邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

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「乱歩地獄」

2005-01-30 | 日々の泡
浅草の雑踏を歩いていると乱歩の短編の一節を思い出す。

・・彼はもうとっくに飽き果てていた、
あの浅草に再び興味を覚えるようになりました。
おもちゃの箱をぶちまけて、その上からいろいろの
あくどい絵の具をたらしかけたような浅草の遊園地は、
犯罪嗜好者にとっては、こよなき舞台でした------------「屋根裏の散歩者」

「花やしき」は、
狭い敷地にぎゅうぎゅうに押し込まれたアトラクション、
がたがた鳴りながらも猛スピードで
茶の間のセットに突っ込むジェットコースター・・
そこだけ周囲とテンションが異なる、昭和の香りが今も残る遊園地だ。

だがしかし、乱歩こそはひとりで、
こっそり、薄暗い部屋で、
人知れず、こそこそ、人目をはばかって、じっくり、と読みたい。

過去様々な作品が映画化され、
その怪しい世界がおおっぴらに公開されるようになったが、
今回はまた「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」の強烈ラインナップが
オムニバス映画化されるという。

その名も「乱歩地獄」!
ひょえ~!

『火星の運河』
監督・脚本:竹内スグル
出演:浅野忠信、森山開次、加賀谷香

『鏡地獄』
監督:実相寺昭雄/脚本:薩川昭夫
出演:成宮寛貴、浅野忠信、市川実日子

『芋虫』
監督:佐藤寿保/脚本:夢野史郎
出演:松田龍平、岡元夕紀子、韓英恵 、浅野忠信、大森南朋

『蟲』監督・脚本:カネコアツシ
出演:浅野忠信、緒川たまき

本当にいいのか!?これら禁断の作品群を映画化しても!(またもや大きなお世話)

「火星の運河」の竹内スグルは
L'Arc-en-CielやJUDY AND MARYのプロモーションビデオを手がけるなど
若者に絶大な人気の映像ディレクター、
「芋虫」を監督する佐藤寿保はピンク映画の鬼才、
そして「蟲」のカネコアツシはカリスマ漫画家・・と、個性派揃い。

傑作「D坂の殺人事件」の実相寺監督が、
あの「鏡地獄」をどう映像化しているのか。
考えただけでも恐ろしや

アルバトロス・フィルムの第一回邦画配給作品。 2005年春公開予定 

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華岡青洲の妻(2)”嫁と姑”

2005-01-29 | ★TV番組
いよいよ、雲平(谷原章介)が京から帰って
姑と嫁の本格的な戦いが勃発!

姑於継(田中好子)の冷たい言葉に驚く、加恵(和久井映見)。

誠実だが、いかにも天才医者らしく日常のことには
無頓着風の雲平。
初めての床入りで、加恵の懐に手を入れた瞬間
「外科医の目だった」と、渡辺美佐子の絶妙なナレーションが入って笑った。

身なりも構わず兄のためにつくす妹ふたり(中島ひろ子・小田茜)、
思いっきり息子バカの豪放磊落な華岡直道(石田太郎)もよかった。

とにもかくにも雲平さん中心に回る華岡家と、
その様子にとまどう加恵。
だが一番のとまどいは姑の手のひらを返したような冷淡さだった!

幼い頃に憧れた於継の象徴である白い曼荼羅華の花を
泣きながらむしりとる加恵。(同情)
夫のいいつけに張り切る加恵。(可愛い!)

出産のため実家に帰り実母にぐちをぶちまけるシーンでは、
完全に加恵と一体化する自分!
「あんなにひどいひとはいない!うわべと中身が違うのや!」
(そうやそうや!そのとおりやよし!)(もっと言ってもいいのやのし!)

だが、加恵の母の言うことにゃ・・・
「嫁と姑いうたら所詮そんなもんやしてよし。
昔から変わらへんし、これからも変わらへんですやろ。
そやから加恵、泣いたかて、無駄。
里に帰って私の前でメソメソしたかて、なんにもならへん。」
(う~ん参った)

けっして甘くない有吉ワールド!
昨今の癒し、優しさブームと相反する厳しさがここに。
感銘受けました。
根岸季衣の気負いのない、だけどきっちりとした芝居、
そしてその母の言葉を聴く和久井映見の姿にも!

