邦画ブラボー

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ほらふき丹次の「ソーラン節」:映画と民謡

2012-09-20 | 日々の泡

 「ほらふき丹次」の中で

丹次(藤田進)と東野英治郎扮する村の巡査が

酒を酌み交わしながら景気よく

歌うシーンがとってもいいのだ!

 

その歌というのが日本人なら誰でも知ってる

「ソーラン節」!

ヤーレン ソーラン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン(ハイハイ)
にしん来たかと かもめに問えば
私しゃたつ鳥 波に聞け チョイ
ヤサエーエンヤーンサノ ドッコイショ
ハァドッコイショ ドッコイショ

 

日本人に染み付いたリズム。

ほとんどの曲はアカペラで

手拍子を打ちながら

歌える、ゴキゲンな民謡!

 

白夜の妖女」の中で

 月丘夢路の夫が歌う

「木曾節」は強烈だ。

 

♪木曾のな~~なかのりさん

木曾の御嶽山はなんじゃらほい♪

 

「なんじゃらほい」って意味なくてスゴイですよね。

 

勝新太郎の「続・悪名」では

主人公の地元歌

「河内音頭」が出てくる。

最高に調子がいい歌だけど

イヤコラセ~~ドッコイセ~~♪

 いやこらせ~って掛け声?

 

親しみのある民謡を集めてみると・・・・

 「ちゃっきり節」

唄はちゃっきり節 男は次郎長 花は橘 夏はたちばな 茶の香り
「ちゃっきりちゃっきり ちゃっきりよ
きゃーるが鳴くんで 雨づらよ」

男は次郎長っていう歌詞は土地柄ですね。

やっぱり人気あったんでしょうかね。

 

「阿波踊り」

♪アーラ偉い奴ちゃ偉い奴ちゃ
  ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ!

踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損損♪

言えてる歌詞ですけど、えらいやっちゃって何でしょうかね?

 

他にもいっぱい!「どんぱん節」

「佐渡おけさ」・・・

各県にもれなく伝承している。

 

土着で、ナンセンスといえばナンセンスな

歌詞に必ずといっていいほど入っている

意味不明な擬音が楽しい。

(ありゃありゃありゃさ・・どどぱぱ どどぱぱ どんぱんぱん)

 

日本人が黒人を真似てラップを歌うと、

どこか民謡チックになる。

DNAに組み込まれているのかな。

 

作業しながら歌ったり、宴会で合唱したり、

お祝いに歌ったり、歌にあわせて踊ったりと、

民謡って日本人のソウルミュージックなんだなと

あらためて思いました。 

 

 

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「ほらふき丹次」

2012-09-19 | ★愛!の映画

観始めたらぐぐぐっと

引き込まれてしまった。

 

藤田進が

原作に惚れ込んで企画を持ち込み

自らが主人公の丹次を演じたそうな。

切り替えが鋭いシャープな演出が冴えると

思ったら監督は中川信夫。

きらきらとこもれ陽が差し込む

山林の描写は

黒澤の「羅生門」を思い出させる。

 

藤田進っていえば「姿三四郎」を思い出す方も多いと思うけど

四角い顔に大きな目、まるで

野生の熊みたい。

豪放磊落でワイルドな魅力が

キャラクターにぴったりはまっている。

でも、たたずまいになんとなく哀愁があるんですね。

 

三船敏郎とかこの人とか

勝新太郎みたいな、

画面が狭く感じるスケールの男優さんって

今いませんね。

黒澤映画「隠し砦の三悪人」でも達者な乗馬を披露していたけど

ここでも見事な手綱さばきをみせてくれてます。

 

前半は小さな村の人間模様と

ふとしたことから同居することになった

無垢な少女(安西郷子)とのほほえましいエピソードが綴られていく・・

が、

後半ではがらりと、息つけない展開に変わっていく。

このタッチの切り替えが素晴らしい。

 

あまりにも純粋で無垢な魂は

この世では

生きづらかったのか。

丹次が娘のように可愛がる少女、はつ子を演じた

安西郷子の美しさが

作品をより切なく、より光り輝かせています。

 

巡査役の

東野英治郎もまことに素晴らしく、

藤田進の純情、安西郷子の愛らしさに泣けた夜でした。

****

 

蛇足ですが

安西郷子って、日本人と思えないような美貌の持ち主ですね。

それがなんと、三橋達也夫人になって引退したとは知りませんでした!!

