酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

テニス肘治療記10 総括

2021-02-26 20:39:50 | Weblog
2年間悩んだテニス肘でしたが、リハビリを始めて3ヶ月の治療で治りました。
費用は、月初めが2200円ぐらい、それ以外は1回1300円ぐらいでしたので、月に7000円程度でした。
総額で2万円程度、私は高いとは思いません。

正直、最初は疑い半分でした。
圧力波なんて胡散臭そうだと思っていましたが、もう他に選択肢がなかったのです。

最初は効果が実感できず、この治療も気休めかなと思いました。
しかし2回3回と治療を重ねると、少しずつ痛みが減っていることに気づきました。
治るのではないかという気持ちが出始め、やがて確信に変わりました。

治療が効いたのも嬉しいけど、なによりも嬉しいのは肩付近が固いせいで走る時の腕振りが悪くなって肘を痛めたという、おおもとの原因が判明したことです。
某クリニックのもやもや血管治療でも治ったかもしれないけど、腕振りの悪さという原因に気がつかなければまた再発します。
そうなったときにまた自費診療で治療するのは金銭的に負担が大きいし、再発を繰り返した場合にその治療を繰り返し受けられないかもしれません。
治ったことも嬉しいけど、同じかそれ以上大切なのは再発防止です。
今回、両方とも手に入れることができたのは本当に嬉しい。


生まれて初めて理学療法士さんのお世話になりましたが、まるでパーソナルトレーナーのような感じでした。
単にテニス肘が治っただけでなく、肩周囲の硬さの解消はマラソンにも好影響を与えてくれるはずです。
そして、走ってまた違うどこかを痛めたとしても、この先生なら治してくれるでしょう。

最後の方で私が感じた、テニス肘の原因はパソコンのキーボードやマウスではないようだ、という予感は当たりでした。
マラソンが原因ではないかと何度も疑ったのですが、どの先生も否定するし、そもそもマラソンが原因だったとしてもフォームなんて簡単に変えられないので努力の仕方がわからなかった。
それに私が疑ったのは腕振りの時に肘の角度が変わる(後ろに腕が行くと肘の角度が広がる)ことであって、腕自体の振る方向が原因とは夢にも思わなかった。
それを見抜いたのは、本当にいい先生にあたったのか、あるいは理学療法士という職業の人にとっては普通のことなのかわかりませんが、この病院を選んで本当に良かった。

なぜ治ったのでしょうか。
一番大きな理由は先生の見立てが見事だったことだと思います。
これが間違っていたら治らなかったでしょうし、治ってもやがて再発していたでしょう。

具体的な治療で何が一番効果があったのかはわかりません。
ショックマスター、先生(理学療法士)のマッサージ、ストレッチやセルフマサージ、たぶんみんな効果があったのでしょう。
すべて揃わないと治らなかった、とは思いません。
(治る速度は遅くなったかもしれませんが)
ただ週一回の治療ですから、回復速度的に一番効果的だったのは自宅でしていたストレッチとセルフマッサージだと思います。
最低でも日に一回、週に10回以上したおかげで治りが早かっただろうと思います。

どれが一番効いたのかはわかりませんが、それを明確にする意味はない気がします。
たぶん再発しないでしょう。
もしまた痛みが出たら、今度は原因が別だと思うのです。
そうなったらまた先生に診て貰えば治せるはずです。


最後に・・・

今、テニス肘や足腰などの慢性的な痛みで悩んでいる方へ。
もし整形外科に通っても治らないようなら、セカンドオピニオンを考えてください。
その時は、単に整形外科の渡り歩きではなく、理学療法士さんがいてリハビリをしている医者を探してください。
そこにショックマスターがあれば最高ですが、私が思うにショックマスターはマストではない気がします。
それよりもしっかりしたリハビリをやっているかどうかが重要です。
痛みの根本を見つけ出して改善しない限り、どんな治療をしてもすぐ再発します。
痛みの根本原因がわかっていて改善できるのならば、痛み止めで時間稼ぎするのもいいでしょう。
例えばそれがマウスの使いすぎならば、左手マウスで再発しなくなります。
でも、私のように原因がわからず数年間悩む人はどうしたらいいのか。
それを解決してくれるのは、整形外科医よりも理学療法士さんのような気がします。

なかなか治らなくて辛い思いをしている人は、ぜひ理学療法士さんのいるリハビリ施設を訪ねてみてください。
痛みの原因がスポーツ由来ならスポーツ整体を標榜している方がいいかもしれませんが、必ずしもこだわらなくてもいいと思います。
ショックマスターも、なければならないというわけではないと思います。
むしろ、ショックマスターでの治療しかやらないようなところならば、避けた方がいい気がします。


生まれて初めて理学療法士さんのお世話になりましたが、プロの凄さに敬服しました。
肘痛が治り、マラソンにも好影響があるはずです。
まだ先でしょうけど、コロナが収束してまた大会に出られるようになったときが楽しみです。

また一人、人生の恩人が増えました。

悩んでいる方々が、いい先生、よき恩人に巡り合えますように祈ります。

(テニス肘治療記 完)
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