ええもん見させてもらいました。
子供を抱き、再び華岡家に入っていく加恵には
新たな決意の表情が。

日本映画界の重鎮であり、増村保造監督の映画にも参加していた西岡善信
美術を担当している。

加恵の実家のしつらえの美しさ、
華岡家のセットの素晴らしさを思うと大納得!
箪笥、鏡台、裁縫箱(垂涎)など、細かいものも厳選された本物を使っている。
映画好きも必見の作品だと思う。

来週はとうとう人体実験が始まるのか?

オフィシャルサイト

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「ローレライ」

2005-01-28 | 日々の泡
以前、NHK「昭和の戦争と平和」という番組を見た。
貴重なカラー映像で綴られた戦前・戦後のドキュメンタリー。
最近なにかと話題のNHKだけど、
これはたいへんすごい番組だった。

質素ながらも生き生きとした人々の暮らしぶり、
子供たちの明るい笑顔、女性たちの美しさに心を揺さぶられた。

自分が生まれていない頃の映像なのにもかかわらず、
カラーフィルムのせいだろうか、
写っている人々がとても身近に感じられた。
まるで従兄弟とか友達、叔父叔母を見るような親近感。
その人たちの歩んできた道の延長線上に
自分たちがいるという確かな実感を持った。

そして戦争の悲惨さも・・・。
少年の面影が残る特攻隊員。
友達のお兄ちゃんに顔が似ていた。

ゼロ戦が炎にまかれ海に激突していく映像を見た時は
思わず泣けてしまった。
再放送があったらぜひごらんになってみてください。

それはそうと、終戦直前が舞台の映画「ローレライ」
完成試写会を行った模様。

高感度の水中探索システム「ローレライ」を搭載した潜水艦が
国の存亡をかけた戦いにいどむ。

「亡国のイージス」、「戦国自衛隊1549」、
そしてこの作品と、今年だけで立て続けで映画化3本。
まだ30代の福井晴敏の原作

全部見たいです。

出演:役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、鶴見辰吾、石黒賢、香椎由宇など。

「阿修羅城の瞳」の原作者 中島かずきが企画協力しているのも興味深い。
特撮もかなりのものらしく期待大!

今年は日本映画、邦画が熱いと書いてきたけど
それは本当だ!と思わせるような熱い映画、
「ローレライ」は3月公開だそうです。

*映画オフィシャルサイト

*福井晴敏オフィシャルサイト

監督 樋口真嗣  脚本 鈴木智  原作 福井晴敏 東宝

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「鉄人28号」

2005-01-27 | 日々の泡
あ~る時は
正義の味方、あ~る時は悪の手先♪

なんでスラスラ歌詞が出てくるかっていうことは・・
・・流してください。

かつて「鉄腕アトム」と共によい子ちゃんたちの間で
一世を風靡した「鉄人28号」が帰ってくる。
テレビで何度かアニメ化、テレビドラマ化もされていたが、
今回は初の実写映画版だ。

主人公 金田少年に池松壮亮。
この池松くんはついこのあいだも、大河ドラマ「義経」
幼少の頃の頼朝を演じていたが、
「頼朝って、こんなに賢い子供だったのか!」と、
衆人を感心させたあっぱれな演技力だった。
(完全にドラマと現実を混同しております)

その池松少年が持っているのが、
「敵に渡すな大事なリモコン♪」だ!
鉄人28号を操ることが出来る大きくてレトロなリモコンは
この作品のもうひとつのシンボルでもある。

アトムが人工知能を持った可愛らしい容姿の
人間型ロボットだとしたら、鉄人28号はでっかい鉄の塊だ!

ごちゃごちゃ喋らず、ただただぶっつぶす。
用が終わると、びゅ~んと飛んでいく。

そしてまた、リモコンが悪者の手に渡ると、
あっさり悪の手先になってしまうところがいかにもロボットらしく
みもふたもなくてよい。

鉄人28号の魅力はブリキのおもちゃに通じるデザインのキッチュさ、
物語の舞台のレトロな世界。
ストーリーの運びも面白い。

オフィシャルサイトの写真
、いい味出していると思いませんか?

