手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

銀座でシャンソンを聴く

2008-12-11 11:55:14 | 娯楽
昨夜は、私の3番目の弟から誘われて、銀座に出かけて、デパートのマツヤの真ん前に構える「十字屋ホール」で、シャンソンを聴いた。150人ぐらいしか入らない小ホールの会場は、満員の盛況。つめかけたお客のほとんどが年配の女性。私と弟は前から2列目の席に陣取ったので、歌手と私たちとの距離はなんと、3メートルぐらいの近さ。プログラムを見ると、芦野 宏さんがラストを飾ることになっている。芦野さんといえば、ずーっと昔、彼の唄う姿は、テレビで何回も見る機会があって、私には、何故か今でも、彼の容姿や顔つきをハッキリと覚えている。その芦野さんも、相当の年齢になっているハズなので、彼が、どんな唄いっぷりを見せてくれるのか、大いに楽しみだった。
午後7時半きっかりに始まったシャンソンフォリー(Ⅲ)には、芦野さんはじめ総勢18人の出演者が、ピアニスト森若三栄子さん、アコーディオニスト桑山 哲也さんの演奏をバックに熱唱。その中には、最近売り出し中の小倉 浩二さんや滝 むつみさんらも混じっていて、舞台に華やかさを添えた。色とりどりの華やかな衣装の歌手が一曲づつ歌を披露。聴いているうちに、シャンソンて、お話してるような語り口がメロディに乗っかっている、っていう感じなんだな、と改めて思い知った。歌手が唄い終わるたびに、観客席のアチコチから、「ブラボー」の叫びが投げかけられ、和やかな雰囲気だ。そして、待ちに待った、ラストを飾った芦野 宏さんの登場。その彼の歌声には圧倒された。黒のズボンと黒いシャツに白いジャケットをスマートに着こなした、今年81歳の芦野さんが、「黒い瞳のナタリー」を、背筋をピンと伸ばして、高らかに唄う、そのものすごい声量にはビックリ、圧倒された。
最近では、シャンソンを聴く機会が全くなく、シャンソン自体には無関心だった。今回は不意に弟からの誘いで、出かけたのだが、やはり聴いてみると、すっかりシャンソンに虜になってしまっていた。


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