邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

「デス・ルーム」(洋画)

2011-07-30 | ★洋画

ケン・ラッセル(「ゴシック」)・モンテ・ヘルマン(「断絶」)・


 ジョン・ゲイタ(「マトリックス」)ショーン・S・カニンガム(「13日の金曜日1」)


これだけ著名な監督が揃っているオムニバスとくれば


すごそう!と思うのが当たり前だけど


中身は遊び心満載の


「なんちゃって


エログロコメディオムニバスホラー」。


ネットでの評判は最低だけど、私はこういうの大好き!


ホラーと笑いは表裏一体!なのだ。


 


ハリウッドの撮影所に見学に訪れた男女がいわくつきの8角形の部屋に閉じ込められ


なぜか?めいめいに恐怖の体験を語り始める・・・


 


石橋凌、杉本彩・比留間由哲が出演している


”エピソード2”は日本が舞台になっていて、


「13日の金曜日」輝かしい第一作を撮った、ショーン・S/カニンガムが


メガホンを取っている。


この作品でいいのは俳優に重要な台詞を


英語で言わせないところ。


ミステリアスな男(比留間)は


無言&日本語しか喋らないのが素晴らしい。


地獄を”Hell”じゃなくて「ジゴク」と表現して


アメリカ人にもそう言わせているところ。


石橋凌は英語喋ってますが


杉本彩も片言しか喋れない設定で、リアルな日本人を表現させています。


ちなみに、「いわゆる杉本彩」を期待すると肩透かしをくらいます(爆)


そんなキャスティングも冗談ぽくてナイス!


洋画に出演している日本人俳優に


無理して英語使わせることないのに~~!といつも思うので、


このような演出は画期的!日本人をよくわかっている監督だ!と


ショーン・カニンガム監督を見直した!


 


日本が舞台のホラーというと思い出す「呪怨」のアメリカ版は


東京が舞台だったけど、この作品はローカルな場所。


異邦人の目線からの


田舎の古い寺、苔むした墓場の景観が


日本人からみても瑞々しくもありおどろおどろしくもあり、


とても新鮮です。


もちろんエロスがテーマですが、普通のホラーじゃなく


どこか可笑しい。途中でアニメが混入したりと


やりたい放題で笑えます・・・


 


他のエピソードも何が飛び出すかわからないスリルと


悪ふざけと悪趣味に満ちていて最高!


 


原題は「Trapped Ashes」


 

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世界水泳:頑張れ日本

2011-07-27 | 日々の泡

世界水泳が始まって

毎晩テレビ朝日に釘付けになっております。

どの選手も

足にエンジンがついているかのように

速~~~~!これで優劣つけるなんて過酷。

日本勢もこれから調子上がってくると思うので

平泳ぎの北島、背泳ぎ入江くん、バタフライの松田くん、

応援してます! 

 

良く行くプールも賑わってきている。

心は上海って感じでモチベーションが

上がっている人が多いような・・

私は、各種目ごとの

ターンの習得をこの夏の課題にしたい。

今のところ、ターンに消耗して後の泳ぎがヘロヘロになる本末転倒ぶりですが(大汗)

 

日本頑張れ~~~!

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「大鹿村騒動記」

2011-07-25 | ★愛!の映画

原田さんがやせ細った車椅子姿で完成試写会に

臨んでいる映像を見ているうちたまらなくなり、

映画館に走りました。

原田芳雄に会いに飛んで行ったのです。

 

館内は「デンデラ」と同様、中高年が半数を占める入り。

 「大鹿村騒動記」は

長野県の村に

古くから伝わる民衆歌舞伎を軸に

幼馴染と駆け落ちした挙句、

認知症になって戻ってきた妻(大楠道代)とその夫(原田)、

回りの人々の人情喜劇。

 

原田さんは出ずっぱりで

しゃべりっぱなし。

歌舞伎の台詞も朗々と響き渡る声量で

石橋蓮司と共に魅せてくれた。蓮ちゃんもやっぱりすごかった!

