酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

シューズの履き方(足の甲が痛む人へ)

2009-04-27 09:47:57 | マラソン練習
半年ほど前から、走ると足の甲が痛くなるようになりました。
痛むのはレース用のゲルフェザーGSやスカイセンサージャパンで走ったときで、練習用のGT2130では痛みません。
特にゲルフェザーでは短い距離でも痛みが出ます(ジャパンではハーフまでなら大丈夫な時もあった)。

原因は、GSやジャパンを履くとヒモの結び目部分が足首前部の腱を圧迫して、それで足の甲のつま先付近が痛むようになったようです。

説明上、シューズの一番上にある穴(エクストラホール、通常は使わない人が多い)をE穴、その次から1穴、2穴と書きます。
通常の履き方だと結び目は1穴の位置になります。
私はダブルアイレットなので結び目の位置はは1穴と2穴の中間に来ます。

ゲルフェザーAS2を履いていた頃は痛くなかったのでAS2とGSを比較してみました。
1穴の位置は同じですが、2穴の位置がGSは少し足首寄りの場所になっています。
この結果、GSをダブルアイレットで履くと数ミリですが結び目が足首寄りになり、それで足首前側の腱が圧迫されて足の甲痛になっていたようです。
痛む場所がつま先の方だったので、てっきり前足部のヒモの締め過ぎかと思っていたら、どうやら足首前部の腱の圧迫だったようです。

前置きが長くなりました。説明します。
以下、DSトレーナーの画像で説明します(このシューズだとシュータンが黒くて見やすいので)。

一番上がいつもの結び方(ダブルアイレット)です。
赤いラインが結ぶ位置です。
ダブルアイレットですから結び目は1穴と2穴の中間に来ます。
通常の結び方なら2穴の位置によって結び目の場所が左右されることはありません。
しかし、ダブルアイレットでは1穴と2穴でリングを作って、そこを通って結ぶので、2穴が上(足首寄り)になると結び目も足首に近くなるわけです。
私の場合、それでAS2だと甲痛はなく、GSだと痛むようになったようです。


真ん中の写真が今回試した結び方です。
ヒモは3穴→内側から1穴へ→外回りで2穴に入って、ここで結ぶ。

下の写真が、その結び方の位置です。
赤線の位置が上の写真より下がっていることが分ります。
これで足首前側の腱を圧迫することを避けられるのです。

この結び方の弱点は、ホールド性が落ちる危険があることです。
ホールド性がうんと落ちた場合は、3穴からE穴内側を通して、外から2穴に入って結ぶ、という方法も試してみる価値はあります。

この方式に変えてから、まだ日が浅いのですが、足の甲痛は出ていません。
また、足首の自由度が高まったので、楽に走れるような気がします。
ホールド性については、私の場合そんなに気にはなりません。

足の甲の痛みに悩んでいる方、一度おためし下さい。
ただ、シューズと足の相性は人それぞれ違いますので、違和感を感じたら怪我をする前に止めて下さいね。


追記:
6月の大会で、この結び方+ゲルフェザーGSの組み合わせで走ったところ、やはり同じように足の甲が痛み出しました…
残念ながら効果なかったようです…
(2009.6.16)
コメント
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