変身しそうな予感を見せるところで終りです。真の主人公がオリジナルと違っているのだが、こっちはこっちで味な終わり方をしています。どっちもOKな結末でした。

横浜市場まつり

2006年10月22日 | My Diary
横浜市が運営する魚市場のイベントがありました。その名も「横浜市場まつり」。中田市長が開会宣言して始まったのですが、混んでる混んでる。マグロ解体実演を目当てに行ったのですが、混んでいて遠くからしか見えない。市場に行くのに朝食を摂ってからいくことないので、腹減らしていったのだが、食べ物を買うのにも行列。一番人気はまぐろ丼でした。

マグロ解体ショーの後のメインステージには横浜ベイスターズの選手が出演してファンサービス。とは言っても、ジャンケン大会だけとは芸が無さ過ぎますぜ。


まぐろ切り身販売はさながらバーゲン会場のよう。おばちゃんたちがルール無視で殺到し、サクの入ったトレイを鷲摑みする。全部買うのではなく、まずキープした上で選択に入るのです。安いのか高いのか不明なのですが、熱気に煽られて2サク買ってしまいました。トロっぽい箇所と赤身で計2800円。

お目当てのマグロ丼を食べてマグロを買うと心に余裕が出てきて、ゆったりと座ったりして市場の雰囲気を味わおうという気になり廻りを見渡すとこんな感じ。比較的大人しい箇所なのですが、人はすごい。


消防音楽隊の演奏、東海大学チアリーダーの実演、大学祭の模擬店のような食べ物売り場。焼きそばやおでん、焼き鳥のほかに、市場らしく寿司や各種丼、海鮮汁、ホタテ焼きなどもある。市場の裏側にはちびっ子のための遊びコーナーまで設置され、横浜市民に少しでも親しんでもらおうという涙ぐましい努力が見られました。

圧巻は、魚クイズ。整理券をもらった人のみが参加できるのですが、賞品は生タラバガニ。12kgのものがプレゼントされていました。○×形式のクイズ勝ち抜き戦が2回行われ、長女と挑戦した私は情け無いことに一回戦で脱落。イクラがロシア語だなんでしりませんでしたよ。長女の方は、解らない問題はより多数の人が回答している方を正しいだろうという知恵の働きを見せて勝ち進むが、「日本人が最も魚を食べているかどうか」という最終問題に○と答えて、残念ながら脱落しました。これは私には×だと分かっていましたよ。最終回答に勝ち残った約十数人はここからじゃんけん大会に突入して、勝ち残った6人にはタラバカニがプレゼントされました。この時はチキショーと思ったね。

まつりの最後はお決まりの神輿。大規模バザーと言うか大学祭のような市場まつりには神輿は相応しく無いように思えたのですがね、はい...






日本民家園

2006年10月09日 | My Diary
川崎の生田緑地の中に、日本民家の展示場があります。南は鹿児島、北は岩手から集めた日本民家は計23棟。その名も「川崎市立日本民家園」。古いもので17世紀、ほとんどは18世紀か19世紀に建てられた各地各様の民家が集まっていまる展示場ですが、こんなものが首都圏にあるとは知らなかった。こんな感じです。


屋根は茅葺のものがほとんどでしたが、中には板を張って上から大石で重しをしたものもある。雨が多い時には雨漏りがしたらしい。壁は藁を土に混ぜた塗り壁。必ずあるのが土間。土を石灰と混ぜて叩き固めてあるので道端の感覚とは全く異なる踏み応え。ここに竈や洗い場、時には馬小屋まで揃っている。土間からは家族が食事をする場所、今の呼び方で言うとリビングとでもいう空間。ここには囲炉裏が設けられており、鉄瓶が掛けられるように天井から縄が下ろしてある。調理場でもある土間の隣であることと火があることが一家団欒の場所たらしめるのだろう。奥には畳かござを敷き詰めた「奥」。各地から集められた民家だけに広くて立派。柱には今では使うことができないような太い木材がふんだんに使われていて力強い。その太い柱は土中に埋め込まれることはなく、土中に半分埋められた大きな石の上にこんな感じで載せられている。地震でずれたりしないのだろうか?


