スターアニスの 『大和路 里の光彩』

アーカイブ中心の風景写真、趣味の書・刻字など・・いろいろと楽しんでおります。

天王寺公園の散歩① <水彩画展>

2007-03-21 22:32:33 | 出来事
昨日、大阪での用事を済ませたあと、天王寺公園内の「大阪市立美術館」で開催されていた水彩画展に立ち寄り、知り合いの作品を観て来た。

関西水彩画会主催で今年で63回目を迎えたとか。入賞作、応募作の270点余が展示されていた。

どの作品も60号ほどの大きなものばかりで、迫力がある。
「ここは座り心地のよい芝生でした」と作者の心が伺える作品。
「油絵はえのぐを盛り上げることだが、水彩画ははぎとることだ」と、ある専門家がいった絵に表れる言葉が、観る者に迫ってくる。

たまには、こういった絵の世界を楽しむ時間もいいものだ。


270点あまりの作品が・・・。60号もあるとさすがに迫力がある。


大阪市立美術館は、天王寺公園内にある。

絵を満喫したあと、大阪市立美術館の隣にある「慶沢園」にも立ち寄った。 「ケイタクエン」と読むという。

ここは、もと住友家茶臼山本邸内の庭園で、木津いっ斉の設計にて、京都の名庭園師小川治兵衛の手により明治41年に着工、大正7年に完成した。その後、転宅とともに大阪市に寄付され、天王寺公園の一部となったと案内板に記されている。

広大な敷地に、池を中心に配置された「石と植木」が、当時の住友家の栄華を偲ばせている。池のほとりで、スケッチする姿を何人か見かけた。

この庭園内では、ゆったりした時間が過ぎていた。


 「慶沢園」の入り口。



椿やツツジの季節が最高の景観となる「慶沢園」。

(明日は、天王寺公園内の植物温室の中の花たちを紹介します。)

コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 庭に春が来た! ④(水仙・ス... | トップ | 天王寺公園の散歩② (植物温... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2007-03-21 23:40:57
「慶沢園」、素晴らしい庭ですねえ。
小川治経兵衛作であれば、京都の名庭と同じですものね。
桂離宮を思い出しました。

絵を見て、名庭に遊んで、身も心も活性化された一日でしたね。
返信する
Unknown ()
2007-03-21 23:43:37
スミマセン m(__)m
小川治兵衛さんの名前の中にヘンな字が入り込んでしまいました。
返信する
Unknown (山法師)
2007-03-22 02:57:32
水彩画や絵画の観賞は写真の勉強になります。良いひと時を過されましたね。こんなに素晴らしい庭園が在るなんて「慶沢園」知りませんでした!最近,観光客が倍増している通天閣の「串かつ」で一杯やられましたか?
返信する
Unknown (のび太)
2007-03-22 09:35:20
慶沢園とおっしゃるのですか・・・名庭園なのでしょうね。 何にも知識がございませんので、愚問を発しますが、住友家とは?旧財閥の関連なのかと思ったりしてます。 そこで調べてみましたら、此の名園と住友家についても、少しは理解できました。
返信する
Unknown (ヒキノ)
2007-03-22 13:55:09
油絵は盛り上げるもの水彩は剥ぎ取るもの何となく分かります。水彩は色を混ぜ合わせる(3色までが限度)と濁るのです。色を重ねられません。いい絵を見て名庭園を見て最高の時間が過ごせましたね。
返信する
Unknown (なりちゃんじいじ)
2007-03-22 22:36:38
スターアニスさんは絵にも造形が深いようですね。絵を書ける人はエライと思います。私にはその気が全くありません。どうしてでしょうか少しは書きたいんですが
返信する

コメントを投稿

出来事」カテゴリの最新記事