昨日のママコナと、もうひとつお米に見立てられた花がありました。
ミヤマコゴメグサ:深山小米草(ゴマノハグサ科)です。
コゴメグサは小米草と書き、白い小さい花を小米に見立てたものです。
前日、白馬村のマイスターから村の歴史を聞いた中で、昔の農民は、生涯まともに米の飯を食べることがなく、老いた親の最期の枕辺で、竹筒を振って中の米粒の音を聞かせてやると、それだけで満足して死んでいったというはなしがありました。
誰がつけた名前かは知りませんが、貧しい庶民が、どういう思いで、この飯子菜、小米草の花を見、名を呼んでいたのかを考えると、飽食の時代の私としてはすこし複雑な気持ちになりました。
ミヤマコゴメグサ:深山小米草(ゴマノハグサ科)です。
コゴメグサは小米草と書き、白い小さい花を小米に見立てたものです。
前日、白馬村のマイスターから村の歴史を聞いた中で、昔の農民は、生涯まともに米の飯を食べることがなく、老いた親の最期の枕辺で、竹筒を振って中の米粒の音を聞かせてやると、それだけで満足して死んでいったというはなしがありました。
誰がつけた名前かは知りませんが、貧しい庶民が、どういう思いで、この飯子菜、小米草の花を見、名を呼んでいたのかを考えると、飽食の時代の私としてはすこし複雑な気持ちになりました。