手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

久しぶりに虚空蔵菩薩堂で御祈祷を受けました

2024-04-14 21:52:24 | 生活
数日前のこと、運動不足解消を兼ねて、自転車で総合公園付近に行ってきました。近くの虚空蔵菩薩堂にも立ち寄りました。
この虚空蔵菩薩堂は、私が毎年、新年元旦に初詣として、自転車で御祈祷に訪れる市内の3か所のうちの一つの名所だ。他の二つは、雀神社、長谷観音、である。この虚空蔵菩薩堂、実は私の末の弟が小学生だったころから、母がしょっちゅう参拝に訪れている由緒ある場所なのだ。それで、その頃から菩薩堂のお上人様やその奥様とは親しくさせていただき、母は、亡くなるまでは毎年のように年賀状のやり取りもしていたのだ。
さて、その日の虚空蔵菩薩堂の入口で、4月12日に御祈祷の会が主催される、と書かれた紙片を目にしました。
そこで、この4月12日当日、早速、自転車で虚空蔵菩薩堂に行き、御祈祷の会に参加しました。午前十一時半頃から開かれる、と書かれていたので、その時刻のちょっと前に伺ったところ、既に御祈祷が始まっていました。
私は、すぐに靴を脱ぎ、受付のところで御祈祷の代金2000円を支払い、祈祷を受けている人々に加わろう、としたところ、受付の中年女性が、私を見て、「お名前」を書いてください、って、紙片を渡されました。
ピンと背筋を伸ばして、色白・丸顔のモンペ姿のその女性、一目見て私は、ここ10年以上もご無沙汰しているのだが、ここ虚空蔵菩薩堂のお上人様の奥様だと気付きました。私のほうは彼女が誰だか分かっているので、彼女が私のこと分かっているハズと思っていたがそうでもないらしい。きっと、私もトシとったせいかも、と思わざるを得なかった。それで、○○と名前を書いた紙片を彼女に渡したところ、それを見て彼女は「アラッ、○○さん!?」と言葉を発してビックリされた様子!。
実は、私の母は、老人ホームに入るまでの何十年もの間、しょちゅう虚空蔵菩薩堂に参拝に通っていて、お上人さまや奥様にお会いしていたので、奥様は母とは周知の仲でしたので、すぐ私のこと、母の息子と気付かれたようです。
それから私は、既に始まっていたお上人の読経を聞き入る、15人くらいの参拝者の列に加わりました。見ると、お経を唱えているお上人様は、かつて私がお目にかかったことのある、奥様のご主人ではなかったので、世代交代されたのかな、と思っていました。
ところで、お経が済んだ後、奥様からは、参拝者の方々に、ちょっとしたお言葉が発せられました。-----「ここ虚空蔵菩薩堂の境内にある、あの枝垂桜は、何十年も前に、○○さんのお母さまが寄贈されたものです」と。以前に、母から、この事実を聞いていたのですが、この奥様のお言葉には、ちょっぴり誇らしく思いました。
この後、お寺本堂の裏手にある広々とした和室で、お赤飯の昼食が振舞われました。
帰宅時、私は奥様に以前のお上人様のこと伺ったら、2年前に亡くなられた、とのことでした。
また、その折、奥様からは、「お母さまの仏前にお供えしてくださいネ」と言われて、特別にお赤飯の折り詰め弁当をいただきました。

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