同じく実写になった「デビルマン」の評判は散々だったようだが、
この「鉄人28号」はどうでしょう?

出演:池松壮亮、薬師丸ひろ子、香川照之、川原亜矢子、伊武雅刀など

3月ロードショー
富樫森監督作品 横山光輝原作

アニメのサイトも見つけた!

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「回路」

2005-01-26 | ★恐怖!な映画
甘く見ていた私がばかでした。

怖かったです。
音が、声が闇が影が~~~!!

だけど、一番恐いのは
孤独な「死」を考えた時。

黒沢監督の映画は心の奥底にある不安をあぶりだす。
ハリウッド式の派手な演出はないし、
「CURE」もそうだったように、恨み、怨念という概念もない。
そこにあるのは漠然とした大きな不安。

我々を必ず待つ死。
死を考えるのは誰でも恐い。
誰も経験したことが無い世界。
人はみなバラバラなのか・・もし死んでも孤独だったら?
ひとりぼっちだったら?
あの世とこの世に果たして境界線はあるのか?

黒沢監督が脚本書いています。

あの世をつなぐ回路が開かれた時、
がらがらと世界は崩れていき、
街は死の匂いに満ちていく。

パソコンの画面に突然現れる「なにか」の画像、
フリッツ・ラングに強い影響を受けたという「影」の威力も存分に発揮されていた。
ガムテープで封印された「開かずの間」。
次々と死に取り付かれていく人々・・

お、おまえもか~~~!お、おれもだ~~!

恐怖映画や小説にも決まりごとみたいなものが存在していて、
いつのまにか頭の中に既成概念が出来てしまっていることに気づく。

霊は気体のようなもの・つかめない・喋らない・・
だが、この映画では~~~!

想像をはるかに超えたものを見てしまうと、
人の心はもろくも壊れてしまうのかもしれませんね。
そして、つながろうとすると・・

黒沢清(回路)と清水崇(呪怨)と中田秀夫(リング)・・
Jホラー三羽烏(!?・・と呼ばせていただきます)は海外での評価が高い。

清水監督と中田監督はハリウッドデビューを果たした。
熱いオファーはもう来ているのだろうが、
黒沢作品こそ、海外でどういう風に受け止められるのか興味が湧くところ。

CM「たまにはババンと!」の加藤晴彦が自然な演技。
生命力にあふれているはずの若者たちが、死にとりつかれるという設定もリアル。

他に麻生久美子、武田真治、小雪、
役所広司(ちょっとだけ)、哀川翔(ちょっとだけ)、風吹ジュンが(ちょっとだけ)出ている。

部屋を暗くしてみない方がいいです。
怖いですから~~

デヴィッド・リンチ,、またクローネンバーグがそうであるように、
黒沢監督の作品には一貫した黒沢的世界がある。
好き嫌い・賛否両論はあるけど、稀有な表現者・アーティストだと思う。
黒沢はクロサワを超えるかもね!

2000年 黒沢清監督作品 
脚本 黒沢清
撮影 林淳一郎 音楽 羽毛田丈史
音楽プロデューサー和田亨
歌 Cocco コッコ

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「阿修羅城の瞳」その2

2005-01-25 | 日々の泡
前にも記事を書いたが、あらたな情報が入った。

スティングが歌うエンディングテーマは、
「マイ・ファニー・バレンタイン」だそうだ!

その美しいメロディで誰にでも知られている名曲だ。
「そのままのあなたが好き・・・」という風な歌詞の甘いラブソング。

過去にマイルス・ディビスチェット・ベイカーなどの名盤があり、
そのほかにも様々なアーティストがカバーしている。
今回はスティングが聞かせてくれるというので、凄く楽しみ。
耽美な映像との組み合わせは如何に?

「ポリス」というバンドで初来日した時は、
ステージでピョンピョンはねまくり、若さ大爆発!していたが、
このところはジャズに傾倒。落ち着いた大人のシンガーになりました。
日本映画にも出演してみたいとのこと。

そういえばスティングって、「デューン・砂の惑星」など、
俳優業もやっているんでしたっけね。
これからは海外の有名な俳優さんが
日本の映画に出演するということもありうるかもしれない。
ギャラに一抹の不安がありますけど・・

それにしても「亡国のイージス」も
ハリウッドの巨匠トレヴァー・ジョーンズを使うというし、
この「阿修羅城・・」も・・
壮大なスケールの作品には世界レベルの音楽家をという意向か?

