何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

追い出しておきながら口止め料を申し出る

2005-12-18 21:20:30 | 思いつくまま
「失敗、三木谷さんにいい経験」 田尾・前監督が裏話 朝日新聞 2005年12月17日18時56分

 プロ野球・楽天の前監督、田尾安志さん(51)が17日、母校の同志社大で講演し、監督時代の裏話を学生らに語った。
 退団時に、功労金を球団から提示されたが、「球団にマイナスになることを言わない」などの条件つきだったため、受け取りを断った逸話などを披露。試合での采配にまで口出しする三木谷オーナーのワンマンぶりなどを、批判交じりに奔放に語った。
 それでも、「三木谷さんは今まで失敗していないが、サッカーで失敗し、野球も今年は失敗し、いい経験をしている。長い目で見たら大きな成功を得る」と、その手腕に期待していた。

 ヴィッセル神戸もJ1陥落したし、楽天も大幅に負け越した。相当苦しむだろうということは想定内だが、100敗に手が届きそうなまでに負けるのは想定外だったと思う。

 田尾さんが感じたのは、スポーツの種類が違うとはいえ、共通している体質、土壌のようなものがある、ということではないだろうか。

 そもそもヴィッセルは、特定の選手の話題性こそあれ、チームとしてこれまでも上位に名を連ねることは少なかった。スタープレーヤーによる人気稼ぎ的なチームは、まるでどこかの在京球団にそっくりだ。営業のためならそれもよかろう。しかし勝ってなんぼ、チームが強くなることが必ずしも主眼でなくて、どうするのだろうか。

 功労金もきっと安かったんじゃないかと思う、推測だが。高ければ別の結果になったかもしれないが、それはそれ。田尾さんにしてみれば、3年計画を反故にされ、いとも簡単にクビを切り、オーナーと言えどもシロートが現場に口を挟み、必要以上に介入し、あげくのはては、はした金をチラつかせて都合の悪いことは黙っていてくれ、だなんて、いいかげんにしろよ、と三木谷に言いたかったのかもしれない 
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