邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

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若尾文子さん出馬!!

2007-05-31 | 日々の泡
黒川紀章さんが
参院選出馬と聞いてももはや「ああそうか」と
思うだけだけれども
比例代表候補として
若尾文子さんも出馬するとくりゃあ~~!!
映画ファン、若尾ファンとしては
「ええっ~~~!?」と叫んで、
持っていた新聞を落とさざるを得ない。

だってあの
若尾文子ですよ。
「清作の妻」の「妻は告白する」の「赤線地帯」の
「雁の寺」の「卍」の・・・・・・・!!!(略)

女優出身の政治家としては
扇千景という大先輩もいるわけだが・・

若尾さんは今まで女優一本。
昨日も「ぼんち」を見直して、
芸者ぽん太の艶姿に惚れ惚れしたばかりだった。

政治家の役で映画に出るっていうのなら
まだ(それでも違和感)驚かないんだけどなぁ・・
お疲れが出ないように祈るばかりだ。

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新宿で唐十郎

2007-05-30 | 日々の泡
新宿といえば、
唐十郎と夜の街ですれ違ったことがある。

あれは真冬、
三丁目の裏通り。
末広亭の前あたりだった。

カトリーヌ・ドヌーブとヴァンドーム広場で会うくらい
適材適所ですね。

小柄で
目が異様にきらきら光った男
コートを肩にひっかけ、早足で歩いてくると思ったら唐だった!
すれ違った時、
口元にうっすら笑みを浮かべていて凄みがあった
「寄らば斬るぞ」ではないけれども、
「殺気」というのはこんな感じか?と思ったものだ。

私はただの生意気な小娘でしたからね。

袖すり合うも多生の縁と申しますが、
何者?と思うような空気を漂わせる人に
たま~~に出くわすので、街歩きはやめられません。

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「映画の中の彼女たち」

2007-05-29 | 日々の泡
記事の最後に
「映画の中のイイ女」」というコーナーを勝手に作って
ああだこうだと書いている。

「日本映画専門ちゃんねる」のHPをのぞいたら
なんと
映画の中の彼女たち
というコーナーがあるではないの!!
タイトルが似ているだけで親近感を感じてしまったわけだが、
女性が主役の映画やドラマを10作品連続で放映するらしい。

写真をクリックすると
主人公のプロフィールなどが
箇条書きになっている。
「悩み事」も箇条書きってところが
現代的。

ナビゲーターは映画通の俳優、西島秀俊さんということで、
作品についての彼のコメントが気になるなり。

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「新宿泥棒日記」

2007-05-26 | ★愛!の映画
花園神社でよく紅テント見たことを
思い出した。
客席に森下愛子がいて、
根津甚八が私のそばを駆け抜けたあの空気を。

新宿は特別な「気」がたちこめる街だ。

大島渚監督の映画は
わかりにくいから嫌だという人もいるがそんなに恐れることも無いと
私は思う。
ただ時々、「ハレ?」と思うけれども。

もちろんこの映画にはストーリーらしいものは無いし
冒頭で唐十郎がフ●ドシ一丁になって
お腹の刺青を見せたり、
新宿のデモ風景が挿入されたかと思うと
突然状況劇場の舞台が賑々しく
再現されたりするのでびっくりする奥方たちもいるかと思う。

横尾忠則が紀伊国屋書店で
ジュネの泥棒日記やらをごっそり万引きし、
引っ立てられた社長室にふんぞりかえっているのが
田辺茂一で、その後の台詞でドン引きさせようが
女装した四谷シモンが「ボタン雪じゃないのお!!」と叫んで
高橋鐵が直々に「眼をそむけちゃいけない」性講義をしても
怯えることはないのだ。

佐藤慶と渡辺文雄は酒を飲みながら、
堂々巡りの●ックス談義を繰り広げ、
戸浦六宏が時折カメラを見ながら行う、
長くしつこい濡れ場に手に汗を握った諸氏は
横尾が横山リエと延々と事を始める頃には
免疫が出来ていることだろう。
デモ隊の衝突映像は本物である。

まんま、新宿なのだ。

猥雑な60年代の新宿にタイムスリップしたよう。
性にこだわり続けた大島監督の
観念的な世界は
最近の「癒し」とかとは程遠く、
過剰なほどにエネルギッシュであるなあ。

