「白い恋人」販売再開、反応さまざま あなた買う?(朝日新聞) - goo ニュース 2007年11月22日(木)13:57
賞味期限の改ざんなどの不正で販売を中止していた北海道の土産菓子「白い恋人」が22日、約3カ月ぶりに新千歳空港の土産売り場などで販売再開された。「あれだけ騒がれたから、大丈夫だと思う」「受けを狙って」と手にとる客がいる一方で、「信用できない」と話す人も。土産店などは、白い恋人が不在だった間に穴を埋める有力な土産菓子が現れていないといい、年末の観光シーズンに向けて消費者の動きを注視している。
復活してはいけないわけじゃないし、やがては戻ってくるかとは思っていたが、3ヵ月というのは世間を欺いていたことを考えると、反省というかみそぎが十分できたとは思えず、再登場するには短いのではないか。製品さえ、賞味期限の確かなものを生産できればよい、というものではないと思うのだ。消費者が怒っていたのは、賞味期限の改ざんを行うような会社の体質、経営姿勢だろう。1包ずつに期限を入れて、その管理は特定の人間だけでしかできないようにしたから、今後偽造された製品の製造は防止できる体制が整ったから、販売再開していいでしょ、というものではないと思うのだ。
やってきたことを考えれば、偽造防止体制が整おうとも、ある一定の期間、土産物売り場への“出場停止”処分が出されたと解釈すべきではないだろうか。その自律性に欠けるように思われる。
新しい社長は、うれしくて買ってくれた客に抱きつきたいほどの気持ちだったというが、それは第二の売上げ指向の始まりにすぎないように思う。
他のお菓子メーカーには、「白い恋人」が復活しても、既に居場所がなくなっているくらい、新製品の開発をおおいに期待するのだが。
もし自分がその場に居合わせたら、話題性に乗って買っていたおそれもないとはいえない。それでもしばらく反省を与えるべく、もう少しの間、別のお土産にするだろう。そのくらい、信用を軽く考えているようなお菓子は、買う価値がないと考える。
賞味期限の改ざんなどの不正で販売を中止していた北海道の土産菓子「白い恋人」が22日、約3カ月ぶりに新千歳空港の土産売り場などで販売再開された。「あれだけ騒がれたから、大丈夫だと思う」「受けを狙って」と手にとる客がいる一方で、「信用できない」と話す人も。土産店などは、白い恋人が不在だった間に穴を埋める有力な土産菓子が現れていないといい、年末の観光シーズンに向けて消費者の動きを注視している。
復活してはいけないわけじゃないし、やがては戻ってくるかとは思っていたが、3ヵ月というのは世間を欺いていたことを考えると、反省というかみそぎが十分できたとは思えず、再登場するには短いのではないか。製品さえ、賞味期限の確かなものを生産できればよい、というものではないと思うのだ。消費者が怒っていたのは、賞味期限の改ざんを行うような会社の体質、経営姿勢だろう。1包ずつに期限を入れて、その管理は特定の人間だけでしかできないようにしたから、今後偽造された製品の製造は防止できる体制が整ったから、販売再開していいでしょ、というものではないと思うのだ。
やってきたことを考えれば、偽造防止体制が整おうとも、ある一定の期間、土産物売り場への“出場停止”処分が出されたと解釈すべきではないだろうか。その自律性に欠けるように思われる。
新しい社長は、うれしくて買ってくれた客に抱きつきたいほどの気持ちだったというが、それは第二の売上げ指向の始まりにすぎないように思う。
他のお菓子メーカーには、「白い恋人」が復活しても、既に居場所がなくなっているくらい、新製品の開発をおおいに期待するのだが。
もし自分がその場に居合わせたら、話題性に乗って買っていたおそれもないとはいえない。それでもしばらく反省を与えるべく、もう少しの間、別のお土産にするだろう。そのくらい、信用を軽く考えているようなお菓子は、買う価値がないと考える。