手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

豪勢な(?)ブラリ旅 紀行

2006-04-15 09:50:21 | Weblog
定年を迎えている今、ときどき何もしないでいるとき、そして、なにをする気も起こらないでいるときなど、私は、定年って、大海原に一人ぼっち投げ出されているような感じを抱くときがあります。だって、東西南北どちらの方角に行こうと、自由なんですから。
そんな中、ときどき新聞に「電車ブラリ旅」みたいな記事が掲載されていたのを思い出し、思い切って、近くて短時間に気軽に行けそうな歴史の街を訪ねることを思い立ちました。それで、早速、歴史の街「足利」に行くことを思い立ちました。そして即実行に移しました。
昨日--4月14日(金)--、一人でノンビリ旅を楽しんできたのです。私の家から電車で約1時間の場所です。「足利」は、以前にも私と家内が友人夫妻と一緒に車で行ったことがあるのですが、そのときは、フラワーパークを見物するのが目的だったので、日本最古の「学校」の見物は、時間が無くて見学できなかったのです。
JRと東武電車を乗り継いで行ったのですが、その日は、ウイークデーということもあって、さすがに電車は空いてました。電車の両側には一面に緑の畑が広がっていて、まさに田園風景そのものでした。私の乗った電車の車両には乗客が7人しか乗っていませんでした。「足利市」駅に着いて、歩いて「渡良瀬川」の橋を渡り、足利尊氏ゆかりのお寺-鑁阿寺-に向かいました。
http://www.soba.info/bannaji.html
このお寺は歴史上も有名ですが、人通りはほとんど無く、正面の石畳の通りも、人影はまばらでした。
その後、相田みつをゆかりのお店の料亭「なか川」に入って、昼食の腹ごしらえをしました。
http://www.soba.info/nakagawa.html
「なか川」は、山門から歩いて1分くらいの所にあります。注文したのは、もちろん、もり蕎麦です。ここの2-8蕎麦は雪のように真っ白な蕎麦で、まさしく「更科」ということがわかります。見るからに高級感を漂わせており、実際食べてみて、ちょうどほど良い固さでほんのりと歯ごたえもあり喉ごしも良く、さすがでした。食べているうちに分かったことは、630円という値段のわりには、意外にボリュームもたっぷりある、と感じました。通常茹でる前の蕎麦の重さは150グラムですが、このお店のはそれ以上あるように感じられました。もちろん、食べながら、私が打つ、手打ち蕎麦と麺の太さとか長さとか、味わいとかいろいろな観点から比較しました。蕎麦つゆも比較しました。分かったことは、蕎麦つゆは、私の家で作ってるものよりも、色が透明がかっているわりには、味がほど良い、ということ、それと、蕎麦のゆで方が、私のよりほんの少し固めかな、ということぐらいで、その他はすべての面で、私の手打ちと変わりないんじゃないか、と思いました。で、私としては、自分なりにかなり自信を持ちました。これって、今回の小旅行の大きな収穫でした。
昼食後は、見学のもうひとつの目玉である「足利学校」に行き、じっくりと視察してきました。
家を出てから、帰宅するまで、わずか5時間の小旅行でしたが、とっても充実した一日を過ごしたように感じました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。