よけいなことかもしれませんが・・・
お、お金大丈夫なんですか!?

「阿修羅城の瞳」前売り券を買うと
「恋する手鏡」がもらえるそう。
オフィシャルサイト・NEWS(前売り情報)のコーナーに、
もらえる映画館が書いてあります。

そして、オフィシャルサイトにブログ発見!

2005年 4月16日(土)より全国ロードショー

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「詩のボクシング」

2005-01-23 | 日々の泡
最近「詩」は書きますか?
詩を読むことはありますか。

そういえば「詩集」って買っていないなあ。

NHK教育テレビで昨夜
「詩のボクシング」というものをやっていた。

審査員と観客を前にしたリングの中で行われる、
詩の朗読の勝ち抜き選手権の全国大会だ。
各地区で勝ち残った人たちがトーナメント制で戦う。

会場の審査員だけではなく桂文珍、高橋源一郎など、
様々な分野からの審査員が、いろんな場所で放送を見て、
野次馬のようにそのつど感想を言うという構成も面白かった。

優勝したのは林木林(はやしきりん)さんという女性。
他のボクサーたちの詩も素晴らしかったのだが、
彼女は群を抜いていた。

圧倒的な才能と個性。
優勝を決めたのは「木と水」という作品で、
何気ない導入部からだんだんと加速し、
めくるめくような世界が構築されていく。
まるで絵画を見るような、
映像を見るような不思議な体験をさせてくれる詩だった。

林さんは白いソックス、微妙な長さのスカート、
前のめりで下向き加減な姿勢と、たたずまいも個性的。
「高齢者のアイドルになりたい」という、
どこかしらユーモラスな雰囲気も漂わせる女性だ。

言葉の持つ力のすごさ、日本語の美しさというものを
ふか~く考えさせられる番組だった。

林さんと共に私の脳裏に焼きついたのが
審査員のひとりだった、
国本武春さんという浪曲師。

エレキギターのように三味線を弾き、抜群の声量で浪曲をうなる、
ロックン浪曲師!面白い!
浪曲って馴染みがないけど、この人のなら聞いてみたい。

刺激を受けて血液がさらさらになった気が!

*詩のボクシング公式サイト
*追記:「詩のボクシング」は来週日曜の午後1時から、BS2でまた放送がある模様。

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「華岡青洲の妻」”夫のいない婚礼”

2005-01-22 | ★TV番組
日本初の麻酔手術が成功した影には
嫁と姑の命がけの戦いがあった・・・

これまで何度となく舞台化され、映画化もされた有吉佐和子の原作。
今回はNHKドラマで
和久井映見と田中好子の戦いとなった!

有吉佐和子は女の心理を鋭くえぐる。
女ならではの視点からの傑作が多い。
この作品も嫁と姑のドラマを究極までつきつめている。

女として、姑の於継に憧れる加恵が愛らしい。
嫁を見る於継の目はすでに何か不穏な気配が見え隠れ。
婚礼の様子、
青洲の二人の妹、医者の父など、
華岡家の様子が丁寧に描かれていた。

傍目には人もうらやむ仲のいい理想の嫁姑だったが、
勉学のため京都に行っていた雲平(後の青洲)が
帰ってきた時から状況は一変する・・・

いいところで終わった。
これからの壮絶な戦いの序章!

