最近夫はちょっとした外出に帆布のショルダーバッグを使っている。
外ポケットはあるが、メインの内部にはポケットも仕切りも一切ない。
レジに並びながらバッグの中をガサゴソ。「小銭入れが見当たらない…」
印刷物を手にガサゴソ。「メガネ(老眼鏡)が…」
玄関のドアの前でガサゴソ。「鍵が…」
小ぶりなバッグの容積がいかほどのものか、結構時間がかかる時がある。
その度に「サイズはちょうどいいが、中の仕分けができないのが難点」とボヤいている。
お任せあれ。私がバッグ・イン・バッグを作って解決してあげましょう。
年末に私の古い革のバッグを処分した時、内袋をザクザクと切り取っておいた。
ファスナーだけが必要だったが、よくぞ布を解体しなかった。
スクエアに縫い直せばそのまま使える大きさである。
片面にファスナー付きのポケット、対面に小ポケット2つがあり、そのまま活用できるではないか。
そうして作ったバッグ・イン・バッグ。
サイズはタテ18cm × ヨコ27cm × マチ7cmである。
ヨコ幅とマチはショルダーバッグと同サイズ。
バッグのタテは22cmだが、両サイドにファスナーが4cm下まで開くので18cmの高さにした。
バッグと密着する外側にも1個と2個のポケットを付けた。
ネットで調べた無印良品の製品を参考に、縁にアクリルテープを施し、センターを取っ手用に開けた。
内部は、既製の3個のポケットに似た色のハギレを使って2つのポケットを足した。
1つはファスナーポケットの上に。1つはマチの側面で、メガネが入れられるサイズにした。
なんということでしょう…!
劇的ビフォーアフター


これまでワンルームだったバッグが一気に9ルームに。

ファスナー全開時の高さもOKである。
離れの外ポケットと合わせた10ルームに、それぞれのモノの定位置を決めれば、これでもうガソゴソ探すことはないだろう…と思う…。