二人とも腹の底から声が出ていて聞いててスカッとした。

小倉一郎も歌舞伎台詞、意外と(?)力強くて驚いた。

原田VS大楠道代のツーショットは

あの鈴木清順の「ツゴイネルワイゼン」を思い出させてくれたが

時の流れを感じて頭がクラクラした~~

 

ゴージャスな出演者たちの中でも

三國連太郎はランクが違う感じが・・・

年齢を超越した凄み。

わずかの出番でも作品に深みを与えてくれるたいへんな役者だ。

ただ野原を歩くだけでも映画!になってしまう職人芸を見せてくれてこれぞ国宝級

拝みたくなった。

 

ギャグの演出って難しいと思う。

ここでは決して大笑いを誘うわけじゃなく

くすくす笑いを引き出す系。

ギャグにはセンスが合う合わないがあって、私個人は大笑い系が好みだけど。

多彩な人物の台詞や描写も決して深く重たくは無い。

日本全体が疲れ果てている今日、エグ味の無い癒されるものをみんな見たいのかも。

テンポは良いが

せっかくの歌舞伎のシーン、

爆発的とは言わないまでも、もうちょっとカタルシスが欲しいと思った。

 

原田さんは文句無く素晴らしいです。

原田さんが主役の本格的な時代劇がもう一本見たかったなあ・・・

 

「この週末、大鹿村にちょっと遊びに行ってこよう!」

「原田さんに会いに行って来るか。」

そんな気軽な気分でごらんになると楽しめると思います。

1000円という鑑賞料金も嬉しいですね!

 

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「大鹿村騒動記」見ました!

2011-07-24 | 日々の泡
お葬式には参列出来ないので、原田芳雄さんの遺作観てきました

いい声でした!
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中村とうようさん死去

2011-07-23 | 日々の泡

音楽専門誌「ミュージック・マガジン」の名編集長でいらっしゃった

中村とうようさんが自殺によって

この世とお別れなさったそうだ。

実は昔お世話になったこともあるので

最初ネットでニュースを知った時はとてもショックだった。

だって

去年の今野雄二さんといい、その前の加藤和彦さんといい

続いているじゃないですか。

 

有名雑誌の編集長は個性が強い人が多いけど

その中でも筋金入りと言われた方だったから

憤死?とも思ったけど

こればっかりはご本人にしかわからない。

 

79歳。音楽業界に活気があった頃、充分お仕事をされて

多大な功績を残された。もう未練は無かったのかも知れない。

お疲れ様でございました。ありがとうございました。

と言いたい。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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夏風邪~~

2011-07-20 | 日々の泡

昨日ぐずぐず声で母親と電話で話したら、

一発で

「おやまあその声は・・!」と見破られてしまいました。

小さい頃からこの季節になると風邪をひいたとか・・・

いくつになろうと、親はそういうことを忘れていないのですね。

と、ありがたいやら情けないやら・・・

 

週明けから

こんな風にソファで自作のブランケット(毛糸)を

引っ被ってごろごろしておりましたが・・・

体はだるいわ蒸し暑いわで

気持ちはどんどん萎えていくばかり・・・

ええいこんなときこそ

クィックターンの練習をするのだ!

プールへいくぞ!

となぜか思い立ち・・

(クィックターンとはぐるっと前回りするターンですが

風邪ひいているときに練習して上手くなるようなものではありません)

無謀にも決行!

「うわっ」 

皮膚感覚がいつもと違うせいか、プールの水が

ヒマラヤの雪解け水のように冷たく感じます。

しかし頭を突っ込んでしまってからは感覚が麻痺。

そのうちハイ状態に。。

やみくもにぐるぐる回っているうちに

あまりのことに体がびっくりしたのか

血のめぐりが良くなったのか?

風邪がどこかへ吹き飛んで行ってしまいました。

荒療治もいいところです。

でも

良い子と良い大人はくれぐれも真似しないようにね。

 

そういえば

もうすぐ(24日から)世界水泳競泳が始まりますね。ワクワク!

日本チーム頑張れ!

 

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原田芳雄さんが亡くなった?

2011-07-19 | 日々の泡

原田芳雄さんが

亡くなられたそうだけど、まだ信じられない。

ついこの間、いつものラフなスタイルで

テレビのトーク番組に出演しているのを見たような気がしていたから。

 

たくさんの出演作の中で

やっぱり「竜馬暗殺」が一番びっくりした作品だっただろうか?

