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老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

言葉の語源など その(46) ~「なるへそ」~ 

2020年09月25日 19時31分29秒 | 面白い言葉や語源など
 友人など知己の人と話している時に、納得した場合に「なるへそ」と言う言葉を使います。意味的には「なるほど」と同じ使われ方なのですが、「ほど」と「へそ」はどう違うのでしょうか?

 死語事典と言うのがあり、それによると
“「なるほど」という意味で、「へそ」という腹部の一部位を提示することにより、腹の底から納得した様子を表現しようとしている。”とあります。

 又、日本語俗語辞書では下記の説明がありました。
・納得や理解、同意をした際に使う言葉「なるほど」が崩れたものである。
・『ヘソ』とは体の腹部にあるくぼんだ部分以外に物の中央にある高い部分やくぼんだ部分を意味する。
・『ほど』は漢字で『火床(或いは火処)』で、いろりの中心のくぼんだ部分を意味する。
・つまり、『ほど(火床)』は『ヘソ』であるため、「なるほど」をなるへそと言い換えたとされている。
・なるへそは「なるほど」と意味は同じだが、ふざけた言い回しであるため、目上への使用は避けたい

 尚、今をときめく多忙な作家池井戸潤氏著で「なるへそ」という短編集がある様なのですが、 Kindle版 (電子書籍)或いはAudible版(ナレーター: 平川 正三氏)だけということです。(まさ)

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