
久々に植物園に行った。
バラ園は多少花が残っていた。
コロナ禍と雨雲が迫ってきていて、入園者は30~40名くらいだったろうか。
いつもたくさんの人が寛いでいる芝生広場は人っ子ひとりいなかった。
ハスやスイレンが見頃だった。

目的はカラスビシャクを見つけて撮影することで、職員が以前確認したというアジサイ園の下生えを見て回ったが見つけることができなかった。
諦めて園内を1周した。
ダリアも咲いていた。
子どもの頃の夏の花の記憶と言えば朝顔や向日葵、ダリア、立葵、グラジオラス、百日草などだが、それらはどれも人家の庭や畑の隅に無造作に咲いていて綺麗だった。
植物園のダリアはゴージャスな品種で見事ではあったが、まるで標本のように1本1本が支柱に括られ、風情という点ではどうだろう…?