泥臭くて汚くて暗くて男の臭いプンプンの竜馬。

この間の、若く明るくて綺麗でこざっぱりした龍馬(それはそれで素敵だったんですけど)とは

180度違っていた。

原田さんでなければあの作品はあり得なかった。

っていうか、原田さんのための作品だったのか?

色っぽい男性だったと思う。

 

晩年は力が抜けた、洒落た枯れ方が素敵だったのに。

もっともっと仕事をして欲しかった。

病魔は容赦が無い。残酷だ。

 

遺作となった

「大鹿村騒動記」は東映の英断で、「デンデラ」と同じく1000円均一だそうです。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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漢字練習帳

2011-07-13 | 日々の泡

先日

テレビで90歳の漢字おばあちゃんを見た。

毎日新聞紙に太いマジックで

漢字を書きまくって練習。

記者が言う難しい字・・たとえば「鱸」とか・・・

をさらっと書いているのを見て

目からうろこが落ちた。

90歳の方ががんばっているのに・・・!

私ときたら

久々にメールじゃなく手紙を書こうとしたら、四苦八苦。

何枚便箋を破いたことか。

パソコン、携帯の自動変換に慣れてしまい

漢字は読めてもちゃんと書けなくなってきたことを猛省し

徹底的に書く練習をしようと思いました。

漢検とかそういうことではなくて、

日本人として、漢字をちゃんときちんと書きたい!と思ったのであります。

 

そんな時見つけたこのサイト

「毎日漢字com

漢字書き取り問題が日替わりでアップされている!!

こういうサイトを利用させていただき、毎日コツコツ夏休みの宿題にいそしむことにいたします。

並行して松岡正剛著「白川静:漢字の世界観」そして

白川静先生の「漢字百話」を読んでいます。

 

漢字ってすごい。深い。面白い。夢中です。

 

****今日書けた四文字熟語(自主練)

魑魅魍魎

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「俄」(にわか):林隆三

2011-07-09 | ●面白かったTVドラマ

実在した幕末の侠客・明石屋万吉(林隆三)の人生を描く痛快時代劇。

13回シリーズの最終回を見た。

男が惚れる男、

万吉は度胸一本男伊達を貫き通した。

俄とは路上で演じられる即興の喜劇のこと。

「俺の人生は俄やったんや」と最終回で語る万吉の

粋ですがすがしい男っぷりに

スカ~~~っ!

林隆三の代表作と言ってもいい「俄」

昔ちらっと見て憧れたことがあったっけ。

それ以来、林さんというと「俄」を思い出していた。

しかも

演出はあの木下恵介

脚本は山田太一。

原作:司馬遼太郎。

自らを阿呆と言いながら、揺るぎの無い太い筋が一本びしっと通っている。

今こんな男がいるのかしらん。

カッコつけるだけで大滑りする人はいるみたいだけど(爆)

粋な芸者の姐さん(藤村志保)、万吉についていく健気な女房に

大谷直子と女性陣も良いわ~~

土方歳三といい、司馬さんの作品では

生き方の美学を貫く 男が胸を打つ。

 

今の時代だからよけいにまぶしく感じられるドラマだ!

 

男伊達っていい言葉ですね。

 

********

男伊達:男としての面目が立つように振る舞うこと。強きをくじき、弱きを助け、命を捨てても信義を重んじること。また、そういう人。侠各(きょうかく)。「頼まれて嫌とは言えぬ―」 デジタル大辞泉より

 

時代劇専門チャンネルにて

 

 

 

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「デンデラ」の大入りは・・・

2011-07-02 | 日々の泡

「デンデラ」の大入りは

浅丘ルリ子はじめ優れた女優陣の牽引力かと

思っていたけど(それも大いにあると思うけど)

シニア女性たちの

男性中心社会への鬱憤

若者ばかりがもてはやされる世の中への

言葉に出来なかった憤りが

「大入り」という形になって

現れているのではないかと思いました。

 

ってことは

第二次ウーマンリブ??でしょうか?

 

我々に代わって草笛さんや浅丘さんが

ドスの効いた声で

「ばかやろ~~~!」と言ってくれると

スッキリ!?

 

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