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老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

出平(でべら)カレイ・叩きカレイ

2018年02月20日 20時29分32秒 | 食べ物
 春先の瀬戸内地方の名産に出平カレイというのがあり、私の大好物での一つです。
先日の淡路島サンセットライン沿いのドライブ途中の水産物屋で、目に付いたので早速購入しました。

 名前の由来を調べてみると、
・形が手の平のような形なので⇒ 手平(テビラ)がなまって⇒ デベラ
・デメヒラメがなまって⇒ デベラ
などの諸説があるようです。

 いずれにせよ、下の写真のように口からエラにかけて、細い竹のようなもので刺されて、並べられている干されるユニークな干物です。

 食べ方としては、これを木づちか金づちで、背骨や周りの骨を叩いて柔らかくしてから炙って醤油を掛けて食べるのが一般的ですが(その為か、兵庫県などでは叩きカレイとも呼びます)、私は油で揚げてから食べるのも大好きですし、広島県の尾道周辺では更に色々な食べ方があるようです。


 所で、この原稿を書くために、確認と思って調べてみると、名前の通称は出平カレイなのに、元の魚はカレイではなくてタマガンソウヒラメというヒラメの仲間だという事が判りました。

 元々カレイとヒラメは区別がつきにくいのですが、昔から“左ヒラメに右カレイ”というように、(日本産の場合は)目を上向きにした場合に、顔が左側にあればヒラメ、顔が右側ならカレイということになるようです。

 名前からしててっきりカレイだと思っていたのですが、実はヒラメだったとか・・・
大好物だと言いながらも、このような違いにも気付かないのですから、いい加減なものです。

 このような勘違いというか、間違ったまま勝手に決め付けている事柄の多さに、この年になっても愕然とし、ブログなどに書き込む際の確認の大事さを痛感する次第です。(まさ)


このような状態で干されています

細い竹又は縄などで、口からエラを通されています

(左)叩く前(右)叩いた後、 確かに、顔が目の左側にありヒラメです

炙って、醤油を掛けて食します

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