2月1日から再開した「奇樹・奇木シリーズ」。
我が住まいの近くにある神社・仏閣に多く見られる珍しい樹木を訪ねてきましたが、今回をもってひとまず終了とさせて頂きます。
落葉樹をこの時期に紹介するとは・・・。
カミさんには「何で今頃? 葉っぱのある時期、花が咲く時期、実のなる時期にすればいいのに・・・・。」と言われながらも、綺麗な樹形は落葉していないと・・・と、言い訳しながら・・・。
ちょっと、反省しております。
花や実は、またの機会にと言うことで・・・。
『ハクモクレン』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e6/4df89edb676c561352da1bc70d413a6a.jpg)
昨年4月、長谷寺に咲いていた「ハクモクレン」。
では、最後になりましたが、長谷寺の「ハクモクレン」です。
日本の山野には自生していないが、地球上で最古の花木と言われている樹木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/dd/61385e5673fc8c8ed111242783790444.jpg)
長谷寺のハクモクレンです。
長谷寺の西参道を登った左手にあるハクモクレンは幹周り1.2m。 また、山門前広場にも幹周り1mのハクモクレンも・・・。そして、境内のアチコチに見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/76/5ac4c7be91cf8b37874dec71060e6c7a.jpg)
昨年9月25日に見た、長谷寺境内のハクモクレンの花芽?と、コブシ状の実。
中国原産の落葉高木で、桜の咲く時期と同じ4月に葉っぱより先に白い大きな花が枝一杯に咲き誇ります。
蓮(ハス)の花のような花弁がひときわ綺麗です。
花の香りもあるそうだが、あまりにも高い位置にあるため、嗅ぐことが出来ません。どんな香りがするのだろう?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/27/d182fa2ede27f7f03f0adfc822ec91cf.jpg)
山門前で咲くハクモクレン。
秋にはコブシ状の実をつけます。
モクレンといえば、花色が紅紫色をよく見かけるが、落葉低木で、ハクモクレンより樹高が低い。
昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるそうで、これは花がランに似ていることから。
現在は、ランよりもハスの花により似ていることから、「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになったのです。
ここ長谷寺境内のハクモクレンは、桜のピンク色にも負けない白色で競い合っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/97/3e15d8f5465e0802c7aca59740ea2952.jpg)
長谷寺境内では、桜とハクモクレンとの競演です。