今回もまた面接授業は2科目のみの当選でした。
面接授業に当選することが、こんなに難しいとは思わなかった。
面接授業の当落での悲喜こもごもを見ていると、市民マラソンに出ていたときを思い出します。
空前のマラソンブームで、どの大会もあっというまに定員オーバーという状態が続いています。
マラソンも大学の面接授業も、人気があるからといって定員を大きく増やすわけにはいきません。
マラソンの場合、スタート・ゴール会場の広さ、会場までの足(電車の本数など)、コース幅などで人数に制約が出てきます。
人気があるから何人でも受け付けるという訳にはいかないのです。
マラソン大会の場合、大きく分けて先着順と抽選に分かれます。
先着順のいいところは努力の余地があることで、頑張ってパソコンの前で努力すれば当選する確率は(多少は)上がります。
また結果がその日に分かるのもありがたい。
困るところは申込開始時間にはパソコンの前で待機していないといけないので、その時間に用があるとアウトです。
人気大会は数時間で定員になるので、パソコンにへばりついて必死に申し込みしないといけないため、予選会などとも言われています。
その点、抽選式は都合のいいときに申し込んでおくだけですから楽です。
でも努力のしようがなく運任せだし、結果が分かるのに時間がかかる。
東京マラソンなんて8月に申し込んで結果が出るのが10月ですよ。
(大会は2月に実施)
抽選式の場合、単純抽選かどうかは不明です。
大人気の東京マラソンの場合、地方枠がある(観光客誘致狙い)とか、女子枠がある(女性を増やして華やかに)などという噂は絶えません(噂ね)。
まあ、どの方式でも、どうやったとしても、落ちた人からは文句は出るわけです。
かといって定員を増やせば混雑して走りにくくなると文句が出るし、どうやっても文句は出るものです。
大会ごとに努力はしていて、たとえば地元の人を先行申込みするとか、連続出場選手優先とか、東京マラソンのように10万円の寄付をした人は別枠(通称セレブ枠。ほぼ希望者全員が出られる)とか、ガス抜きというか懸命の努力というか。
でもまあ、大学の授業もマラソン大会も、落ちた人から見ればむなしさとやりきれなさが残るのはしかたがないこと。
両方を経験している私としては、マラソンに落ちた方がむなしさは大きい。
授業は年に2回チャンスがあるけど、マラソンは年に一回。
マラソンは天気に大きく左右されますから、落ちた大会の日が絶好のマラソン日和だと、やるせなさは増幅します。
授業は今年でも来年でも大きな変化はないでしょうし、1回受ければいいものなので、今年でも3年先でも、とにかく1回当選すれば満足できます。
ところがマラソンは1回出て終わりではなく、気に入った大会なら毎年出たいものです。
また、出るならば1歳でも若いときに出たいのが中高年ランナーの本音です。
高齢者登山でも言われることですが、山は待ってくれるが歳は待ってくれないってやつです。
なんだか、こう考えるとマラソンに夢中だった時ってずいぶんストレスフルな生活だったのかも。
そのストレスも含めて楽しんでいたんでしょうけど。