先週の海山道の記事に続いて、今回は塩浜(近鉄塩浜近接)から延びている専用線の見たままを書いてみます。
迎えを待つタキ1000、タキ43000 塩浜操車場にて
塩浜操車場の東側、沿岸部の工業地帯にある製油所まで専用線は延びています。単線なのですが、昨年で廃止となった化学工場への専用線が製油所への入口手前までは並行しており、見かけだけは複線のようになっていました。操車場を南へ出ると住宅街の中を左へ大きくカーブする線形のため、直線で編成写真を撮れるポイントはあまりない感じでした。
11:17 タンク車を牽いて塩浜操車場に到着
11:23 貨車を置いて単機で戻る
11:30 DD51-1028+DD51-893+タキ1000・43000 5284列車となる
DLは2軸スイッチャーの重連でした。連結面を見てみましたが、通常の自動連結機とホース類での連結であり、永久連結というわけではありませんでした。
14:06 住宅街の中を塩浜操車場へ向かう。手前の線路は廃止となった石原化学専用線、らしい
14:19 本日の最終便。塩浜操車場内にあった1編成を牽いてきた 製油所入口付近にて
今回の訪問では、海山道の方との掛け持ちで11時台と14時台の運行を見ることができました。列車待ちの作業員の方に話を伺ったところ、運行は1日3回、プラス繁忙期に増発という体制だそうです。なにぶん油が売れないことには、今年の冬の増発列車はどうなるかわからないねぇと苦笑されていたのが印象に残っています。