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【八丈方言紙芝居#01】欠け皿(八丈島版シンデレラ)|八丈島民話|読み手:川上絢子先生

2021年04月25日 20時07分00秒 | 動画
みなさま、こんばんは!海風おねえさんです。
八丈島の今日のお天気は、西の風、曇り、気温は11~22℃の予報です。
※雷・強風・波浪注意報が出てますが、定期船とエア便は通常通りです。3便は減便です。

夜になると寒いですよね。4月25日(日)です。
「八十八夜の別れ霜」という言葉があり、八十八夜までは寒さが続くそうです。日本の寒さは立夏の直前まで続くのだそうですよ。昼夜の寒暖差が激しいと体調崩しやすくなりますからお気をつけくださいね。

さて、3度目の緊急事態宣言が出て、大変なことになってますね。皆様本当にお疲れさまです。

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GW中のささやかなお楽しみとして、八丈方言の紙芝居の動画などをアップしようと思ってます。今日ひとつアップしました。


【八丈方言紙芝居#01】欠け皿(八丈島版シンデレラ)|八丈島民話|読み手:川上絢子先生

動画はこちらです。熊おじ(奥山熊雄さん|平成15年度東京都文化功労者)伝承の八丈島版シンデレラのお話です。八丈方言はかなり難しいと思いますが、共通語のテロップを入れてありますので、内容がわかるようになっています。

わたしは20年ぐらい前に八丈島へUターンしてまもなく、熊おじの講演会を聴きに行ったことがあります。そこでこの「欠け皿」の民話が話されました。熊おじのやさしくて魅力的な語り口で話された「欠け皿」は、八丈島出身のわたしにも方言が難しすぎて(かなり一生懸命聴きましたが)3割ぐらいしか理解不能でした。

でもたぶんシンデレラぽいお話なんだろうな~ということだけはわかり、子供の名前が実子は紅皿・花皿と美しい名前なのに、継子だけ欠け皿と名付けた意地悪のセンスが凄すぎて、(ご本家のシンデレラよりひどいお話じゃないの!?)と、とても印象に残ったことを覚えています。

その欠け皿のお話を熊おじ亡きいま、皆様にお届けできることをうれしく思います。



あやこ先生が読んでくださいました。ありがとうございました。



シンデレラと同じですからハッピーエンドのお話です。八丈方言を楽しみながら、どうぞ何度でもご覧くださいね。😊

※紙芝居制作は八丈方言を研究しておられる駒澤大学の三樹陽介先生です。作画は早乙女将史さん。

※紙芝居中に出てくる「なでし」は、もみを落とす簡単な道具(またはそれを作るための木か竹のような素材)と思われます。明確なことをご存じの方がいましたら教えてください。確認のために教育委員会の林先生はじめ、いろんな方にお聞きしました。ありがとうございました。

【追記】4月26日(月)
なでし(ナデーシ)の写真を三樹先生から見せていただきました。やはりもみをしごき落とす簡単な道具で、竹で作った小さなクリップのような形でした。以前は八丈島民俗資料館に展示があったそうです。緊急事態宣言で現在は休館中ですから、後日行って確認したいと思います。

※熊おじについて
【奥山熊雄】1916(大正5)年9月27日、八丈島三根村(現・八丈町三根)に生まれた。13歳から15歳まで煎餅屋の奉公で東京に、21歳から29歳まで徴兵で東京と小笠原にいた以外は三根に在住。2003年、伝統芸能八丈太鼓の伝承者として、平成15年度東京都文化功労者に選ばれた
『八丈島古謡 奥山熊雄の歌と太鼓』より


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