手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

忘年会で出た話題(1)--息子夫婦と別居している親たちの嘆き

2007-12-23 23:39:15 | 仲間・友達
昨日の22日(土),新宿で昔の仕事仲間12人で構成する忘年会があり、私も出席してきた。その名を「ウエーブの会」という。昭和37年~40年の頃、東京六本木にあった国立大学の付属研究所(その建物は現在は取り壊されて、国立新美術館に様代わりしている)に勤務して、電気通信関係の研究業務についていた仲間で作った会である。12人で構成されているが、昨日の忘年会では、珍しく全員出席だった。当時から大分、年月も経っているぶん、仲間で最高齢の方は82歳で、大部分は70歳代、それでも私ともう1人の二人だけが、かろうじて60歳代である。
12人のメンバー全員は皆、研究所生活を経験してきた関係もあって、大学の教授となった人も5人ほどいる。
ところで、昨日の忘年会では、私の隣に座ったOさんといろんなことを話しているうちに、たまたま、Oさんが別居している息子夫婦のことを私に話してくれた。--Oさんは、別居して暮らす息子夫婦は、親であるOさん宅には、全くといっていいほど来てくれない!、孫の顔も時々は見たいのに、見ることもできない!と、こぼしていた。それに続けて、Oさんは、近頃の息子夫婦っていうのは、息子の親元には行かない代わりにお嫁さんの実家にはしょっちゅう入り浸っている、というのが一般的傾向だ、って力説していた。Oさんによると、これまで、息子夫婦を持つ数多くの親たちと意見を交わしてきて、ほとんどの場合、このような傾向にある、と語っていた。Oさんから、この話を伺いながら、私も、その傾向は確かなようだ、と納得して聞いていた。そして、私の家内からも、以前に、家内の複数の友人もまた、自分たちの息子の夫婦が自宅に寄り付かず、孫の顔も見られない!といって、息子のお嫁さんに関して不平不満のグチを言っていた、という話を聞かされた、ことを思い出した。
更に、今日も、たまたま、昨日の忘年会とは関係ないが、現在も特許庁で審査官をしている友人Sさんと10年ぶりぐらいに久しぶりに電話で話す機会があって、彼の近況を伺ううち、彼もまた偶然にも、別居して暮らす彼の息子夫婦の話におよんだとき、Oさんとまったく同じく、こぼしていた。また、こんな話もときどき聞く。--親が、車に食料品やらお土産などを積んで、仕事で出張中の息子の家に届けたら、たまたま奥さんが留守だったので、隣りの家の人に、渡してくれるようお願いして預けてきたそうな。でも、その後、息子のお嫁さんからは、品物を受け取った、との連絡がなかった、という。そしてその後も、このようなことが一度ならず何度もあったそうだ。--
以上のような、息子の親たちの不満・嘆きって、昔からこれほどまでにあったのだろうか?私には、そうは思えない。最近の若いお嫁さんの育ち方は、昔と違ってきているのだ、と思う。あるお嫁さんは、用があって夫の実家まで車で孫を乗せて連れてきても、孫を下ろすことなく、用事が済み次第、そそくさと車で帰ってしまい、夫の親は、あっけにとられた!、なんて話を聞いたこともある。
このような態度のお嫁さんて、なんか変だ、と思う。人間としての常識、それに血の通った温かさがあっていいはずだ。将来、嫁ぐことになる娘さんを持つ親は、温かい人間愛に満ちた過ごし方をできるような、そんな娘さんに育ててほしい、と思う。