三橋達也、やっぱりやるもんですね~~!と、妙なところで感心してしまいました。

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Twitter を始めて

2012-09-12 | 日々の泡

目からうろこってこのことか!

と今更ながら思っています。

 

今までなんとなく始めるのが億劫だった

ツィッターですが、

見ず知らずの方のつぶやき・意見を一度に

ど~~っと

聞ける(読める)のが面白い。

 

ブログって

お店を開いて、来てくれるお客さんを待っているみたいな

感覚だけど

ツィッターは大きなパーティに出て

次から次へと

色々な人に

会ってる様な感じ?

 

まだ始めて数日なので

使い方もよくわかっていないけど

色々な方面の方の叡智を

分けていただきたいと思っています。

好奇心のアンテナバリバリ!!

 

でも

縦横無尽に横切る人たちにぶつかりながら

スクランブル交差点のど真ん中で

呆然と突っ立ってる修学旅行生みたいな感じとも言える。

 

ネット上でお会いしたらよろしくお願いします!

 

 

 

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お気に入り

2012-09-12 | 日々の泡

私のお気に入りシリアル。

サイテンバッハのトロピカルミューズリー。
フルーツとナッツがいっぱい入っていて美味しいです!
毎朝シリアルを召し上がると言う健さんに教えてあげたい。

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「高倉健」プロフェッショナル インタビュー特集

2012-09-11 | ★TV番組

最後の大スター高倉健の

俳優としての矜持と

人間としての生き様を浮かびあがらせる内容だった。

大滝秀治の、

たった一言の台詞に感動し

「負けられないねえ」という姿が印象的だった。

俳優が出来ること・・ということをいまだに模索しているようにも見えた。

現場のスタッフへの「一番働いている人たちが一番お金もらってないんだよね」

という言葉も人間性を感じさせてくれた。

 

編集で言葉をブツブツ切ってあるのは不満でしたねえ。

NHKの番組によくあるけど、

ぶつ切りで

バッチリ編集されていて。

 

それと 

健さんのことを

「孤独を感じる・健さんくらいになると、誰も反対意見を言わないようになる」

みたいなことをたけしが言うシーンはちょっと違和感。

大スターの孤独は

プレスリーとかも

「イエスマンの取り巻きばっかりで

あんなに太っちゃった」・・とか、マイケル・ジャクソン等々、

散々言われてきたし

俳優の田村正和がインタビュー番組で

「僕にはもう誰も注意したり演技つけたりしてくれないんだよね」

と自身の口から寂しそうに言っていたし

いまさらおこがましくも言うことでないと思いました。 

たけしもたけしなら

編集もあざとい。

 

糸井重里が

ツィッターで

「たけしは自分と重ねている」ってつぶやいていたけど

それにも違和感。

健さんの孤独と、

女房子供もいて、軍団といわれる弟子やらを引き連れている

たけしの勝手な孤独とはまた全然別個のものである。

 

ただ、「健さんはシロナガスクジラみたい」

っていう表現は面白いと思った。

ただ大海原を泳いでいるだけで美しいという。

 

最後に、健さんの真実の言葉!

「おふくろが法律」

やっぱりか!

と頷かされた!!新藤兼人監督は90過ぎてもお母さんのことを語る時

涙を流しておられた。

 

どんな人でもやっぱりか!!!

母の力は絶対的にすごいですねえ~~一番エライ!

