老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

言葉の語源など その(46) ~「なるへそ」~ 

2020年09月25日 19時31分29秒 | 面白い言葉や語源など
 友人など知己の人と話している時に、納得した場合に「なるへそ」と言う言葉を使います。意味的には「なるほど」と同じ使われ方なのですが、「ほど」と「へそ」はどう違うのでしょうか?

 死語事典と言うのがあり、それによると
“「なるほど」という意味で、「へそ」という腹部の一部位を提示することにより、腹の底から納得した様子を表現しようとしている。”とあります。

 又、日本語俗語辞書では下記の説明がありました。
・納得や理解、同意をした際に使う言葉「なるほど」が崩れたものである。
・『ヘソ』とは体の腹部にあるくぼんだ部分以外に物の中央にある高い部分やくぼんだ部分を意味する。
・『ほど』は漢字で『火床(或いは火処)』で、いろりの中心のくぼんだ部分を意味する。
・つまり、『ほど(火床)』は『ヘソ』であるため、「なるほど」をなるへそと言い換えたとされている。
・なるへそは「なるほど」と意味は同じだが、ふざけた言い回しであるため、目上への使用は避けたい

 尚、今をときめく多忙な作家池井戸潤氏著で「なるへそ」という短編集がある様なのですが、 Kindle版 (電子書籍)或いはAudible版(ナレーター: 平川 正三氏)だけということです。(まさ)

秋の気配広がる  その②  ~色々な植物の実~

2020年09月24日 21時23分34秒 | 散歩中に見かけた風景
 秋は実りの秋ともいいますが、散歩途中に見かけた樹木の実などを紹します。
 

アメリカヤマボウシ(ミズキ科)の実が赤くなりました。 

シラカシのドングリも少し大きくなりました。    

シャリンバイ(バラ科)の実も少し色付いてきました

エゴノキ(エゴノキ科)

トウネズミモチ(モクセイ科)

シロヤマブキ(バラ科) ヤマブキは実ができませんがシロヤマブキにはできます。

サンゴジュ(スイカズラ科)の実は名前の様に真っ赤になりました。

アレチヌスビトハギの実。 厄介なヒッツキムシです

秋の気配広がる  その① 

2020年09月23日 19時06分07秒 | 散歩中に見かけた風景
 過ごしやすい気候になり、テニスも随分と楽になりましたが、往復の道中で見かける植物なども日ごとに様子を変えています。

 ここ数日、近くやテニスコート周りで見かけた花の様子をお知らせします。(まさ)
 

ヒガンバナ(ヒガンバナ科) 

同上 白花 

同上 赤花 

クコ(ナス科)ももう開花していました 

同上 アップ 

アレチヌスビトハギ(マメ科)
今までヌスビトハギという名だとばかり思っていたのですが、アレチヌスビトハギが正解のようです。 

同上 アップ

メリケンムグラ(アカネ科) テニスコート脇の側溝で見かけました。

同上 アップ

オオニシキソウ(トウダイグサ科)

同上 アップ

キンエノコログサ(イネ科)

秋の空。 テニスコートにて

同上

同上

四天王寺へのお彼岸参り  その② ~天王寺公園など~

2020年09月22日 19時22分56秒 | 旅行/色々な風景
 四天王寺の参拝を終えた後は、いつもの様に天王寺公園の中を通って天王寺へ。

 河底池の水生花園では、コウボネが見頃を迎えておりましたが、ホテイアオイはまだチラホラ咲きで、しかも近づきにくいので上手く写真が取れませんでした。

 テンシバに入ると、初めて見るような沢山の人出にびっくり。
家族連れが多くて、動物園への入り口も行列が出来ている始末。
世の中は4連休で、少し暑いものの秋晴れの空の下へと、出かけられた人々なのでしょう。(まさ)

〈河底池・水生花園〉

ホテイアオイ

コウボネ

同上

同上

ヒガンバナ

〈テンシバ〉

沢山の人出

同上

動物園に入場するための行列

テンシバで寛ぐ家族連れ

四天王寺へのお彼岸参り  その① ~愛染さんと四天王寺~

2020年09月21日 21時00分18秒 | 旅行/色々な風景
 秋のお彼岸の中日は明日なのですが、今日は二人の都合が合ったので四天王寺へのお参りをしました。
いつもの様に地下鉄の四天王寺夕陽丘で下車すると、沢山の人(“善男善女”?)で溢れていたので、いつもと少しルートを変えて、道の向かい側にある愛染堂勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)に寄ってみました。

 ここは、1400年以上も昔の飛鳥時代、西暦593年(推古天皇元年)に、聖徳太子が敬田院、施薬院、療病院、悲田院からなる四天王寺を建立された時の、施薬院の跡と言われています。
因みに、この内の敬田院は寺院そのものであり、施薬院はあらゆる薬草を栽培して、病に応じて人々に与えられるようにと建立されたのです。

 このお寺で聖徳太子が勝鬘経というお経を人々に講ぜられていたため、勝鬘院(しょうまんいん)と呼ばれるようになりました。

 正式名称は勝鬘院ですが、平安時代以降は金堂に愛染明王が本尊として奉安され、愛染明王信仰の普及とともに、勝鬘院全体が愛染堂と通称されるようになりました。

 金堂に祀られる愛染明王は、主に縁結び・良縁成就・夫婦和合・愛嬌開運の功徳があることと、境内にある「愛染めの霊水」は飲むと愛が叶うといわれ、女性参詣者が毎年たくさん訪れますし、毎年6月末~7月初の「愛染祭り」は非常に華やかで、大阪の名物になっています。


 この愛染堂を拝観した後は、道を渡り四天王寺へ。
参道は相変わらず沢山の人でしたが、境内に入ると少し様子が違いました。
毎月21日は「お大師さん」として、沢山のひとで溢れ、境内は出店で埋め尽くされるのですが、今日は人はソコソコ多いものの、出店が極端に少なく(いつもの3割以下か?)、賑やかさが全くありませんでした。

 日中はまだ暑さも厳しかったので、お参りだけ済ませて早々に退散しました。(まさ)


地下鉄四天王寺夕陽丘駅近くで見かけた、熊野街道の道標

四天王寺の支院の真光院

〈愛染堂勝鬘院〉

山門

金堂

多宝塔

境内で見かけた季節外れのピンクのサクラ

直ぐ近くに大坂七坂で有名な「愛染坂」があります

〈四天王寺〉 出店は少ないです。

境内の様子

同上

同上