手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

歯医者の帰りに隅田川で桜見物

2010-04-02 18:42:40 | 人生
昨日は、南越谷にある、かかりつけの歯医者に行った。当日は天候も良く、治療は午前中に終わったので、以前から、そのうちチャンスを作って、桜見物をしようと心に決めていた、隅田川を訪問した。
ちょうど正午頃、東武電車に揺られて浅草に行き、そこから歩いて、隅田川の土手に向かった。こうして、訪れた隅田川のこの地は、私にとっては初めての場所だった。それに、ここからは、つい数日前に、孫娘を伴って見物に出かけた「スカイ・ツリー」も見えて、いい眺めだ。
風は吹いていたものの、それほど強風でもなく、晴れ渡った隅田川の水面が目に眩しい。土手の桜の木々もほぼ満開に咲き誇り、ときどき、デジカメで撮影しながら、ゆったりと散歩した。
隅田川には、お客さんをいっぱい乗せた、遊覧船が走っていて、それが言問橋をくぐり抜けていく。私は、言問橋も歩いた。
ゆったりした散歩をしながら、ごく自然に、瀧廉太郎作曲の「花」を思い出して、なんか自分の小さい頃を思い浮かべ、なんとはなしに感傷的な気分になった。
♪ 春のうららの 隅田川
のぼりくだりの 船人が
櫂のしずくも 花と散る
眺めを何に 喩うべき ♪
ところで、近年は、桜の花を見物するたびに、毎年のように、あと何回くらい、見物できるのだろうか?と、いう気持を抱く。それは、以前に誰からともなく伺った、お年寄りの話との連想にも通じる。
-- 毎年のように必ず、同じ場所で桜見物のために出会っていた、お年寄りが、ある年からプッツリと姿を現さなくなった!!と、いう話。--
若い時は、美しい!、きれい!と、そんな思いだけで、桜の花を見ていたものだったが、今では、年に一度だけ、しかも、ほんの短い期間だけしか、見られない桜の花を見るのって、実に貴重だな、って思わざるを得ない。





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