晩秋３題：アメリカハナミズキ／キンモクセイ／アケビ

◆朝晩めっきり涼しいというより肌寒い位になり、いよいよ紅葉の時期ですが、例年関西で紅葉が一番早いのはアメリカハナミズキで、団地内でも紅葉が始まりました。
赤い実を付けた紅葉は、本当に可愛らしいです。

◆この時期、あちこちから漂ってくるのはキンモクセイの香り。
独特の甘酸っぱい香りで、特に夜など暗い道を歩いている時にはこの香りが強く感じられるように思います。
今年は特にあちこちで一斉に開花という感じですが、昨日テニスを楽しんだ大阪市の鶴見テニスコートは周囲の生垣の多くがキンモクセイで、甘い香りの中でのテニスとなりました。

香水にもなりますが、中国ではこの花を白ワインに漬けこんだ桂花陳酒というお酒が有名で、中華料理店で味わったこともあります。

◆以前お知らせしたように、夏前にこのテニスコートの敷地内でアケビを見つけましたが、昨日見ると少し色づいて、心なしか甘い香りがしていました。
果実に線も入っていて、間もなく熟して割れ目ができ、中から独特の薄紫色の果肉と種が見えることでしょう。（まさ）


アメリカハナミズキの紅葉

赤い実がとても可愛いです

鶴見テニスコート横のキンモクセイの生け垣

キンモクセイの花。香が漂ってきそうです

少し色付いたアケビ