線路端日誌

東海地方の鉄道を中心に、細かいネタからこつこつと。

金沢のDD15

2007年06月08日 11時49分46秒 | JR(北陸)
雪深い北陸には、富山、金沢、福井のいずれにも除雪用機関車が配置されています。JR東日本の車両が只見線で旧客を牽いて走ったことが話題になったDD15は、金沢にも3両配置されています。


DD15形15号機 金沢総合車両所にて。

DD15は、普段は陸橋の下にもぐりこんでしまっていて見づらいのですが、この日は何とか撮れる位置まで出てきていました。


DD13との外見上の大きな違い、屋根上のライト。


複線用ラッセルヘッド。

北陸には全部で8両もDD15が配置されています。しかし、その用途からして、なかなか走る姿を見ることは難しく、私は夏場に松任付近で単機回送を一回見ただけです。DD13顔の車両がJR線上を走るということは無いと、ずっと思っていましたので、4月の只見線のニュースには驚きました。もし、またDD15がヘッドを外して走るのなら、今度は出かけたいな、と思っています。

大糸線全通50周年:記念HM今日から取り付け

2007年06月07日 09時55分35秒 | JR(北陸)
中土~小滝間が開通し、松本~糸魚川の大糸線が全通したのは、戦後の1957年。それから今年で50年ということで、非電化区間を走るキハ52に記念ヘッドマークが取り付けられます。

『糸魚川地域鉄道部からのお知らせ』JR西日本

現在、糸魚川~南小谷間を往復しているキハ52形3両すべてにヘッドマークが取り付けられるそうです。各車両ごとに配色が異なり、糸魚川方と松本方ではデザインも異なります。南小谷方のヘッドマークに車両の番号が、糸魚川方のヘッドマークには運転区間が付きます。

デザインはこちら。
ヘッドマークイメージ写真(PDF形式) JR西日本

取り付け期間は、今日から11月5日まで。3両全部を撮ろうと思うと、本数の少ない大糸線のこと、手間がかかりそうです。

リバイバル「はくたか」運転?

2007年06月02日 11時23分15秒 | JR(北陸)
DD15やDD53など、最近はネタの多いJR東日本新潟支社のホームページをみていたら、「能登半島地震復興キャンペーン」のお知らせを見つけました。その中には、『懐かしの「はくたか」号』の文字も。

『能登半島地震復興キャンペーン』の実施について JR東日本新潟支社(PDF形式)

石川県などによって、能登の観光キャンペーンが行われていますが、JR東日本でもそれに合わせてキャンペーンを展開し、旅行商品の設定や団体臨時列車の運転を計画しているそうです。

この中で、団体臨時列車の運転が二つ予定されています。

一つ目は、『懐かしの「はくたか」号』。運転日は9月15・16日の予定で、15日に金沢から上野へ向かい、16日に金沢へ帰ってくるという予定とのこと。使用車両は489系9両編成。あくまで、団体臨時列車のようです。

二つ目は、「ゆとり」を使用した新潟発金沢行きの団体旅行列車。こちらは9月中旬頃に運転され、和倉・輪島温泉宿泊が商品として組み込まれているので、少し値が張ります。

489系「はくたか」は、2年前を最後に(突発的以外には)運転されていません。往路か復路、どちらかで懐かしの「はくたか」を利用するというこの旅行商品は、18800円。最近問題になっている、指定券・特急券だけ買って乗らないという人への対策として、この形は有効なのでしょう。489系「はくたか」は団体臨時列車なので、乗客が集まらなければ走らないのでしょうが、どうなるのやら。

近江鉄道米原駅移設

2007年06月01日 10時02分53秒 | 鉄道
近江鉄道の米原駅が、今よりJR米原駅に近い位置に移設されることになり、そのため今日から7日までの一週間、米原~フジテック前間が運休・バス代行されるそうです。

『米原駅移設工事にともなう運休について(近江鉄道)』

一瞬、米原の隣駅は鳥居本じゃなかったっけと思いました。調べてみるに、フジテック前は昨年春に出来た新しい駅だそうで、これまで知りませんでした。


4月21日時点での新・米原駅。ここに近江鉄道本線が来るようになる。

今月末に米原を通る用事がありますが、その頃には、ここから発着する近江鉄道を見ることができるのでしょう。