一昨日河川敷を散歩の途中で、竹藪を覗いて見るとハチクが顔を出していました。例年よりは少し早い顔出しですが、早速まだ小さな初物を少しだけ採り、帰りにワカメと厚揚げを買ってきて煮込みました。
やはり初物はそれなりの美味しさを感じますし、まして自分で竹藪を掻き分けて採ったものは特別な味でした。
暫くは、ハチクを楽しめそうですが、競争相手も多くて、上手く採れるかどうかがポイントでしょう。
また、この日はハチクに合う食べ物をと考えて、カツオのタタキにしました。
先日高知から頂いた新タマにミョウガと大葉を添えて、季節感を味わいました。(まさ)
初物のハチク
ワカメ/厚揚げとの煮込み
カツオのタタキ
この時期はウツギの花が目立ちます。「ウツギ」という名前がつく木は多いのですが茎が中空になっている樹木の総称で、全てが同じ科ではありません。
良く目にする「ウツギ」でもスイカズラ科やユキノシタ科の植物があり、区別が難しいですが、近くで目にしたウツギや、散歩がてらに見かけた藤田邸跡公園や泉布観の風景を紹介します。
藤田邸跡公園は再三紹介しているように、藤田男爵の邸宅跡ですが、桜の宮橋の西北たもとにある泉布観は現在では国道1号線を挟んで向かい側にある造幣局(元の造幣寮)の応接所で(「泉布」は元々は貨幣を意味し、「観」は館と同じ意味のようです)、隣接して元の桜の宮公会堂(ここは元々は、造幣寮鋳造所の正面玄関だということです)もあり、狭いながらも非常に落ち着ける庭園があり、チョイチョイお邪魔させていただいています。
団地内で見かけた斑入りのタニウツギ(スイカズラ科)
同上
<藤田邸跡公園にて>
タニウツギ(スイカズラ科)
同上
ウツギ(=ウノハナ、ユキノシタ科)
同上
ヒメウツギ(ユキノシタ科)
多宝塔
キショウブ(アヤメ科)
多宝塔
マユミ(ニシキギ科)同じ科だけにニシキギの花と非常に似ています
同上
ニシキギ(ニシキギ科)
<泉布観にて>
旧桜の宮公会堂
同上
カエデの翼果
同上
コロナに伴う外出自制ですが、やはり天気の合間を見ては、ここなら大丈夫だろうと淀川や大川の河川敷に出かけています。
ここ数日は少し肌寒い日が続きましたが、折からのゴールデンウィークとあってか、同じような気持ちの人が多いのか、河川敷は家族連れやジョッギングの人々で通常以上の人出です。
それでも「蜜」という状態には程遠いと自己判断しています。
やはり、今年は例年と比べて色々な花の開花が少し早いようで、当てにしていた花がもう散りかけていたり、或いは期待していなかった花がもう見られるという状態です。
この時期やはり目につくのはニワゼキショウですが、同じアヤメ科のヒメヒオウギも非常に目立ちます。
またシロバナステンマなども目にするようになりましたが、最近見かけた花々を紹介します。(まさ)ハリエンジュ(=ニセアカシア、マメ科)はもう盛を過ぎていました
同上
ヒルザキツキミソウ(アカバナ科)
同上
ノイバラが水に映えて綺麗です
ニワゼキショウ(アヤメ科)白花
同上
ニワゼキショウ 紫花
同上
ヒメヒオウギ(アヤメ科) 花弁の下側3枚の模様が特徴です
同上
ハナショウブ(アヤメ科)
同上
シロバナマンテマ(ナデシコ科)
同上と大阪OAPタワー
ナヨクサフジが淀川河川敷の主役です
同上 アップで見ると可愛らしい花です
ムラサキカタバミ(カタバミ科) イモカタバミとの区別が難しいです
先日(4月30日)久しぶりに神戸の街を歩いてきました。
最近は神戸に行くといっても、妹の家に行ったり、亡き叔父さんの法事などで出かける程度でしたが、元々は神戸育ちですし、仕事も神戸でしていましたし、ツレアイと知り合ったのも神戸でした。
最近ツレアイの物忘れというか理解力の低下が更に一層と目立つようになり、素人目からもアルツハイマーが一段と進行しているように思います。
最近の緊急事態での外出自粛が理解できないので、自宅でジッとしているのが苦痛なようで、出来るだけ人出の少ない所へ連れ出すようにしていますが、久しぶりに懐かしい神戸に連れ出せば少し変化でもと思った次第です。
神戸に着いて、ツレアイが勤めていた会社や住んでいた場所などをふらりと歩いてきました。
約40年ぶりだったので、当然ながら当時の建物がそのまま残っているはずもなく、目的の場所を探し当てられないまま、県庁付近や元町商店街/センター街など神戸の雰囲気を懐かしむだけの散歩となりました。
お昼は懐かしい明石焼き(タコヤキと似ていますが、玉子が多くて柔らかく、出汁に付けて頂きます)を食べたのですが、何と神戸も緊急事態発令中でビールなどのアルコールサービスが無く、ビールなしの明石焼きはさっぱりでした。
また、元町商店街はソコソコの人出でしたが、さんちかは全店が閉まって、薄暗くひっそりとしており、改めてコロナ騒ぎの深刻さを感じました。(まさ)
山が近いトーアロード
同上 鯉川筋
ハクウンボク(エゴノキ科)。最初はエゴノキだと思ったのですが、葉の形や花が房状に咲いていることから、ハクウンボクだと思います。
同上
ベニバナトチノキ(トチノキ科) 生田筋の街路樹です
同上
同上
元町商店街 ここは人出も少しありました
見かけた下水のマンホール
同上
最近の我が家は鉢の数を減らして、出来るだけ手間のかからない植物がメインになっていますが、余り目にしない花が開花していますので紹介します。
まずは、二つある多肉植物の花ですが、いずれもキク科植物です。
どちらもよく似た形状の植物で、多肉植物にはあまり詳しくないので、同じ仲間で色だけが違うのだと思っていたのですが、花の形が少し違うので良く調べてみると属が違っていました。
オトンナ属の方ははっきりキク科と判る花ですが、セネシオ属の方は花だけを見ると素人目にはキク科かどうかは判りかねます。
もう一つは、チョコレート色の光沢ある葉が印象的なコプロスマ・レペンス(アカネ科)ですが、非常に小さな白い花が葉の根元に付いていました。(まさ)
キク科多肉植物 左側:オトンナ属(商品名;ルビーネックレス)、右側:セネシオ属(商品名;アーモンドネックレス)
オトンナ属の花
セネシオ属の花
コプロスマ・レペンスの花