何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

道をひらいた男

2011-08-11 22:34:02 | Book Reviews
道をひらいた男 成功へと導く奇跡のレッスン ジョー・タイ、PHP研究所、2006年2月3日

p.19 雇われて仕事をする者は、心の安定が得られない。天職として仕事をする者は、決して職を失わない。

p.41 あなたの成功はまず、今をあるがままに見つめてこれを受け入れることにかかっています。しかし同時に、奇跡を期待することにかかっています。あなたの未来をあなたの望むようなものにつくりあげるには、その奇跡が必要です。

p.70 希望的な考えと積極的な考えはどうちがうと思う? それはね、希望的に考える人がなにかの実現を希望してなにもしないで待っているのに対し、積極的に考える人は実現を〈期待〉して積極的に〈働きかける〉ことよ。

p.82 志ある大きい夢のほうがなぜ臆病で小さな夢より実現される可能性が高いのか

p.82 大きな目標を実現しようと決意すると――といっても、実現したいなあといった生半可なものではなく、〈死ぬ気で〉実現してみせると固く決心すると、実現に必要な人でも金でも、どんなものでも引きつけてきます。

p.86-7 それは、彼ら(成功者)が将来のできごとを〈記憶〉していることです。その記憶に絶対の自信をもっています。先の展開が予想できるから、自信をもって必要なリスクをとることができるのです。
 効果的な未来の記憶には、三つの要素があります。まず、視覚的イメージ。細かい点まではっきりう頭の中で描けるほど望ましいですね。

p.92 想像力を最も生産的に活かすのは、未来の記憶をつくることです。
 想像力は使えば使うほど、さまざまな情報を吸収して成熟し、直観力に育ちます。その直観力が、夢の実現に必要な人や行動へと導いてくれるのです。

p.94 先へ行って幸せになりたければ目先の楽しみには目をつぶらなければなりません。

p.141 恐怖を味方につけ、逆境から学ぶ

p.144-5 恐怖を感じないのは勇気がないからだ。怖さを知らない者は危険をかえりみない。だが、それは勇敢だからじゃない。恐怖を感じなければ勇気も出てこない。恐怖が大きいから勇気も大きくなる。

p.150 恐怖はぜったい消えないって言っただろ。いいか、恐怖はおれの味方になったんだ。それからは、怖いと感じたらいつでも恐怖と話をすることにした。恐怖ってやつは臆病だから、こっちが真正面から立ち向かうとこそこそ逃げていく。

p.153-4 まず逆境はかならず訪れるものと考えておかなければいけない。悪いことは自分には起きない。ほかの人だけに起きると決めつけてはいけない。逆境を期待することだ。
 ギャッ局のあとにはかならずチャンスがめぐってくると信じること。

p.171 小さなことから始める、ただし今すぐ始めること。起業家になるというのは、失敗もたくさんすることです。なんでもやってみて、うまくいくことは継続し、うまくいかないことは捨てればいいのです。

p.183 ものを売るってどういうことか、わかってるか? 自尊心を試す究極の手段だ。突きつめていくと、売るものはひとつしかない。自分だ。売る相手ももひとりしかいない。気難しくて、へそ曲がりで、頑固で、ノーとしか言わない客。これも自分だ。自分に自分を売る。これができればなんだってできる。

p.196 最後に、人にやさしくし、人を信じることが大切だ。つまり、逆パラノイアになればいい。人を見たら白馬の天使と思う。そういう態度でいれば成功しないわけがない。

p.214 『こうしたい、でも、あまりに・・・・・だからできない』から『こうしたい、だから、こうする』に変えなければいけません。

p.224 雇われて仕事する者は、心の安定が得られない。天職として仕事をする者は、決して職を失わない。

p.225 安定した職場というのは幻想かもしれませんが、天職を見つけて得た心の安定は決して揺らぎません。自分の仕事を、生活費を稼ぐ手段としてではなく、天職として見るなら、〈やりがいのある仕事が見つからない〉という日は決して訪れません。もちろん、収入が少ないことはあるでしょう。しかし、仕事がなくなることはありません。

p.226-7 従業員を大事にし、顧客のニーズに応え、地域に貢献すれば、利益と株価は結果としてあとからついてくると信じています。

p.235 奇跡は、人生の困難を一瞬にして取り除いてくれるものではない。むしろ、時間の経過が奇跡を起こす。イエスは申された。祈りをささげるときは、祈りへの答えですでに受けたと信じて祈りなさい、そうすればかならず通じると。祈って〈すぐ〉願いがかなわないと、神への信頼を失ってしまう人が多すぎるのではないだろうか。

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