監督 大島渚
助監督   小笠原清
脚本 田村孟 佐々木守 足立正生 大島渚
撮影 吉岡康弘 仙元誠三
美術   戸田重昌

*映画の中のイイおんな
横山リエ:モデルのように均整のとれたプロポーションを見せつけています。
こんな方と絡んだ横尾忠則はまさに役得!
色っぽい人ですが特にきらきら光る目が最高。
梶芽衣子主演「女囚さそり」でも印象的な役柄でしたねえ。

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安藤監督のブログが最高

2007-05-24 | 日々の泡
怪奇大作戦・秘話」はもちろん最高だけど、
新エントリーを今読んだらすごく楽しい!!

「生の」江戸っ子弁で綴る
三社まつり」レポートは
浅草に行った気になれる
必読の面白さだ!!

スカッ~とすること請け合い。粋だよ~~

ああ下駄買いに浅草行きたくなってきた!

過去ログ読んだら
「歳時記」が全部江戸弁だった!!すごいよ。

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熊井啓監督が亡くなる

2007-05-23 | 日々の泡
熊井監督というと
やっぱり一番先に思い浮かべるのは
「海と毒薬」だ。

原作を書いた遠藤周作はもちろんすごいけど
こんな題材を映画化するほうもするほうだと
驚いたものだった。

田村高廣はもちろんいいし、
国際派スター渡辺謙の若かりし頃の
新鮮な演技や
今と違う芸風の(?)
初々しい奥田瑛二も見ものです。

が、デリケートな神経をお持ちの方や、
心臓が悪い方は見ないほうがいいです。

「ひかりごけ」などもそうだけど、
人が避けるようなテーマを
あえて闇から引きずり出して
白日の下にさらしているかのように感じた。

その重さは尋常ではありません。

知的で人一倍どしょっ骨がある方だったのではないだろうか。

謹んでご冥福をお祈りします。

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「怪奇大作戦」の安藤監督からコメントが!

2007-05-22 | 日々の泡
ブログを書いていて
良かったと思うことは沢山あるけど、
今回もまた感涙にむせぶ夜♪となった。

なんと「怪奇大作戦」の
「氷の死刑台」、
未見なのが残念無念な「こうもり男」、そして
「トリプルファイター」
「ウルトラセブン・あなたはだぁれ?」
「怪傑ライオン丸」(!!懐かし~~~!!)
など数々の作品を手がけておられる
安藤達己監督からじきじきにコメントを頂き、
監督御自らが書かれているブログがあることを知った。

うわ~~っ!
「怪奇大作戦」撮影当時の貴重なエピソードが満載だ。

特撮ファン、円谷プロファン、怪奇ファン、
映画・テレビファンは迷わずGO!GO!

そのブログはこちら↓
■“タカを救う会インジャパン代表”安藤達己がつづるブログエッセイ

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「日本橋」と「マルホランド・ドライブ」

2007-05-21 | ★洋画
2日続けて悪夢を見た。

一日目は迷子編:
気取ったパーティから抜け出して彷徨ううち、
帰り道が分からなくなり焦る夢。

会場に戻ろうとすると巨大な迷路の中にいる。
なぜか公衆浴場へ入るはめになったり、
ビルからビルへ飛び移ったり
アドベンチャーゲームか人生ゲーム(!?)のような世界で右往左往する。

昨夜は生き物系ホラー:
ドイツかどこか西欧の森の中にいた。
あたりは真っ暗だった。
森を抜ける寸前に
人間ほどの大きさの黒ウサギが何匹も襲ってきて
肩に噛みつく。(二本足で立っていた)
がっぷり噛みついたまま離れようとしないウサギを
やっとのことで振り払い、
出口の扉までたどりついたところで目が覚めた。

普段はめったに怖い夢など見ない
(と自分では思っている)のに何故か。

それは
デヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」と
泉鏡花作・市川崑監督の「日本橋」を立て続けに見たからだと思う。
悪の華のような二本立て。

特濃
の二本と言うべきか。牛乳みたいですが。

いくら好きでも寝る前には刺激が強すぎるものを摂るのはやめよう
と、またもや思った。


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「帝都幻談」:週刊ブックレビュー

2007-05-20 | ★TV番組
日曜の朝、
のろのろと起きだしてコーヒーを一杯飲みながら
いつも見逃す
BS2の「週刊ブックレビュー」にチャンネルを合わせたら、
今日のゲストはなんと荒俣宏
ワイドショーやクイズ番組ではない番組で
荒俣先生が見れるとは嬉しい。

