邦画ブラボー

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「若大将のゆうゆう散歩」絶好調

2012年05月21日 | ★TV番組

連休明けから始まったテレビ朝日系列

若大将のゆうゆう散歩」、

毎日録画して見ています!

 

回を追うごとに

加山さんの快活で

おおらかな人柄がずんずんクローズアップ!

街の人と語らうざっくばらんな口調が魅力的。

 

しかも大スターのとてつもない

スケールもビンビン伝わってくる、

楽しい番組になってきています!足速っ!

 

加山雄三のヒット曲と共に

貴重な昔の風景を挿入する構成も◎

 

昔話ばっかりじゃなくて

現在の加山さんが魅力的だから

いいんですね。

趣味多いし好奇心旺盛で若々しい!

今日もプレスリーファンの喫茶店で

昔エルビスに会ったエピソードを

さらりとしゃべっていた。

 

「エルビスって、いいやつすぎるくらいいいやつだった!

でもインタビューしてるのに全然こっちの顔を見ないで

うちの奥さんの顔ばっかり見てやがった」

とか・・・

 

こんな話も全然嫌味が無い!

 

毎日チェックするテレビ番組は

これとNHKの「きょうの料理」。

 

そうそう 日本テレビの

Moco'sキッチン(動画)を忘れてた!(笑)

これを朝一番に見て

「ゆうゆう散歩」を一日の締めくくりに見ると

エネルギーチャージ出来ます!おすすめ!!

 


「若大将のゆうゆう散歩」

2012年05月07日 | ★TV番組

テレビ朝日の人気番組、

地井武男の

「ちい散歩」に変わって

加山雄三のお散歩番組登場ですって!

 

その名も

「若大将のゆうゆう散歩」!

早速見ちゃいました。

 

記念すべき第一回は

「浅草」!

 

若大将、目立つ目立つ!

どうしたって目立ちます。

ちょっと歩いただけで

道行く人みんな大興奮!

「わあ加山さんだ!わたし岡山から来たの~~!」

若大将行くところおばさんのきゃあきゃあ

という黄色い声が響き、握手攻め!

散歩というよりお練り・・(爆)

でも加山さんが悪いんじゃない、大スターなんだからしょうが無い!

 

脇の役者じゃなくて、大スターを散歩させるんだからすごい番組です。

 

揚げ饅頭をほお張りながら、

「旨いなあ~~旨い!黙ってたらオレ、10個くらい食っちゃうぜ!」

若大将節炸裂。

 

浅草公会堂の前では

お父さんである上原謙の手形に自分の手を合わせて

「へえオヤジ意外と指細いんだな~~」「美空ひばりさん、手ちっちゃいな」

「お 青大将のだ!」

楽しんじゃってました。

 

すき焼きで有名な

「浅草・今半」は若大将の実家として撮影に使った思い出の場所と

あって「懐かしいなあ~」

「里帰りみたいだなあ」

お店には当時の写真が飾られていました。

当時とほとんど建物は変わっていないそうです。

 

キラキラしたスターのオーラを

街に撒き散らしながら

若大将が行く!

スケールが大きすぎて

な~んか、大海原を行くクルーザーみたい。

 

明るい、太陽のようなお姿を見ているうちに

多幸感に包まれてしまいました。

やっぱり加山さんって国民的大スターですね。

達筆も披露。ほんとになんでもすごいのねえ。

 

この番組

限りなく

テンション高くて

元気でますよ。

それも毎日とは嬉しい。すごいです。

 

写真はここにありますよ

     ↓

● テレビ朝日公式サイト

明日は秋葉原~~~!!

 


「沢田研二・ツアー千秋楽」 再放送見ました

2012年05月06日 | ★TV番組

♪時はあまりにも速く過ぎ行く 喜びも悲しみもすべてつかの間♪

中略

♪ラブラブラブ 愛ある限り  ラブラブラブ 愛こそすべて♪

(安井かずみ作詞 村井邦彦作曲)

 

アンコールに熱唱したこの名曲、

タイガース解散の時にも沢田研二が歌ったそうです。

 

ほんとにそうだ~~!

と思えるのは

人生を半ば過ぎてこそなのかもしれませんね。

 すごい声量と歌唱力。

何よりも

聴く者に歌で心を届かせることが出来るのが

沢田研二の素晴らしさだと思います。

そして

サリー タロー ピー 

との熱い絆がまぶしい。

 

しかし

ごまかしのきかないツアーをやるなんて

ほんとのプロですよね~~。

ピーのドラム、躍動感があって長年のブランクが嘘みたい。

少年みたいに飛び跳ねてる!