難点は、窓が少ないために室内が暗いことと、あちこちに隙間だらけで密封性が乏しく、夏は蚊などの虫が入ることと冬は寒いだろうこと。素材だけを再利用して現代風に設計しなおせば、さぞかし素敵な棲家になるだろう。

私ならば、囲炉裏のある板敷きはフローリングに変身させてリビングへ。使い方は昔と同じだが、仕様は今様にする。天井が高いから照明器具も立派なものを入れられるし、広さも十分。窓は大きめの羽目ガラスを入れて眺望を確保し、床はそのままの木材に磨きを掛ければさぞかし見栄えがする部屋になること間違いない。土間の半分はそのまま土間として残して家庭菜園のための準備小屋として使って、残り半分はキッチンに改装。十分なスペースがあるので、調理台を部屋の中央に置くレストランっぽい配置にして料理が愉しめるキッチン兼簡単な食堂に使うな。奥の部屋は窓を大きめにとって書斎や各人の部屋にする。天井は屋根裏が見渡せるままにして吹き抜けでもよし、屋根裏に2階を作ってもよし。屋根裏部屋は充分な高さが確保できなさそうだから、物置兼作業部屋かな。絵を描いたり、ホームシアターなんてのも良さそうだ。屋根には太陽発電の電池を付けてエコロジーに貢献しよう。

こんな民家が海際にあって、庭先の崖を下りると遠浅のサンゴ礁が広がる青い海原が広がっているというのが、私の理想の棲家です。ライフスタイルはヘミングウェイが遺作として残した『海流の中の島々』の主人公ハドソンのようなゆったりとした気ままな生活。そんな勝手な夢を描きながら、重要文化財にもなっている古い民家を見回っていたのはきっと私だけだっただろう。

川崎市立日本民家園はこちらを参照。
http://www.city.kawasaki.jp/88/88minka/home/minka.htm

旧岩崎邸

2006年09月17日 | My Diary
上野の旧岩崎邸に行ってきました。言わずと知れた戦前の日本最大財閥、三菱家の当主の邸宅です。



入り口から左に90度曲がった140メートルの砂利道を歩いてやっと窓口に到着。90度に曲がったポイントから入り口を見たところ(左)と料金窓口を見たところ(右)はこんな感じです。さすが日本一の財閥だった家族の邸宅だけのことはあります。門を入ったらすぐに玄関という一般庶民の家とは違うのです。お屋敷までの道からして、邸宅とはこうでなければ、と思わせる立派さに期待が高まります。



140メートルの砂利道の先に現れたのが、豪勢な洋館。築ウン十年のはずなのに、その立派さたるや、やはり日本一の財閥の力がオーラのように感じられます。



洋館と隣接する和館からなる5000坪の邸宅ですが、もともとは15000坪あったという。庭のこんなに広く、庭の中ほどからみた洋館はこんなに豪華です。これでも元の三分の一の大きさというのですから、昔はさぞかし見ごたえのある庭だったのでしょう。貧乏たらしくテニスコートやバスケットコート、はたまたプールなぞとゴテゴテ作りたてずに、シンプルに庭を愉しめるように設計されているのが金持ちならではの贅沢なのでしょう。




洋館の横に山小屋風の小屋がある。なんと撞球室と書いてある。ビリヤードをするためだけに普通の家族が暮らす家よりも大きな小屋ではないか。



これは洋館の一部となっているサンルームですが、後から増築したものだという。見栄えは問題なし。小春日和にこんなところでビール片手に好きな本を読めたら堪らないだろうな。生活にアクセクしないで済むところが、超大金持ちのすごいところかな。スーパーの安売りを探し回ったり、ユニクロの週末セールを心待ちにしたり、なんてことは全くなしに。