それも待望の新作「帝都幻談」について語っていた。
魔人「加藤」が江戸の街に出没。
江戸がゆれるほどの妖怪対戦が勃発する・。
平田篤胤や平賀源内など
歴史上の人物もふんだんに登場するそうな。

江戸時代には各町内にひとつの妖怪が存在したくらい、
人々の暮らしに妖怪は身近な存在だったそうだ。
妖怪にかこつけて
現代の日本のあり方に一石を投じる、広大な構想であるようだ。

本はもちろん読みたくなったが
荒俣宏の物書き人生に触れたくだりも面白かった。

小説を書く喜びとひきかえに代償も大きかったとかで
普通の生活や平凡な喜びとは無縁の人生を送ってしまっているそうだ。
膨大な資料を購入することによって周りの人がどーんとひいてしまう。
特に女性から「ひかれる」という言葉には爆笑。

もうひとつは「加藤」について。
加藤は決して悪い人間ではなく、
幸せに暮らしたかったけど出来なかった人間の悲しみが
怨念と化した、
象徴のような存在であると。加藤に同情したり同感したりして。

人生論もちょろっと。
結局人間は「短い人生の中で何をやったか」と言うことよりも
「幸福」「心の安定」が一番大事なんじゃないですかね、
8勝7敗でとんとんと思わなきゃ、と
荒俣宏のような人にそう言われるなんて。
「結局そうなのか~~」「そうなのかもね~~」

さあ本屋に走ろうっと~~

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「黒い画集 あるサラリーマンの証言」

2007-05-19 | ★人生色々な映画
松本清張「黒い画集」から

監督は堀川弘通、
助監督に恩地日出夫、
カメラは「野良犬」「蜘蛛巣城」など黒澤映画でおなじみ中井朝一
脚本が橋本忍 

中堅どころの繊維会社課長石野(小林桂樹)は
持ち家で妻(中北千枝子)、子供二人と平和に暮らしていた。

会社が終わるとビアホールでちょっと一息入れて
パ××コ屋で50円を資本に暇つぶし。
「味の素」とたばこをしとめる。
その後向かった先は自宅ではなく、
新大久保の裏通りにある小さなアパートだった。

この男には部下の、
若い愛人(原知佐子)がいるんですねえ。

アパートの玄関のドアを開けるとすぐにちゃぶ台っていう環境、現実感がある。
別に貧しいっていうんじゃなく、OL一人暮らしとしては普通だったのだろうなあ。

冒頭のナレーションにこと細かく
主人公の月給、ボーナスの額が説明され、
庶民の生活レベルが浮かび上がる。
このように
一気に物語に引きずり込んでしまうのも橋本忍の妙技。

男は浴衣に着替えて女としばし
いちゃいちゃした後部屋を出る。と、そこで
ばったり家の近所の男に会い
思わず会釈してしまったことから
話はややこしい方向に進んでいく。

男は会社でも如才なく立ち回り、平凡ながら暮らしも安定している。
一見堅実そうな人物でも
ちょっと気がゆるむと人間というのは、隙が出来てしまうのだろうか。

その後ついた嘘によって
自らの首を絞めることになってしまう。
一瞬の判断が運命を左右する。

人間の
少しの心の弱さ、甘さ、隙を
巧みに事件にからめていくのは松本清張の名人芸だ。

小林桂樹はこういう役が本当に上手い。
映画館に行ったという
アリバイを主張するために
映画のプロットを必死に説明するシーンが秀逸だった。

行き届いた配役が嬉しい。
ちょとだけ出る担当刑事も西村晃だったりして、
あんな刑事だったら、とても
逃げられないだろうなと思わせる。

1960年 監督 堀川弘通
脚本 橋本忍
原作 松本清張
撮影 中井朝一
美術 村木忍

*映画の中のイイおんな:
原知佐子:スレンダーで硬質の美しさをたたえております。
フランスの女優さんのように
年を重ねても光っている人だと思っていたけど
この映画では若さいっぱい。
無邪気なOLをはじけるように演じていて新鮮だ。
実相寺昭雄監督の妻としても知られていますね。

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