桔梗のつぼみ 2020年09月09日 | 俳句 桔梗は大好きな花のひとつである。 開花した花もだが、紙風船のようにぷっくり膨らんだ蕾の形状も美しい。 桔梗(きちこう)の蕾 吐息のごとひらく 子どもの頃、めいっぱい膨らんでいた蕾に触れた途端開花したことがあった。 力を入れずそっと触っただけだったので、まさに開花の瞬間だったと思われる。 ギリギリ持ち堪えていた切り取り線が裂けるように、五つに分かれていった。 長いこと息を詰め、ゆっくりと吐息を漏らしていくようだった。 桔梗は3音の「ききょう」だが、「きちこう」とも読め、俳句では4音にすることもあるらしい。 « 秋の七草 | トップ | 散歩点描 16 木の実草の実 »
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