夜7時、日の沈むのを待ちかねて、昼間散歩のとき見つけておいた烏瓜の花を見に行きました。
カラスウリ:烏瓜(ウリ科)は、太い根のあるつる性の多年草で雌雄異株、三角状円心形の葉は白い短毛があり柔らかい手触りです。何といっても特徴的なのは、夕方に開く真っ白な花で、5~6cmの花筒の上の花冠は5裂し、裂片の縁はさらに長いレース状になって垂れ下がります。
日没7時ごろに開いた花は2時間ぐらいで満開になりいくらもしないうちに縮じみはじめ夜明け前にはすっかり凋んでしまいます。
受粉の仲立ちをするのがスズメガなど夜行性蛾なので、夜目にもくっきり目立つ白い大きな花をつけ、甘い香りも放つています。暗い夜にも目立つように精一杯、白く、大きく装ったカラスウリの花は、誰でも知っている秋の真っ赤な実と違って、時間的に一般の人の目に触れにくいのですが、短い夏の夜のひとときの幻想として、ぜひ一見をお勧めします。
(今夏3種類の烏瓜に出会いました。花としては今日の烏瓜が一番綺麗ですが、7月2日掲載のモミジカラスウリ、明日掲載予定のキカラスウリもご参照ください)
カラスウリ:烏瓜(ウリ科)は、太い根のあるつる性の多年草で雌雄異株、三角状円心形の葉は白い短毛があり柔らかい手触りです。何といっても特徴的なのは、夕方に開く真っ白な花で、5~6cmの花筒の上の花冠は5裂し、裂片の縁はさらに長いレース状になって垂れ下がります。
日没7時ごろに開いた花は2時間ぐらいで満開になりいくらもしないうちに縮じみはじめ夜明け前にはすっかり凋んでしまいます。
受粉の仲立ちをするのがスズメガなど夜行性蛾なので、夜目にもくっきり目立つ白い大きな花をつけ、甘い香りも放つています。暗い夜にも目立つように精一杯、白く、大きく装ったカラスウリの花は、誰でも知っている秋の真っ赤な実と違って、時間的に一般の人の目に触れにくいのですが、短い夏の夜のひとときの幻想として、ぜひ一見をお勧めします。
(今夏3種類の烏瓜に出会いました。花としては今日の烏瓜が一番綺麗ですが、7月2日掲載のモミジカラスウリ、明日掲載予定のキカラスウリもご参照ください)