新妻の視点から描かれているが、
姑の視点からだとまた違う話になりそう。
そんなことを考えるのも楽しい。

紀州の言葉もはんなりと耳に心地よい。
脚本は二人で分割。古田求(1・2・6話) 
森脇京子(3・4・5話)となっている。

ナレーションは渡辺美佐子。落ち着いた語りがまたよい。

ドラマがヒットすると、
「蝉しぐれ」のように
映画化のチャンスもあるかもしれないなどと考える。

過去に増村保造監督の傑作があるが(若尾文子と高峰秀子のバトル!)
平成版も見てみたい。
女が見たい映画になりそう。

*オフィシャルサイト


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「里見八犬伝」

2005-01-21 | ★ぐっとくる時代劇映画
再見。

こんなにテンション高かったっけ?
というのが最初の印象。
なにしろ千葉真一、真田広之、志穂美悦子などが所属していた
JAC(ジャパンアクションクラブ)がもっとも勢いがあった頃。
そして角川映画も。

特撮がしょぼいなんて言わないで。
老婆が顔をバリバリひん剥いたと思ったら目玉がびよ~~んと飛び出し、
あっという間にむかでの化け物に変身するなど・・文句なしに・・
楽しい。

滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をベースにした
深作欣二監督・鎌田敏夫原作脚本の新八犬伝。

八犬士と妖怪集団との戦い。
悪者、いいもの、どちらも魅力的。

妖怪軍団の女王、夏木マリ
血のお風呂に入ると若返るというていたらく。
この映画の体当たり演技で妖怪キャラに開眼したと思われる。

夏木マリが溺愛する息子に、
妖しいメーキャップでますます濃い目黒祐樹
蛇の精?、妖の介に萩原流行(ながれとよんで)

八犬士は苗字にみな「犬」がつくのだ!!
真田広之(犬江親兵衛)、千葉真一(犬山道節)
寺田農(犬村大角)、志穂美悦子(犬坂毛野)
京本政樹(犬塚信乃)、大葉健二(犬飼現八)
福原時浩(犬川荘助)、苅谷俊介(犬田小文吾)

どうでしょう。このまがまがしさは!

「将軍家光の乱心・激突」では大いに空回りしていた
京本政樹のテンションの高さも、この映画ではちょうどいい。
それほどみんな狂おしいほどに派手で熱い!のだ。
京本と岡田可愛のカップルも屈折していてよい。

そしてこの映画で最も光っているのは、
真田広之はまあ置いといて、
現長渕剛の妻で芸能界引退してしまっている、
志穂美悦子!

切れのいい抜群のアクション、
確かな演技力、宝塚スターのような美貌と
三拍子揃った才能を持ちながら引退してしまった。
若くて一番綺麗な頃の作品が見られるからいいか・・
あらためて長渕剛をうらめしく思った。

真田広之ははじけてます!後ろ回し蹴り、飛び蹴り、
崖登りと、若さいっぱい。
ヒロイン薬師丸ひろ子とラブシーンも。

最近こういう荒唐無稽で楽しい映画があまりないなあ・・

その昔、岡田真澄と契約結婚という変わったことをして
話題になった、パントマイムのヨネヤマママコが「船虫」役で出演している。

「クリムトの間」での”ながれ”と志穂美悦子のからみは見もの!

1983年 深作欣二監督作品 鎌田敏夫脚本 東映

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渋谷の映画館

2005-01-20 | 日々の泡
東京、渋谷にミニシアターが増えてきている。
昨年十一月に「アミューズCQN」(三スクリーン)が誕生、
今年七月には新たなシネコン(複合型映画館、五スクリーン)もオープンするそうだ。
渋谷だけで20館も映画館があることに!

明治通りに面した「ピカソ347」の七、八階にあるアミューズCQNは、
日本映画二本、韓国映画一本の三作品で幕を開け、
二十二日からは井筒和幸監督の「パッチギ!」、
春には「鉄人28号」「カナリア」など邦画作品がそろう。

公園通り裏の「シネマライズ」でも春に「真夜中の弥次さん、喜多さん」、
そしてその後も「埋もれ木」「メゾン・ド・ヒミコ」など邦画が続く。
マスコミでは早くも“邦高洋低”人気か?などと言う言葉も飛び交っているようだ。

そうでも無いと思うけど。
洋画だろうが、邦画だろうが関係なく
面白かったら誰でも見たいと思うでしょう。

渋谷といえば昔、明治通り沿いに「全線座」という映画館があった。
今は東急インホテルになっているところ。
ふらりと入って、2本立ての古い映画をコーヒー一杯くらいのお金で見まくった。
建物も古くてシートなどはぼろぼろだったけど、気軽に映画を楽しめた。

新しい映画館は快適だけど、そんな映画館も恋しい。

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