散歩者goo 

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昨日記140308土(ギャラリー回り 海月文庫・坂井ユウジロー氏展覧会)

2014年03月09日 13時20分56秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴 9.3/2.3
昨日も、午後からギャラリー2kwへ行った。
予定では、自転車で2kwギャラリーへ行き、その後西天満を回る予定だった。
しかし、このコースは、自転車での走行距離が長くなる上、法円坂を登らねばならないので、多少抵抗感のあるコースだった。
案の定走ってみると、一昨日のランニングの疲労が残っていたことが分かった。
足が少しだるかった。

大阪市歴史博物館やNHKのある法円坂を越えてからは、下りになり同時に足も慣れて、それ以後疲労感も無くなった。

2kwでは松田彰氏と金子正二氏の二人展「円環話法」が開かれていた。
金子氏の作風が、大きく変化したことが印象的であった。
その後西天満のギャラリーを回ったが、白を見た時点で5時を過ぎ他のギャラリーを回ることが出来なかった。

その後急いで玉造駅に引き返し、そこで自転車を置いて、阪急西中島に向かった。
海月文庫で行われている坂井ユウジローさんの「春の坂式書畫名品展」を見に行った。
その後行われた、Barの催しに参加するためである。

展覧会では、葛飾北斎のパロディー作品が出品されていた。
坂井氏は八百美で注目されている。
一時期数百円の八百屋の価格で作品を販売していて、作品に描かれた諧謔や揶揄を含んだ辛辣な批判的内容と、八百美に込めた美術界への評価や価格にこめた反骨のコンセプトは今も健在である。
今回のシリーズでは、坂井氏の持つ画家としての技量も遺憾なく発揮されていて、作品形態も、一見本物を模したキッチュな巻き軸形式をとっているもの面白く、表装の手書の柄にまで彼の皮肉った意図が含まれている。
そうした意味で、彼の展覧会の評論で、10年以上前に彼を現代美術作家としてもっと業績を正当に評価されるべきだ、と評論した美術専門家がいたが、現在でもそのとおりだと思う。

Barでは、坂井氏が作家活動を始めた、京都での団体展での活動から現代美術に転向する当時のいきさつをしっかり聞くことが出来て、良かった。(以前にも概要は聞いたことはあったような気がしているが。)
その後、海月文庫でもいつも展覧会をしている絵本作家の岡田慶隆氏のギター・ボーカルと坂井氏のボーカルで、多くのブルースやフォークやその他の歌が歌われ、にぎやかに盛り上がっていた。
ここで何人かの旧知の人とも会えて、話を出来たことも収穫だった。

帰りには行きつけのファストフードによって、軽く軽食をとりながら20分ほど一休みしてから、日付が変わる前に帰宅した。
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