
底土キャンプ場前(左が松の木)
底土キャンプ場の松の木がひどく懐かしく感じる海風おねいさんです。
いまの底土キャンプ場はほんとに素晴らしくきれいになりましたが、(全国に誇れるレベル)
昔(昭和)の底土キャンプ場はただ松林があるだけで、
テントを持ってきて松林の中で勝手に寝るという感じでした。
犬のフンやゴミがたくさん落ちていて清潔でなく、こんなとこで寝たくない!

て感じのキャンプ場でしたよ。でも日本全国そんな感じだったと思います。
昔は松の木が流行ってました。観光地へ行くと松林がありました。
時代が変わって、いまの観光客の方々は八丈島には椰子の木をイメージしますから、
八丈町は椰子の木をたくさん植えて、島の景観は昔とずいぶん変わりました。
この画像は、新旧入り混じった景観で面白いから撮りました。

底土キャンプ場
前置きが長くなりましたが、素晴らしい底土キャンプ場でユニキャン設営中です。
ユニキャンのことは毎年ブログに書いてますからご存知の方が多いと思いますが、
ご存じない方、興味のある方はこちらをご一読くださいね。
↓ ↓ ↓
*ユニバーサルキャンプ - NPOユニバーサルイベント協会
ダイバーシティ(diversity)の考え方に立ち、年齢や障がいの有無に関わらず、
参加者、社会全体へ向けて、「みんなが一緒にいきいき暮らせる社会(ユニバーサル環境)」
への意識を喚起し、行動を身につけることにより普及発展を促進させていく主旨です。
ユニキャンは、豊かな自然の中で、キャンプという日常生活より少し不便な環境を味わい、
誰もがそれぞれできることとできないことがあることに気づき、お互いに対等な関係で
協力しながらサポートしあうという経験を通して、一人ひとりが尊厳を持つ
対等な関係としての自立・自律を目指すとともに、その輪を広げてゆくために実施します。
※ダイバーシティ(多様性)・・・異質な人々が融合するダイナミズムに価値をおく考え方

わたしは、ユニキャンがあさぬまをメインにご利用くださったり、
(このところは人手不足でご希望にお応えできませんが)毎年島弁を食べてくださったり、
料理長が当ブログをご覧になっていて、キャンプの食事に活用してくださったり、
そういうことももちろん嬉しく感謝していますが、それ以前に、
ユニキャンの主旨に賛同していますので、毎年少しずつお手伝いするようになりました。

昨年から、ユニキャンのメインプログラムであり、日曜日に三根小グランドで開催される、
「ダイバーシティ・どっぷり・コミュニケーション」の八丈島の部屋でお話しする方の人選と
連絡調整もお手伝いしています。昨年の模様はこちらの記事をご覧ください。
↓ ↓ ↓
*ユニキャン2015ダイバーシティーコミュニケーション(2015年09月13日)
昨年は八丈島の歴史・文化・方言に詳しい方をご紹介しました。
今年は八丈島への移住者で手話のできる方2名と乳業の小宮山建さんをご紹介しました。
「ダイバーシティ・どっぷり・コミュニケーション」は、9月11日(日)三根小グランドで、
8:30~趣旨説明が行われ、8:45~9:05各班自己紹介タイム、
9:10~1回目のお話がスタートして、11:25分まで5回のお話が行われます。
どなたでもお話を聞くことができますので、お時間ある方はぜひお越しください。

今年のユニキャンの参加人数は124名。
そのうち車椅子の方が6名、聴覚障害のある方が(筑波技術大学の学生含む)19名、
視覚障害のある方が5名、企業研修として参加される方が26名です。
参加者のうち約半数がリピーターです。
八丈島からは「ちょんこめ作業所」が毎年参加しています。
ユニキャンは今年で12回目の開催(内1回は台風で中止)ですが、
リピーターの方々の親密さはまるで家族のようです。
これを見るのが気持ちよくてユニキャンが好きというのもあります。
障害があってもなくても人には必ず足りない部分がありますよね。
ダイバーシティ(多様性)の実践を見ていると気持ちが浄化される気がします。

ユニキャンは八丈町や婦人会が協力して開催されています。
今日の設営にも町役場の方々がお手伝いに来られていました。

底土キャンプ場には車椅子用の大きなトイレもシャワーも完備されていて、
掃除もいき届いてとても清潔です。キャンプ好きの友人達が皆大絶賛しています。
いいキャンプ場で気持ちのいい時間を過ごしてもらえることを嬉しく思います。

ユニキャンの参加費は2泊3日で旅費別、食事代込み、16,000円(税込)と格安です。
ダイバーシティに興味のある方は、ぜひ参加してみるといいと思います。
島内にお住まいの方でも参加できますよ。
※今年は締め切りましたので、来年以降にどうぞ!












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