このブログを見ている知人が和太鼓サークルに入っていて、手ぬぐい製のバチ袋を作ってくれないかとの依頼を受けた。
前に画像でアップした「鎌・輪・ぬ(構わぬ)」の手ぬぐいを気に入って指定、太鼓の練習に自転車で行くので背負うようにして欲しいという注文だけで、あとはこちらに任せられた。
届いた長短2組のバチと手ぬぐいを並べ、さてどうしたものかと考える。
正直デザインを考えるこの段階が一番楽しい。
長いバチを生地の長辺でくるむように作れば簡単だが、この柄を横にするのはなんとも無粋である。
黒の無地があったので底に接ぎ合わせることにした。
手ぬぐいの不足分をすべて黒にしても十分布はあったが、配置してみると無地と柄との比率がどうにも野暮ったい。
妥協するか、面倒でも手ぬぐいをタテにつなぐか…、迷わず後者にした。
柄合わせが微かにずれた継ぎ目が隠れるようかぶせのサイズを決める。
背中で木の棒がゴロゴロ当たるのを和らげるために、ちょうどあったキルト布を内袋にした。
高身長マッチョ系のクライアントにストラップの長さを確認して「バチケース佐々木小次郎バージョン」の完成。
さて満足していただけるか?


余った布でペアの巾着袋ができた。

「千成」のてぬぐいも粋で洗練されたデザインでしたよね。
オーダーあれば考えますよ(笑)。
何事も形から入る性分なので、嬉しくてたまりません。
次の練習日が待ち遠しいです。
ありがとうございました!
お手元に届きましたか。
気に入っていただいてひと安心です。
>何事も形から入る性分なので、
me too.
張り合いになるのだから、それも悪くないと思います。
愛用してもらうのが何より嬉しいです。
返事がこれ。
おみごと・おみごと。ほんとにスゴイ方ですね。私らは、短刀入れに刀の房をつけたものを使っていました。」
短刀入れとは、これはこれでまたアイデアですね。形から入るのは、気合・ヤル気のある証拠ですね。
千成会様のお言葉、恐縮です。
このところアクセス数が増え、昨日は100件を越えていました。
同窓会で紹介していただいたこともありますが、
いろんな方の来訪、うれしい限りです。
ますます更新にチカラがでますねっ。 てげてげに・・・