手打ち蕎麦をやり始めてから数年が経過している。私の場合、手打ち蕎麦を粉の状態から、打って、切り終わるまで、の中で、最も時間がかかるのは、打った蕎麦を約1ミリぐらいの幅で、規則正しく切り終える時間だ。
それで、3年ほど前に、北海道で蕎麦屋を商売にしている友人に、上手に短時間で蕎麦を切るコツを伺ったことがあった。そのときの、彼の答えは、リズムに乗って調子よく切ればいい、とのことだった。でも、その当時は、どうすればリズムに乗れるのか、皆目見当がつかなかった。
で、今日、手打ち蕎麦を打ち、包丁で切っていたら、リズムに乗る、っていう感覚がなんとなく、分かったように思えた。一度お蕎麦に包丁を入れて切った後、ほんの少しだけ包丁を左側に傾けてコマ板をわずか左側にずらして、また包丁を入れる、と云う動作を何度も繰り返して、切っていくわけだが、今日は、その動作が、なんとはなしに、規則正しい時間間隔で、リズミカルに行うことができたのだ。かつて、私と同じ通信機器の開発の仕事をしていて、今は、中途退職して、郷里の北海道で蕎麦屋を開業している、片岸君が言っていた、"リズムに乗る"という言葉の意味が、今頃になってようやく、わかったように思える。
それで、3年ほど前に、北海道で蕎麦屋を商売にしている友人に、上手に短時間で蕎麦を切るコツを伺ったことがあった。そのときの、彼の答えは、リズムに乗って調子よく切ればいい、とのことだった。でも、その当時は、どうすればリズムに乗れるのか、皆目見当がつかなかった。
で、今日、手打ち蕎麦を打ち、包丁で切っていたら、リズムに乗る、っていう感覚がなんとなく、分かったように思えた。一度お蕎麦に包丁を入れて切った後、ほんの少しだけ包丁を左側に傾けてコマ板をわずか左側にずらして、また包丁を入れる、と云う動作を何度も繰り返して、切っていくわけだが、今日は、その動作が、なんとはなしに、規則正しい時間間隔で、リズミカルに行うことができたのだ。かつて、私と同じ通信機器の開発の仕事をしていて、今は、中途退職して、郷里の北海道で蕎麦屋を開業している、片岸君が言っていた、"リズムに乗る"という言葉の意味が、今頃になってようやく、わかったように思える。