洋館のベランダのタイルはミントン製。ここでミントン社が新作発表することがあるというが、是非見て見たいものです。



各部屋は違った壁紙が張られている。ダイニング用部屋は赤。雰囲気を暖かいするための配慮という。2階の客間には緑と金色の壁紙。金箔は使われておらず、日本独自の手法で縫ったニスが金色に見えるようになるのだという。これまた贅沢の極みですね。



以上、今は文化庁の所有物となっている日本が誇る財閥・岩崎家の邸宅を見て、少しでもこのような栄華に近づきたいものという思いが強く心に残り、以前に法務省赤レンガ館を見たときとは全く違った世俗的な思いを持ってしまった次第です。

大原美術館

2006年05月28日 | My Diary
倉敷に出張した折に、大原美術館に行ってきました。この高名な美術館は、個人が設立した日本初の美術館とのことで、西洋美術のみならず日本や東洋の美術品も幅広く揃えられておりました。


場所はJR倉敷駅から歩いて約10分。小さな川沿いにある「美観地区」の中にある立派な西洋建築の建物で、正面左右にはロダンの彫刻が鎮座し、大層立派な外観を有しています。


館内には、ピカソやモネ、ルノアール、エル・グレコといった高名な画家の作品が多々展示されており、田舎の美術館といった偏見は吹っ飛びましたね。東京の美術館にも決して負けない、むしろ勝っている。モディリアニの「ジャンヌ・エピュテルヌの肖像」が最も有名なようだが、私としてはパリの街頭を描いた2作、ジャン=フランソワ・ラファエリの「アニエールの街路」と佐伯祐三の「広告="ヴェルダン"」が気に入ったね。
 

実は前夜に、地域のケーブルテレビの集まりがあり、そのパーティーに館長さんが参加され、挨拶をされていました。「発掘」と「結びつけ」が自分の仕事には必要であること、これらは地域の情報発信にも必要な要素であり、ケーブルテレビが持っている強みだというのが内容でした。ご自分の思っていることを自分の言葉でしっかりと発信されておられ、この手のパーティー挨拶にありがちな他の参列者たちの当たり障りはないが内容が全くない挨拶とは一線を画していましたね。これを聞いて翌朝イチバンに行ってみる気になったのでした。

来ている客は地元の小学生の集団にお年寄りのグループ。それに外国からきた見学者が多かった。ショップ店員に聞くと、海外からのツアー客の訪問は多いとのこと。驚いたね、日本を代表する観光名所だったとは。展示物からしても、見て損は無いところか、是非見るべき美術館だと思いましたよ。

入館料はたったの1000円ですから、良心的です。パンフレットを見ると、寄付のお願いに併せて、寄付していただいた際の待遇もしっかり記載されていました。5万円以上はブロンズプレートに記名されて感謝状が頂ける。最も高額寄付の10億円以上ともなると、アーティストによるレリーフに記名がされるとのこと。運営がしっかりしているのでしょね。

大原美術館HPはこちら


デイトレ初体験

2006年05月02日 | My Diary
今日はお休みをとったが、雨降り。そこで午後からデイトレを初体験。カブ.comのフラッシュというサービスで株価変動をオンタイムでチェックしながら、売買回転が速い2銘柄を選んで投資。

一つは現物株取引で、もう一つは信用売買。現物売買の方は300万円ほどの投資で2.6万円も儲けだから0.8%程度の利益。信用売買の方は1500万円も使ったのに、2千円弱の損。上がり基調の時に、もっと上がるだろうと欲を出したら、下がってしまい、2時40分頃に買値近くまで戻したのだが、ここでも又もっと上がると待ったがために結局は1/3ほどを買値よりも5円ほど下回ったところで売らざるを得なかった。

反省点:
信用のデイトレはすぐに利食おう。一回の利幅ではなく、確実に儲けて、その分回転させよう。