(昨日、丹波地方にカタクリの花を見に行ったついでに、出石や竹田城跡まで足を伸ばしましたので、今日はこのお知らせをと思っていましたが、その時に撮った写真の処理でトラブルが発生しましたので、その関連は明日以降にお知らせすることとし、とりあえず前から気になっていてアップが遅れていました福島原発事故に伴う汚染土壌処理について、記事アップします)
昨年7月1日付のこのブログでもふれましたが、福島第1原発事故の除染で出た汚染土壌は莫大な量になり現在指定場所に保管されていますが、これの処分について、窓口になっている環境省としては、
“1kg当たりの放射性セシウム濃度8,000ベクレルを上限に、管理しながら道路の盛り土などに使用し、表面をコンクリートなどで覆うことで放射線量を安全レベル(「原子炉等規制法による安全に再利用できる基準は1㎏当り放射性セシウム100ベクレル以下(クリアランスレベル)まで落とすことが可能”としていました。
しかし、これに対しては
“盛り土などの耐用年数は70年とされている一方、福島の原発事故で放出された放射性セシウムは、半減期30年のセシウム137と2年のセシウム134が主だと言われており、8,000ベクレルのセシウム137は100ベクレル以下になるのは180年以上を要し、管理上の問題がある”
という、否定的な意見も出ています。
今回、環境省は新たに3月27日の「中間貯蔵除去汚染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」で、新たに「土を取った跡などのくぼ地に汚染土を埋め造成地として、農地・住宅地・工業用地・空港用地・緑地などに利用する」という案を提案した様です。
但し、これには地下水汚染の危険性や、植物が根から吸収する放射性物質の問題については一切触れられていませんし、ましてこの「緑地」には「公園」も含まれるというバカバカしい事らしいので、とても真面目に検討する気にもならないでしょう。(まさ)
昨年7月1日付のこのブログでもふれましたが、福島第1原発事故の除染で出た汚染土壌は莫大な量になり現在指定場所に保管されていますが、これの処分について、窓口になっている環境省としては、
“1kg当たりの放射性セシウム濃度8,000ベクレルを上限に、管理しながら道路の盛り土などに使用し、表面をコンクリートなどで覆うことで放射線量を安全レベル(「原子炉等規制法による安全に再利用できる基準は1㎏当り放射性セシウム100ベクレル以下(クリアランスレベル)まで落とすことが可能”としていました。
しかし、これに対しては
“盛り土などの耐用年数は70年とされている一方、福島の原発事故で放出された放射性セシウムは、半減期30年のセシウム137と2年のセシウム134が主だと言われており、8,000ベクレルのセシウム137は100ベクレル以下になるのは180年以上を要し、管理上の問題がある”
という、否定的な意見も出ています。
今回、環境省は新たに3月27日の「中間貯蔵除去汚染土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」で、新たに「土を取った跡などのくぼ地に汚染土を埋め造成地として、農地・住宅地・工業用地・空港用地・緑地などに利用する」という案を提案した様です。
但し、これには地下水汚染の危険性や、植物が根から吸収する放射性物質の問題については一切触れられていませんし、ましてこの「緑地」には「公園」も含まれるというバカバカしい事らしいので、とても真面目に検討する気にもならないでしょう。(まさ)