手ぬぐいでショルダーバッグ

祭り手ぬぐいでショルダーバッグを作って欲しいとの依頼を受けた。
町内会の朱印を活かす、大きさはＡ４が入る縦長サイズなどの要望で、お互いラフスケッチを描いてイメージを詰めていった。
Ａ４用紙が入ればＯＫ？　そのクリアファイルは？　Ａ４対応の角形２号の封筒は？
結局角形２号が収まる大ぶりのバッグがいいということになった。

予定になかったのは、手ぬぐいが届いた時、それまで話に出なかった法被用の角帯が添えられてあったことだ。
さてはショルダーストラップに使えということか？　オヌシやるな…、という思いで創作意欲がいや増した。
そうして出来たのがこのバッグである。

背面に外ポケット、マチにも小ポケットを付けた。利便のためでもあるが、布製で大ぶりなのでクタッとなり、少しでも腰を付けたかった。
柄に天地があるので手ぬぐいは横長に使い、かぶせの下は別布とはぎ合わせ、そこにもポケットが出来た。もちろん内袋にも。
なんとか気に入っていただけたようでひと安心。

５０センチ足らず残った角帯、今度はそれをマチにしてミニショルダーが出来た。