佐伯 泰英著『木槿ノ賦-居眠り磐音江戸双紙(42)』双葉文庫 2013.1.13 第一刷 各648円+tax
オススメ度 ★★☆☆☆
あらら、うっかりしていたら本作の前の40、41巻を飛ばしてしまったようです。佐伯先生いつの間に書き下ろしたのでしょう?
内容は豊後関前藩の内紛を描いたものであることから、大方の予測はつこうというもので遡って読むことはいたしません。
で、本作は内紛を処理した後日譚的なものであり、シリーズの本道?田沼意次との対決という命題からは脇道に外れた感がします。とは言いながらも田沼一派が関与している点を何とかこじつけてはおりますが。
本シリーズを少なくとも50巻まで引き延ばそうという著者の目論見?からなのか、更に次回は別れた奈緒を再びからめた物語へと脱線しそうな気配であります。そんなことより毒矢に射られて生死の境をさ迷う霧子ちゃんが気がかりでありんす。先生!よもや殺してしまうことはないですよね?田沼一派との最終戦には無くてはならない主要人物のひとりとなった霧子ですから。
あと2,3巻は脇道同道を強いられるのでしょうか??
オススメ度 ★★☆☆☆
あらら、うっかりしていたら本作の前の40、41巻を飛ばしてしまったようです。佐伯先生いつの間に書き下ろしたのでしょう?
内容は豊後関前藩の内紛を描いたものであることから、大方の予測はつこうというもので遡って読むことはいたしません。
で、本作は内紛を処理した後日譚的なものであり、シリーズの本道?田沼意次との対決という命題からは脇道に外れた感がします。とは言いながらも田沼一派が関与している点を何とかこじつけてはおりますが。
本シリーズを少なくとも50巻まで引き延ばそうという著者の目論見?からなのか、更に次回は別れた奈緒を再びからめた物語へと脱線しそうな気配であります。そんなことより毒矢に射られて生死の境をさ迷う霧子ちゃんが気がかりでありんす。先生!よもや殺してしまうことはないですよね?田沼一派との最終戦には無くてはならない主要人物のひとりとなった霧子ですから。
あと2,3巻は脇道同道を強いられるのでしょうか??