老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

ツツジの葛城山へ  その① ~山上からの景色と、ツツジ園~

2019年05月16日 20時34分55秒 | 旅行/色々な風景
 ツツジで有名な葛城山に初めて行ってきました。
大阪府と奈良県の境にあり、金剛生駒紀泉国定公園に属していて、大阪からは近い山なのですが、先日の信貴山同様に何故か今迄行く機会がなかったのです。

 間もなく、車の運転を止めることにしているので、車のある内に何とか行きたいと思い、先日からツツジの開花状況と天気予報を気にしていたのですが、雨の心配もない昨日に決行しました。

 この時期には平日といえども、駐車場やロープウェイが大混雑とのことだったので、少し早起きして7時に自宅を出発しロープウェイ下の駐車場には8時過ぎに到着しました。

 すでに駐車場は車で一杯でしたが、臨時駐車場に入れましたし、ロープウェイも時刻表に関係なく折り返し運転をしており、お陰で9時前に山上駅に無事到着。

 絶好の天気で、高低差561mを6分で登るロープウェイからは奈良盆地の南側や大和三山がはっきりと見える壮大な景色を楽しめました。


 山上駅からツツジ園までは約10分強の距離ですが、途中で山頂に寄って大阪地区の景色を楽しんだり、休憩しながらゆっくりと歩きました。
ツツジ園に近づくにつれて鮮やかな新緑の合間に見えるツツジが徐々に増えて行き、期待感が膨らみます。

 いよいよ「自然つつじ園」に到着すると、眼下にはまるでカーペットを敷きつめた様な鮮やかな深紅のツツジが広がっており、一目百万本と言われるのも納得できました。
今年の桜やフジの花見は少し早い時期に行くことになりましたが、このツツジは正にドンピシャのタイミングでした。やはり植物の神様は最後に微笑んでくれたようです。

 少し調べて見ると、かっては山頂付近は笹で覆われていたのが、1970年頃に笹が花を咲かせた後に一斉に枯れ、その跡にツツジが自然に生えてきて群生したようです。

 何れにしても、大きな灌木になったツツジが(詳しい品種は調べていませんが、ヤマツツジという説明のパンフレットなどが多いようです)びっしりと群生し、一斉に開花している様子は壮観です。

 朝が早かったので、少し早目の昼食を摂り山を下りましたが、帰路はロープウェイではなく徒歩でハイキングコースを通りましたので、途中で見かけた花などと共に改めてお知らせします。(まさ)


ロープウェイの葛城登山口駅

ロープウェイからの風景。奈良盆地と大和三山が一望できます
山上駅の展望台から大台ケ原方面も見えますが、生憎と雲がかかっていました

鮮やかな新緑の合間にツツジが見え始めました

山頂。 パンフでは959.7mとあり、六甲山より少し低い程度です

大阪方面を眺める。やはりハルカスは目立ちます

つつじ園に近づくに連れて、ツツジが増えて期待が膨らみます

「自然つつじ園」に到着

眼下に深紅の大群生が広がっています

早速カメラを構えるハイキンググループの人たち

圧倒される景色です

ツツジの蕾

お馴染みのコバノミツバツツジも混じっています

少し遅咲き種のサクラもありました

まるでツツジに埋まりそうな登山道です

下から見上げるつつじ

大きな株になっています

ツツジの向うには金剛山もはっきりと見えました

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しまんとのえっちゃん)
2019-05-16 21:58:55
>笹が枯れた後に自然に生えたなんて すごーい!素晴らしい眺めですね♪大阪に住んでて ちっとも知りませんでした!マサさん近辺にいいとこ いっぱいありますね♪


返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。