酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

東京マラソンの感想

2008-02-18 16:00:30 | マラソン大会
完走記ではなく、一晩たって冷静になっての感想です。

まず、スタート地点は人が多くアップなどできません。
自己ベスト狙いは諦めましょう。お祭り大会と割り切るべきです。
トイレも長蛇の列、もっと増やしてほしい。
(これでも昨年より増えたらしいが)
スタート地点に行くのが遅いと最後尾にまわされるので、早めに行かないといけないのですが、待っている間に冷えます。
スタート直後の新宿大ガードで立ちションしている輩がいましたが、立ちションはいただけないがそれだけトイレ渋滞とスタートの待ちが長い。

給食はバナナ、パン、レーズン、チョコ。
パンは二カ所(半分のあんぱんと丸ごと一個のクリームパン、いずれも小さめ)、バナナは三カ所。
もっと早い場所から出しておいた方が初心者は助かると思うし、パンはあと一カ所多くしてほしい。
バナナは一カ所だけ皮付きで出してましたが、二カ所は皮を剥いてあって食べやすいけど熟れていたので手がヌルヌルしました。

外国人参加者がいるので、仮設トイレの一部は洋式でした(仮設の洋式は初めて見た)。
コース上のトイレは看板が分かりやすくて良かったけど、どこも混んでいたようです。
トイレはもっと大幅に増やしてほしい。数が足りない。

ボランティアさん達の応対は最高でした。非常に良かった。
また、運営も給水、給食、誘導、荷物受け渡しなど全てスムーズでした。
ただし、私のように4時間未満の場合は、ですが。
混むであろう5時間前後はどうだったか心配ですが、これはボランティアさんの問題ではなく主催者の配置体制の問題になりますが。

天気は、スタートまでは寒かった。
東京とはいえ2月は真冬です。
冷たい風も吹いていましたが、心配したほど強くはなかったものの、5時間以上かかるランナーは冷えただろうなぁ。
途中、長袖をめくり手袋を外すこともありましたが、日陰になると急激に冷えるし風は冷たいし、寒い一日でした。
来年は3月開催ですので気温的には走りやすいでしょうね。

終盤はお台場なので沿道の声援は少なくなりますが、それでもけっこう沿道は賑やかでしたし、佃大橋に応援ボランティアさんが配置されていて勇気づけられました。
この配置はナイス!でした。

全体的に沿道の人出は凄いの一言。
特に浅草、銀座は凄い。
「東京が一つになる日」というのがキャッチフレーズですが、交通規制で「東京が二つに分断された日」という皮肉を言う人もいます。
そんな皮肉がかき消される人出でした。

仮装ランナーはバレリーナやスパイダーマンなどがいて、沿道は大喜びでした。
こういった楽しみ方がこの大会の本道なんだろうと思います。
私のように自己ベスト目指す人には向かない大会です(参加者が多すぎ)。

ゴール後はビッグサイト内で着替えできるので暖かくトイレもあって(数は少ないがすいていた)、快適でした。
足湯サービスもありましたが、私はちょっと遠慮しました。
(他のランナーの汗まみれの足と一緒になるのは…)

完走メダルは昨年と同じようなデザインですが大きくなって、私は昨年のような小型がいいなぁ。
ま、どうせ数日でタンスの肥やしになるのですが。

ゴールしてからヒートジャケットという厚手ビニール(背広を買ったときに付いてくるカバーのような素材、灯油臭かった)をくれるのですが、これは保温に最高、着替える時のポンチョがわりにもなるので助かりました。
ゴール後の流れもスムーズでよかったのですが、売店もないし食べ物は持参した方が良いです。
大豆食品のSOYJOY、みかん、バナナをいただきましたが、できればもっとあったほうが初心者には安全です。
今年は新潟地震復興お礼で新潟産おにぎりと米粉入りパンをいただきましたが、今年限りでしょうから、来年からは主催者からの補給を検討してほしいです。
(わたしはこれを頂けると知っていたので食べ物は持っていかなかった)

普通の大会でしたらレース後の食料なんて自己責任なんですが、なにしろ初心者(それと、たいして練習してない人)が多い大会ですから、安全優先でお願いしたいです。
(参加費が一万円もかかるんですし)

3時間半前後でゴールした人と、5時間付近でゴールした人では、混雑の度合いが全く違うでしょうし、また違った印象を受けた人も多いでしょうね。
お祭り大会として見たら楽しかったけど、私は記録が狙えて結果的にいい数字が出せた大会の方が楽しく感じるなぁ。
人それぞれですね。

私は先頭のAブロックから走ったのですが、昨年の大会で有名なスタートシーンを間近で見れました。
プシュッという音とともにドライアイスの白煙と花吹雪が発射される、あのシーンです。
花吹雪は桜の花びらの形でした。
(と思ったら、ハート形だったそうです。)
(ちなみにデンプンで出来ているそうで、自然に溶けるそうです)

都庁を間近に見て花吹雪の舞い散る中を走り出すのは、まるで映画のワンシーンの中にいるようでした。
感動的でした。

マラソン仲間も多数出場していましたが、人が多すぎて誰とも会えませんでした。
飲まなくなってアフターにも行かないので待ち合わせもしませんし、仲間という言い方がそろそろ無理になってきている気がします。

帰り、臨海線のホームから人が落ちたらしく駅員さんがバタバタしていました。
たぶんランナーが落ちたんだと思いますが、幸い列車非常停止ボタンを押したらしく大事には至りませんでした。
全力を出し尽くすと立ちくらみとかが起こることがあるので注意しましょう。

良くも悪くも巨大なお祭り、私はちょっと次はパスかな。
コメント
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