いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

日本は凄い!

2007年04月21日 09時32分37秒 | 兎に角書きたいの!
 日頃のニュースに政治、経済、社会、などの報道に接していると何だか日本はダメな国のように思ってします。
 過日、産経新聞社 論説委員長千野境子氏の講演「日本の外交裏話」を拝聴した。基本的に外交は、国益のために展開するものであると言うことであり、一時の甘い言葉や穏やかな言葉に惑わされてはならない。日本の外交で私が感じるのは
兎に角穏便に波風を立てない仲良しごっこが外交であるような事柄が随所に見られる。またマスコミもそれを盛り立てた日本のための報道はあまりない。よく中立と言うがこれは逃げの姿勢でこと外交に関しては、日本の立場を正確に報道してもらいたいものだ。穏やかな心地よい言葉をきくとそれを元にいかにも友好外交が進行しているような立場ではやし立てる。
 外交は自国の利益のために行っているのであって、利益ありと見たら一歩引いたり穏やかな言葉を持って世界にアピ-ルするのは世界の常套手段である。その点、日本の政治家のなかに日本国を思ってハッきりと発言されている方がいる。頼もしい。それに対しての野党の反応は何故こうも相手,外国の立場に立った発言しか出来ないのか。自分のため自分を偉く見せたい人が多すぎる。
 講演内容は省略するが、その時に配付された「主要国概要値一覧」表を見て意外な事実を突きつけられた。 計数は2006年現在である。

    総 兵 力     国 防 費        国家予算
日本   26万人      407億ドル   1兆4,110億ドル
米国  155万人    5,350億ドル   2兆4,090億ドル
中国  226万人      349億ドル     4,466億ドル
ロシア 103万人      237億ドル     2,222億ドル
EU   178万人         -            -
インド 133万人   235億ドル     1,094億ドル
韓国   69万人       235億ドル     2,180億ドル
 これを見て驚く計数は、国防費及び国家予算が米国についで日本は第二位であることである。
 この一覧表には、そのほか国土面積、人口、GDP,石油生産量、貿易額(日米・日中・日露・日EU・日印・日韓)などの数値が表示されている。
 この一覧表及び講演を拝聴して、対外的には、ただただ日本国の利益のための外交を展開してもらいたい。と言うことである。今回中国が記者会見をしなかったその裏をマスコミは十分に探求して報道してもらいたいものである。全てが、国益に基ずいた発言であり行動であり中国の外交はしたたかである。恐らく日本を操縦するなど朝飯前の外交戦術を持っている。
 この数値から日本の国力は大したものであることに自信を持って行動すべきである。4月21日の朝刊に「衆院教育再生特別委員会で舌戦」の見出しが躍っている。管代表代行の首相への批判にはあきれた。
 曰く「首相は、補選の応援で沖縄に行ったが、関心がもたれている検定の話題にふれなかった」だと、そんなことを言う前に選挙民にとって重要だと自分が思ったらどんどん触れたらどうか。首相が触れてくれないと議論にならないと言った駄々子丸出しの貴方はどこを向いて政治をされているのか。
 総理の著書「美しい国へ」を引き合いに出して「自分の国だけがよいというのはどうだろうか」だと。貴方はどこの国の人間だ。何事も先ずは自分が可愛いであろう。博愛精神を体全体に、完全に持てるほどの人がこの世にいるだろうか。貴方が博愛精神を持てると言うのならこのような批判に納得する。しかし、その言動はただの揚げ足取りではないか。野党の発言を聞いていると本当にうんざりする。極端だが少年犯罪の多発は案外この大人の自分勝手な発言に影響されているかもしれない。代表代行の発言は、批判ではなく揚げ足取り、中傷の類に私は聞こえる。
 もし代表代行が「『自分の国だけが良い』というのはどうだろうか」と言うお気持ちを神明に誓ってお持ちならば、一つの提言をしたい。
 平成19年3月1日から1ヶ月間日本経済新聞に掲載された「私の歴史書・宮城まり子」の連載を是非読んでいただきたい。宮城さんが「ねむの木学園」を設立するに当たって作家の吉行淳之介氏と三つの約束をされた。
 1愚痴はこぼさない
 2お金がないと言わない
 3やめないこと。君を信じてくる子のため、やめてはいけません。
現在も宮城さんは、この三つの約束を守りながら学園の運営に従事されている。詳細は後日として、この奉仕精神には頭が下がる。これこそが「博愛精神」の持ち主である。
 この人の何分の一でもいいから、代表代行さん何事かを実行して見せて欲しい。口先で吠えるのではなく実のある実践を通してこの日本と言う国をそれこそ「良い国に」導いていただきたい。それが二大政党に向けた国民の願いだと私は思っている。

 
  
コメント
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