味のあるサリーのベース、

「青い鳥」でのタローの歌声、病をおして登場し

歌ってくれたシローのこの上なく美しい声は忘れられない。

 

イントロが流れるだけで涙する

観客の表情を見ていたら

会場にいけなかったのが悔しくなった。

 

このツアーが

どれだけの人の心を

勇気づけ、楽しませたか 計り知れません。

 

「みんなそろってこそのタイガース!」

実現する日を心待ちにしています!!

 

ブラボ~~~!

 ●関連記事

「沢田研二:ザ・タイガースを歌う」:SONGS

 

 

 

 

 

「全員そろってこそタイガースだと思ってます。


「続飢える魂」

2012年05月02日 | ★愛!の映画

鬼才川島雄三にかかると

男女の愛憎ドラマも哲学的で

とびきり洒落て見える。

 

青年実業家でプレイボーイの三橋達也(元祖ソース顔)と

暴君(小杉勇)に仕える従順な人妻 南田洋子との愛と

その周りの人々の人間模様を描く。

軸になる二人もさることながら

小杉勇のいやらしさと俗物ぶり、

轟由起子(味がありますねえ)と大坂志郎の熟年カップル、

学生服の小林旭(すでに貫禄あります)、

渡辺美佐子(ものすごい表現力です)、

若い頃から老け役の金子信雄、

なんて台詞が上手い女の子だなと思ったら桑野みゆきだったり、

にくいほどの芸達者ぞろいで

楽しくなってしまう。

 

主人公を取り巻く人たちの内面も丹念に浮き彫りにするのは

川島雄三ならでは。群像劇的メロドラマと言おうか・・

 

カット割り、テンポの良さ、

おのおののエピソードを挿入するタイミングは

最近のアメリカンドラマ、「プリズン・ブレイク」とか

「トゥルーブラッド」も真っ青の切れの良さ。

まるで小気味よい音楽を聴くようなシャープな展開なのです。

 

家の中を輪切りにするように流れるカメラワーク、

センスありすぎ。

この映画が公開されたのはなんと50年以上前なのに!!

 

川島映画でおなじみの

フランキー堺、岡田真澄、小沢昭一などの顔が見えるのも嬉しい。

夜間飛行の機内から見えるテレビ塔や

全国ロケの貴重な映像も盛り込まれている。

 

ラストまでジメジメせずに

ドライに仕上がっているのも川島流。 

 

南田洋子、カンペキな骨格で綺麗です!!

 すごいタイトルの原作は丹羽文雄。

 

1956年公開

川島雄三監督

 

 


沢尻エリカの「悪女について」

2012年05月01日 | ●面白かったTVドラマ

沢尻エリカが

大好きな小説

「悪女について」のドラマ版をやる

というので

ワクワク!

 

面白かった!です。

 

原作に比べて登場人物も割愛され

子供の父親は誰か?にポイントを絞って

変えられていましたが

沢尻エリカのカリスマ的魅力が主人公とオーバーラップして

魅力的に仕上がっていました。

清純な少女時代も

どこか寂しげで

ミステリアス。大人になっていくにしたがって

したたかさや芯の強さが加わり、

さらに美しさに磨きがかかっていく。

思わず息を呑む!というのはこういうことかと

うなりました。

ダイヤモンドのようにきらきら光る

まなざしの力強さ!

大きな瞳からこぼれる涙もダイヤみたい!!❤

 

船越英一郎のアクの強さも

薄らいで見えたほど。

連れ込み宿での始めてのラブシーンは

船越英一郎に感情移入してしまい、こちらもどきどきしてしまいました。

(余談ですが、一箇所だけお父さんの船越英二にそっくりの

台詞回しがあって『ハッ!』としました)

 

上地雄輔って、勘違いしてましたがいい役者さんですね。

エリカちゃんとの別れのシーンなどは不覚にも泣きそうになってしまったほど

素晴らしかったです。

バラエティよりもちゃんとしたお芝居、もっとやって欲しいです。

 

それと、

「おにいちゃま」をやった

渡辺大

男前だし表現力があって

ハリウッド俳優の

お父さんよりいいんじゃないですかあ!????と思いました(爆)

お兄ちゃまとのラブシーンもまた清らかでロマンチックで泣きそうになりました。

 

最後、息子たちが息子に見えなかった(沢尻が若すぎる)点と

死につながる線が薄かったかなと

思いましたが

それはどうでもいいか と思うくらい

沢尻力はすごい!と再確認させられました。

大仰な言葉遣いもさらっとこなせるのは

今の女優ではエリカ様以外はいないのではないでしょうか??

 

始めてR・ストーンズの公演に行って

動くキース・リチャードをずっと見ていたいと思ったのとほぼ同じく

動く沢尻エリカをずう~~~っと見ていたいと思いました。

ハッキリ言って

絶賛です!

 

有吉佐和子の原作をもう一度読み直してみます!