3月になった。春が来た。
大谷翔平選手にも
お幸せに


冬は残り毛糸の始末で編み物をしようと思っていたが、結局一度もしないままに季節が変わった。
暮れに衣類の整理をした時、はるか昔に編んだモヘアのカーディガンが出てきた。
すっかり忘れていて10年以上着ていない。
薄手なのでこれから着ることにしよう。

去年編み物をしていた時、YouTubeの動画を参考にすることがあった。
その中のナレーションで「玉付き棒針は絶滅危惧種になりつつあります。」というコメントがあった。
確かにそうかもしれない。
毛糸の太さに合わせてコードの先端の針を交換する輪針が主流になりつつあり、はるかに使い勝手がいい。
バラで何本かは持っているが、どれも先端の付け替えができないタイプで、ちゃんとしたものはクロバーの「匠」3号だけで、その他はプスティック製や100円ショップで買ったもの。
やはり使い心地がイマイチである。
各ブランドの付け替え式輪針セットをネットで何度も検索しては見とれているが、カートに入れるまでは至らない。
それなりに値段がするものだし、ジャンボ針や極細針の出番はなさそうだし、第一在庫の毛糸を形にするのが目的で、新たに毛糸を買ってセーターやカーディガンを編むことはないだろうと思う。
しかし「用の美」と言うか、機能的に優れているものはやはり美しい。
観賞用としてだけでも欲しいくらいである。


「手編みをする人ならセットで揃えておくといいですよ。一生ものですから」
件のYouTuberのコメントである。
件のYouTuberのコメントである。
う〜ん、「一生もの」って、何歳だと納得できる言葉だろうか?


