手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

スポーツ少年団の過熱気味な活動に喝!指導者に一考を望む

2009-05-07 10:47:48 | スポーツ
私の息子が小学生だった頃もそうだったが、野球やサッカーなど、主に小学生を対象にしたスポーツ少年団が、あちこちで活動していて、そこのチームに所属する子供たちやそれを応援する親たちを熱く燃えさせている。当時もそうだったが、今でも毎休日は、すべて練習や試合を組んでいるスポーツ少年団があって、余りの加熱ぶりには考えさせられる。すべてのスポーツ少年団のチームが皆、そうとは言い切れない、と思うが、一部チームのやり方には、どう見ても、活動し過ぎ、やり過ぎ、と思わざるを得ない。
現在、埼玉に住む、小学4年と3年の私の孫は、小学校に入る前から、サッカーのスポーツ少年団に所属しているが、このゴールデン・ウィーク中、彼らは一日の休みも無くずーっと、練習やら試合、更には合宿さえもが組まれていて、休日を家でゆったり過ごすことも無い有様だった。一年を通してすべてサッカー漬けになっているのだ。こんなことで良いのか、と思う。孫に聞いたら、将来サッカー選手になりたい、と言うし、親も積極的に全面的に協力している。
実は、千葉に住む二人の孫娘は、このゴールデン・ウィークには、埼玉に住む、小学4年と3年のサッカー少年の孫たちと久しぶりに会って、バーベキューをやるのを楽しみにしていた。--でも、それは適わなかった。
家内は、孫娘から、埼玉の孫たちと会えない理由を質問された時、「サッカーの試合が負ければ、翌日は試合が無くなるから会えるかも・・」と答えていたが、すかさず小学2年生の孫娘が、「サッカーの試合が負ければいいのに・・」とヤケ気味に不満を言っていたが、隣にいた私も孫娘の言葉には賛成だった。
ほぼ一年を通して、休日をすべてサッカー漬けになっている、なんていう指導方針をとっている少年団の指導者は、この際、考えを改めてほしいものだ。子供たちに対して家庭団欒の場として、ゴールデン・ウィークとか、月に数回の休日は、サッカー漬けからの解放が是非必要である。これくらいの休日を設けても、チームの戦力強化が落ちるとは思えない。
子供たちが大きくなったとき、小学校での想い出が"サッカー"だけ、だとしたら、余りにも寂しい、情けない、と思う。
たまの休日には、子供たちを、サッカーから切り離して、彼らに家庭団欒の機会を与え、映画を観たり、遊園地で過ごさせたり、博物館を見学させたり、親戚の子供たちとのふれあい、などといった幅広い経験をさせることが必要だ。



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