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「プロフェッショナル 仕事の流儀 高倉健」

2012-09-10 | ★TV番組

健さんの男としての美学、矜持、

プロとしての

生き様が現れた内容でした。

 

新作「あなたへ」の貴重なメイキング映像もたくさん。

最高の牽引効果ですね。 

 

最後に「プロフェッショナルとは?」と質問されて

「生業(なりわい)ですね」・・・・そっけないようで

重みのある言葉でした。

  

もはや日本人にとっては

最後の砦のような方ですね。

ビートたけしと並んで立ったショットでは

丹田に力が入りびしっと背中が伸びてる高倉健のたたずまいに対し

ぐにゃりとした軟体動物みたいなたけしとの対照が

クッキリ!

 

健さんの愛読書だという

 「男としての人生―山本周五郎のヒーローたち  木村弘彌」

を読みたくなった人も多いと思います。ですが絶版なんですねっ

 

その女版ともいえる「日本婦道記」は以前読みましたが

「日本女性の鏡」的オムニバスで

穴があったら入りたくなりました!逆立ちしてもムリ!

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「銀幕のスター 永遠の歌声」

2012-09-09 | ★TV番組

BSジャパンで

「銀幕のスター 永遠の歌声」を見た。

番組の白眉は

ピアノの側でリラックスした表情で歌う

勝新太郎の「粋な別れ」。

最高。

越路吹雪を彷彿とさせるような

抜群の音のとり方、アドリブが

素晴らしい。これがほんとの芸に能ある人。

 

そして

番傘を持った着流し姿の

鶴田浩二の「傷だらけの人生」、

トレンチコート姿で歌った

「好きだった」も良かった。

この曲、色んな人がカバーしているけど

やっぱり鶴田浩二、いいですねえ~~

 

(余談ですが、斉藤和義の例の「好きだったんだぜ~!♪」も

時は変われどテーマは同じですね。)

 

他には松方弘樹、小林旭、高橋英樹、

石原裕次郎、高峰三枝子、吉永小百合など。

俳優さんは声がいい上

抜群の表現力ゆえ、歌にも特別の味わいがある。

表情豊かですしね。

 

司会進行は徳光和夫と浜田光夫でした。

満足な夜をありがとうございました。

 

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Twitter 始めました

2012-09-08 | 日々の泡

左バーに

表示してみました。

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堀川弘通監督逝去

2012-09-07 | 日々の泡

堀川弘通監督が亡くなられたそうである。

新聞の見出しには「黒澤映画の助監督・・・」という

枕言葉が!

たしかに「生きる」や「七人の侍」などで助監督を務めたが

監督としても優れた作品を沢山撮っているのに!!(憤)

 

このブログでも記事を書いているので

まとめてみました。 

「女殺油地獄」

 脚色 橋本忍 、
撮影は黒澤組の 中井朝一  

現坂田藤十郎が熱演してます。

殺されてしまう新珠三千代が絶品!

「女殺・・」は数々のドラマ化、映画化作品があるが、

私はこの堀川版が

配役、脚本含めて一番いいと思う。

 

「黒い画集 あるサラリーマンの証言」

助監督に恩地日出夫、カメラは黒澤映画でおなじみ中井朝一
脚本が橋本忍という豪華な顔ぶれでおくる

松本清張原作:小林桂樹主演の傑作サスペンスです!

 

「裸の大将」

水木洋子の脚本が最高。

小林桂樹が名珍演技で爆笑を誘う。

面白過ぎて泣け、ぴりりと風刺も効いている。

脇も三益愛子、森川信など

絶妙のキャスティング! 

 

「白と黒

脚本橋本忍:仲代達矢主演の

サスペンスの佳作。

 

琴の爪

赤穂浪士の最後の日々を描く。

先代の松本幸四郎、

中村鴈治郎、中村扇雀(現坂田藤十郎)、扇千景が共演してます。

 

どれもこれも一級の面白さを

堪能できる作品ばかりです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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