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※- 「3.11・東日本大震災&原発事故」から3年 2014年03月11日
3月11日、NHK website ー : およそ2万人が犠牲となった「3.11・東日本大震災」と「東京電力福島第一原子力発電所の事故」の発生から、きょう(11日)で3年となります。
被災地の復興や避難生活が続く人たちの生活の再建、原発事故の全容解明や汚染水の問題などが依然として大きな課題となっています。
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3年前の11日、東北沖で『マグニチュード9.0』の巨大地震が起きて高さ10メートルを超える大津波が東北や関東の沿岸に押し寄せ、さらに東北や東日本の各地で激しい揺れの地震が相次いだ。
仮設住宅などの避難先で生活している人は、先月13日現在、国のまとめで=26万7400人余りに上り、避難先は全ての都道府県に及んでいます。
住宅を自力で再建できない人のための「災害公営住宅」は、8つの県で2万9500戸余りの建設が計画されています。
先月末の時点で建設に着手したのは4分の1に当たるおよそ8000戸、完成したのは全体の3%に当たる1000戸余りにとどまっています。
被災地では災害公営住宅の建設や集団移転先となる高台の造成が進んでいないことなどから、依然、多くの人が避難先にとどまらざるを得ない状況が続き、生活の再建を阻む要因にもなっています。
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一方、3基の原子炉でメルトダウンが起きるという過去に例のない事態となった福島第一原発の事故。
何がメルトダウンを決定づけたのかや、大量の放射性物質がどのように放出されたのかなど、全容がいまだに解明されていません。
核燃料を冷やすことで発生し続ける汚染水の問題も解決しておらず、40年かかるとされる廃炉に向けて、まだ多くの課題が残されています。
3年がたつ今も、被災地の復興や避難生活が続く人たちの生活の再建、それに原発事故を巡る問題をいかに前進させるのかが大きな課題となっている
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